総理の公式訪問に際して、アメリカの歓迎ぶりが熱い。空港の出迎え式典から、大統領主催の公式晩餐会に至るまで、まさに国家元首級の超VIP扱いだ。
晩餐会のメニューは、ハワイでレストランを営む「料理の鉄人」松本雅治氏が監修する日米フュージョンスタイルの創作料理とか。
前菜は鮪入りのシーザーサラダを薄気味に包み、水引をあしらえて供されると云う。これを朱塗りの箸で頂くそうだから、まるで結婚式だ。
乾杯するのは総理の地元、山口県の酒。それに日系米人が作るカリフォルニアワインが加わる。何とも念の入った「お・も・て・な・し」だ。
米政府がここまで親密ぶりをアピールしてくれると、何だか面映いが、それだけ日米双方にとって互いが大切なパートナーなのだ。
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