「小日本では人気者アル。余程、栄養たっぷりの餌を与えたアル」と知ったかぶりして、冷静さを装う上司。檻の中で咆哮をあげるパンダの凶暴な面構えに小便をちびる。
空腹なのか、苛つく2頭が檻に強烈な体当たりを喰わせ、頑丈な鉄格子を壊れそうなほど軋ませる。しかも、飼育係が慌てて差し出す餌の竹を一撃で乱暴に払い除ける。
獰猛な巨体パンダに怯え、ぶるぶる震える税関一同。「よしっ、検疫はもういいアル。共産党本部が返還を求めたのだから、そちらに急送するヨロシ!」と責任者が即断した。
パンダ2頭を積み込んだ輸送用トラックが直ちに北京に向かって走り出す。「憎き小日本から戻った珍獣だ。習国家主席様もさぞお喜びだろう」とニンマリ微笑む責任者。
「あのう・・・」歳若い担当者が遠慮がちに申し出る。「アレ、パンダの本物アルか?」と、男が広げた手には白いペンキがベッタリ。「顔と腹に塗られていたような・・・」
数日後、幾人もの共産党幹部が喰い殺される惨劇が中南海を襲う。この阿鼻叫喚の地獄絵図こそ、後に中華人民共和国の崩壊の招く「人喰いヒグマ事件」であった。
・・・ってな、くだらない妄想エントリですまん、すまん。今年も締まらない終わり方になるけど致し方ない。年内にまだ幾日か残すものの、早々に店仕舞する。
いや、その前に前回エントリ「2025年イラスト総集編」から読者の皆様が選んだ最優秀作品を発表しよう。優秀でも何でもないところが情けないけどさ(恥)
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