2024年06月15日

EUの右旋回

先週9日、欧州議会選挙が27のEU加盟国で実施された。大半の国々で集計が完了し、全720議席の勢力図が判明。欧州統合に懐疑的な右派の躍進が明らかになった。

この結果に慌てたか、本邦マスゴミ各社が一斉に「極右ガー」「ポピュリズム政治ガー」「自国第一主義ガー」と発狂し、欧州の先行きに懸念を唱えつつ、欧州の有権者を罵る。

報道姿勢はトランプ氏に対する批判や嘲りにも似る。氏を分断と格差を生む悪玉と見立てて再選の予測に怯え、支持者は愚かな底辺労働者と決めつける遣り口だ。

あるいは数年前、英国が国民投票でEU離脱を決めた際、欧州内の対立激化だの、英国は経済破綻必至だのと騒ぎ、ブレグジット支持派を一方的に馬鹿扱いした無礼さを思い出す。

欧州各国のメディアがどう表現するか知らないが、英語では Far Right と呼ぶから「極右」は間違いじゃないが、せいぜい右派や保守派とする方が実態に近いだろう。

EU中枢が幾ら高邁な理想を唱えようと、国家主権の喪失や移民の流入で生活が悪化した、と考える一般民衆は数多い。他国第一主義を嫌えば「極右」扱いとは乱暴過ぎる。

統合推進や脱炭素の名目で重税を搾り取られた上、国や地域の伝統文化や固有の生活様式をぶち壊され、国境を撤廃されて、見ず知らずの乞食連中に近所をうろつかれちゃ困る。

人々がそう感じたとて、何ら不思議はない。欧州統合による単一市場の拡大と経済効率アップで、経済的に多少豊かになったとしても、失うモノがデカ過ぎる。

平和、人権、自由などの建前好きなグローバリストは隠れ共産主義者だ。奴らの手のひらで踊らされるのは真っ平御免と、まともな神経の持ち主なら反発心が湧く。

欧州本部に巣食う一握りのエリートたちが、思うがままにEU圏内4億人を支配するなんて土台無理な話。中国、ロシアや北朝鮮みたいな独裁体制じゃあるまいしw


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ラベル:欧州議会 極右 EU
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2024年06月08日

EVの終焉と国交省のバカ

地球が寒冷期と温暖期を繰り返す悠久の歴史を思えば、気温の上下に気を揉むのは阿呆の極み。20世紀後半からの温暖化騒ぎは、ヒートアイランド現象による錯覚だろう。

科学的な観測や統計では「気候危機」を示す証拠は検出されないぞ、とノーベル物理学賞受賞者のクラウザー博士が全否定した昨年あたりから、EV業界に逆風が吹き出した。

夏の暑さで思わぬ火災を招き、冬の降雪で機能劣化して運転不能になるEV。購入時の補助金込みでも価格が高過ぎるとあって、まさに「悪かろう、高かろう」だ。

しかも環境に優しい筈が、搭載バッテリーの過剰な重量が災いして走行中に路面を削り、粉塵を大気に撒き散らす公害問題が指摘される始末。消費者がEVを嫌うのは当然だ。

グローバリストが幾らエコだヘチマだと煽っても、EV需要は低迷の一途。この先、ガソリン車やハイブリッド車との競争に敗れ、自然淘汰に至るのは目に見えている。

そう結論付けた欧米のアクションは早い。欧州では米メルセデス・ベンツはEV販売計画を大幅に縮小し、伊フィアットは小型EVにガソリンエンジンを搭載するらしいw

米ビッグ3もEV投資の削減案を発表し、アップル社はEV開発を放棄した。かのイーロン・マスク氏でさえEVに興味を失い、今後はAI中心のビジネス展開を目論むとか。

コレじゃ2035年までの完全EV化など絵に描いた餅。EUは合成燃料(e-fuel)なら云々と屁理屈を捏ねつつ、エンジン車の新車販売禁止という無謀極まる方針を撤回した。

技術力で圧倒的に優位な日本の自動車業界を潰そうと、脱炭素ネタでEV化をゴリ押しする欧州勢の謀略は頓挫した。EV生産で世界制覇する中国の夢は破れた。ザマアミロ!

まさに日本軍の大勝利。EV化の戯言に踊らされず、高性能なハイブリッド車を主軸に躍進するトヨタやホンダなどの自動車メーカーは、我ら日本国民の誇りだ。


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2024年06月01日

緑の狸か赤い狐か

7月7日投開票予定の東京都知事選。小池知事は未だ立候補を表明していないが、6月20日の告示日直前、メディアが選挙、選挙と騒ぎ出す時点で、華々しく参戦を宣言するつもりか。

何しろスポットライトを浴び、実物以上の存在感を示したがる見栄っ張りだものw。慌てて登場し、他候補者と同様に軽く扱われるなど以ての外と、彼女なりの計算がありそうだ。

舞台を温めるのは前座の立候補者たちに任せて、トリを務め、盛大な拍手喝采を貰ってこその真打。現職知事として都政を語れば、誰にも負けぬとの自負もある筈。

とは云え、過去2期8年も務めながら、都知事としての実績らしい実績は何もない。選挙公約は清々しいほど、ひとつも果たせず、ひたすら無能ぶりを曝し続けてきた。

無駄にカタカナ言葉を並べて大衆を煙に巻くだけで、政策の中身は空っぽ。それでも、かっての石原知事が都の財政再建を果たしたから、後継者は何をしようとボロを出さずに済む。

思えば石原御大は、ディーゼル車規制や銀行外形標準課税導入の実地、現金給付からサービスへの福祉転換、五輪招致や東京マラソンの実現など通じ、都民の生活を豊かにしてくれた。

外郭環状道路の凍結解除や羽田空港の国際化などインフラ整備を進める傍ら、尖閣諸島購入を表明するなど、選挙スローガン通り「東京から日本を変える」ホンモノの政治家だった。

石原・小池両都政を今更比較しても無意味なのは分かっちゃいるが、緑の狸が3期目に挑戦するにせよ、石原さんの再選を支持、応援したほどの熱量が都民にはない。

むしろ誰もが、もういいから狸は引っ込めよ!ってな気持ちを持つ。ゆえに東京都の52区市町村長が小池に三選出馬を要請したと聞き、何だソリャ?と耳を疑った。


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2024年05月25日

ハマス寄りの世論

テロリスト集団ハマスによる鬼畜の所業に対し猛烈な怒りが沸かぬとすれば、事の善悪が判断出来ないほどの馬鹿か、良心が欠落しているか、そのどちらかだろう。

いや、中露イラン北鮮など独裁国家群に寄り添うマスゴミが垂れ流すフェイク報道を真に受け、可哀想なパレスチナ!と哀れみや同情にかられてしまう情弱者か。

ガザのニュース映像に度々登場する、血まみれの女子供が瓦礫の中を逃げ惑う姿には、イスラエルが悪い、その後ろ盾たる米国も悪い、と錯覚、誤認させる影響力がある。

しかし冷静に考えれば、全長500km以上に及ぶ地下要塞を構築したハマスが、なぜパレスチナ市民をソコに匿わぬか、なぜ地上に置き去りにして空爆に晒すのか、疑問を抱いて当然。

ヨルダン川西岸地域のパレスチナ代表を装いながら、実はハマスこそが地域住民を脅し、自由を奪い抑圧し、子供たちをテロリストに育てる組織暴力団ではないのか。

そもそも1988年に急拵えの新興国家ゆえ、体制の未熟さが致し方ないが、インフラひとつ整える気もなく、水や電力までイスラエルからの「頂き女子(?)」とは呆れるばかり。

しかも難民救済ネタで、長年、国連その他から巨額の支援を得つつ、幹部連中が大半を懐に入れて、ドーハの高級ホテルで贅沢三昧の暮らしと聞けば腹が立つ。

そしてもっともっと腹立たしいのは、こいつら幹部の手足たる屑どもが、昨秋、何の前触れもなくイスラエル側に侵入しやらかした卑劣で残虐な無差別テロだ。

白昼堂々、女子供はおろか赤ん坊まで含め、数千の一般市民を嬲り殺したのは事実。音楽祭を襲い誘拐した数百人の若者たちも、既に殺害されてしまった可能性が高い。

若い女性たちは性暴力の犠牲になった。つい近頃、地下要塞内(トンネル)内で遺体が発見され、埋葬されたシャニ・ルークさんに関する記事など読めば涙が溢れる。


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2024年05月18日

不逞外国人を追放せよ!

中東系の労働者が大挙して日本に押し寄せたのは、かれこれ30年以上も前か。バブル景気華やかなりし頃、人手不足の穴埋め役は、主としてイランからの渡航者だった。

彼らが従事したのは、必ずしも「キツイ、汚い、危険」の3K仕事とは限らず、建設現場や工場、飲食店、植木屋や左官屋の見習いなど多種多様で、業界は幅広かった。

人手不足の中、言葉もままならぬ環境で黙々と働く移民に対する世間の眼差しは優しく、当初は自治体はじめ社会全体であれこれ受入れ策を講じたように記憶する。

ところが、バブル崩壊後のデフレ不況で事情が大きく変わる。仕事にあぶれたイラン人が手を染めたのは、違法薬物や偽造テレホンカードの密売など安直な犯罪だった。

喧嘩や恐喝なども頻発し、彼らがたむろする界隈が危険地帯となるのに時間はかからない。社会不安が広がり、不逞外国人を締め出せとの国民の声が大きくなる。

問題解決に向け、政府のアクションは素早かった。日イ間のビザ相互免除協定を停止し、オーバーステイで居座る不法滞在者を一斉検挙して国外に追放した。

その結果、90年代初めに4−5万はいたイラン人は急減し、街で見かけなくなった。週末に代々木や上野の公園をわが物顔で占拠した彼らの集会はあっさり消滅した。

この経緯を知るせいか、川口のクルド人など移民の犯罪が話題になる度に、対策は難しくない筈と感じる。入国管理を厳格化し、不法滞在含む犯罪者を追放すればいい。

世界中どこの国だろうと、外国人が好き勝手に暮らしたりは出来ない。国の定めた条件に適う者だけが期間付き滞在を許可されるに過ぎず、罪を犯せば国外退去命令を受ける。

永住許可を得た外国人でも扱いは同じだ。ゆえに、入管法改正に対して屑マスゴミが、「永住資格、不安定化に懸念『選ばれる国』逆行も」などとイチャモンをつける姿に呆れる。


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2024年05月10日

土俵際の岸田

衆院補選の自民惨敗にもかかわらず、平然とした表情の岸田首相。自らの失政を認めようともせず、政治資金収支問題が「逆風」になったと嘯く鈍感力に呆れる。

安倍元首相暗殺直後は統一教会ネタ、近頃は「裏金」ネタで清和会など党内のライバルを次々に潰したから、岸田降ろしの風吹かず、と慢心する様子が憎らしい。

マスゴミが岸田「左巻き」政権を応援するつもりか、あるいは早期解散を促して政権交代に繋げる策略か、政権支持率上昇など報じるから、本人も悪い気はしないだろう。

ソレにしても、この期に及んで不支持から支持へと心変わりする有権者がいるんだろうか?新聞記者のデッチ上げと決めつける訳じゃないが、支持率の数値は不自然だ。

国賓として米議会で名演説をぶちかましたゾ、と首相本人はご満悦らしいが、あれだけ大統領に舐められたら、日本国民のプライドを傷つけるだけで人気回復には繋がらぬ筈。

バイデン氏がサングラス姿で出迎えたり、晩餐会に平服で登場したり、かと思えば、国賓(?)の肩を抱いて子分扱いしたり、この侮辱に岸田が一切怒らぬのも鈍感力ゆえか。

米民主党が用意した演説原稿を読み、莫大なウクライナ支援を肩代わりして米国のATMになります!と胸を張る姿は、まるで猿使いが操るままに宙返りを繰り返すエテ公だ。

ゆえに思う。もしや岸田が北朝鮮訪問を画策するから、マスゴミが支持率上昇を囃すのかと。米国の後押しで、北への巨額支援を約束させようと彼らは躍起になっているようだ。

無論、拉致被害者の奪還は日本国民の悲願だが、数名の帰国でテロ国家の重大犯罪をあっさり許し、カネまで与えちゃ筋が通らない。そもそも推定拉致被害者数は千名にも及ぶ。


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2024年05月04日

「われ、正気か!」

広島弁は怖い。「やる時はやるんじゃけえのう」とか「われ、ぶち殺しちゃるど」なんて凄まれたら、座り小便して「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣き出してしまう。

コレって間違いなく、往年の名作映画「仁義なき戦い」の影響だ。菅原文太や松方弘樹の吐く広島訛りの言葉は乱暴、粗野にして、如何にもヤクザっぽい。

ゆえに「おかしな常識・言論がまかり通る世の中を容赦せずナデ斬りじゃ!」と謳い、全編広島弁で語る憂国の書「われ、正気か!」を手にした時、著者の近影に拍子抜けした。

あれ?、橋本琴絵なる著者は、パンチパーマの似合う凶悪な人相の中年男じゃないぞ。眼差しに聡明さが溢れる、たおやかで清楚で、知性的な若くて綺麗な女性なのだ。

彼女は日本を蝕む誤った歴史認識と国家観の欠如を嘆き、政治の腐敗を暴き、併せて解決の道筋を示すため、愛国の情を素直に故郷の言葉で綴るべき、と考えたらしい。

ソレは成功した。洞察の深さや学識の豊かさと荒い広島弁のミスマッチ感が何とも愉快。こちらは本の内容に感銘を受けつつも、比喩の巧みさも相俟って、時に爆笑させられる。

もっとも、日本を取り巻く近代史や国際環境を正しく認識し、巧妙に隠蔽され改竄された真実を明かす橋本さんは、反日パヨク陣営にとって酷く憎らしい敵だろう。

映画に拘る訳じゃないが、親特亜勢力など悪党相手に美しい殺陣を演じる彼女の姿は、「仁義なき戦い」と同年代の任侠モノ「緋牡丹博徒」のお竜(藤純子)を彷彿とさせる。

真っ当に生きるため理不尽で卑劣な敵と対峙し、命懸けで戦い抜くカッコ良さに痺れる。正義の怒りに共鳴する。お竜さんは博多弁で、橋本さんの広島弁とは違うけどさw


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2024年04月27日

明日の決戦に向けて

前回のエントリ「天皇賞と衆院補選」に掲載した拙イラスト、飯山あかり騎手跨る名馬ニホンホシュトーが疾走する場面を今一度ご覧頂こう。

東京15区衆院補選をレースに例えるなら、既に第4コーナーを回って直線勝負。(と、ここで実況中継風に)さあ、先頭のリッケンキョーサンがこのまま逃げ切るか。

二番手はやや失速か、イシンノカイ。続くタヌキファーストは落馬か、乙武騎手の姿がありません。おっと、ここで後方の団子状態を抜け出たニホンホシュトー。

大外からスルスルと、見事な差し脚を伸ばすニホンホシュトー。速い、速いぞ。追い上げるぞ、ニホンホシュトー。終盤やや苦しいか、リッケンキョーサン。

絶叫と悲鳴で揺れる観客席。リッケンキョーサンとニホンホシュトーが、ゴール直前のデッドヒートだ。リッケンか、ホシュトーか!ホシュトーか、リッケンか!!

うわああああああ!・・・と云うことで、レース終了後、めでたく記念写真に収まるのが、万歳する飯山あかり騎手と喜色満面の百田オーナーだといいなw


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2024年04月20日

天皇賞と衆院補選

ギャンブルに関心のないブログ主だが、日曜の午後は競馬中継を眺めることが多い。競走馬や騎手もよく知らないし、勝馬投票券も買わないが、TV観戦は楽しい。

サラブレッドが全速力で駆け抜ける姿はひたすら美しく、騎手の手綱捌きは鮮やかだ。僅か数分のレースが見せる勝負の駆け引きとドラマチックな展開に心が踊る。

重賞レースも’G1’となれば盛り上がり方が違う。巨大スタンドを埋め尽くす観客の声援とアナウンサーの絶叫を背景に、いつの間にやら己が緑の芝を疾走する錯覚に陥る。

まさに人馬一体で躍動し、ゴール目指して鼻息も荒く高みへと登り詰める興奮を味合う。レースで全力を使い果たした後の気だるい虚脱感もたまらない。

来る4月28日(日)は恒例の如く、京都で天皇賞が開催される。競馬ファンならずとも、桜の花見同様、国民にとって春の一大イベントだ。エンジョイしよう。

さて、このG1レースに比べると、同日投開票の衆院補選は面白くない。東京15区、島根1区、長崎3区の住民以外は投票権がないからツマラナイんだろ、とは言わせない。

国政を左右する選挙である以上、経済や国防など国民が関心を抱くテーマで、候補者や政党が丁々発止と主義主張をぶつけ合うなら、興味深いレースが期待出来る筈。

にもかかわらず、ひたすら候補者名を連呼しつつ選挙カーが街を駆け抜ける姿は無様だし、各党が真っ当な議論に臨むでもなく、罵り合いは泥試合そのモノだ。

選挙期間の今、駆け引きの妙味もないしドラマチックな展開もない。候補者が語る言葉は陳腐で空疎。原稿を書いてる連中が世間を舐めているとしか思えない。

例えば、東京15区。9名も候補者がいて「しがらみのない政治に」とか「日本を変えよう」と異口同音に繰り返すが、主張に具体性が無さ過ぎて話にならない。

「クリーン」「人に寄り添う」「新しい政治」など、大衆ウケを狙って耳に優しいフレーズを使いたがるが、だからどうすんだよ?と云う質問に答える気はなさそうだw


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2024年04月13日

卒業したんでしょ?

元「都民ファーストの会」事務局長にして弁護士の小島敏郎氏が、文藝春秋を通じ「小池都知事による学歴詐称疑惑の”隠蔽工作”に手を貸してしまった」と告白した。

小池が自慢する「カイロ大学を首席で卒業」との輝かしい学歴は、これまで疑義が呈される度に、何故か本人に都合よく有耶無耶になったが、今回はそうもいかないだろう。

なにしろ元側近が述べる事の経緯は信憑性が高い。不可解極まる同大の卒業証明レターを書いたとされるジャーナリストを”Aさん”と仮称する以外、伏せた事実はなさそうだ。

仮に学歴詐称なら、公職選挙法235条違反で2年以下の禁固刑相当の犯罪に当たる。何があろうと図々しく狡賢く立ち回ってきた緑のタヌキも、ここに至って万事休すか。

勿論、本物の卒業生なら正式な証明書を入手すればいい。世界中どこの大学でも氏名、専門学科や年度を記した卒業証明書を発行してくれる。ソレを開示するだけの話だ。

にもかかわらず、小池は憔悴した表情で定例会見に臨み、記者から本件を問いただされると「カイロ大学が卒業を認めている」と曖昧に言葉を濁すのみ。怪しさが募る。

聞くところ、現地名門大学卒業を吹聴する割には語学が大の不得手らしい。優秀な中東学者、飯山あかり氏によると、小池のアラビア語などせいぜい2歳児レベルとかw

若気の至りで、見栄っ張りな嘘を吐いたのが運の尽き。後年、出世階段を駆け上がる過程で修正もままならず、老いた今、虚飾に満ちた己の人生を後悔していることだろう。

絶大な権力さえ握れば、過去は望むがままに書き換え可能と錯覚し、政界で高みを目指したたとすれば愚か過ぎる。幾ら詭弁を弄しても、世間は真実を見抜く。


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