2022年12月28日

2022年、イラスト総集編

もう幾つ寝るとお正月。さあ、今年も締めくくりは恒例のイラスト総集編だ。作者厳選(?)の24枚をご覧の上、そうそう、こんなネタがあったっけと思い出して欲しい。

ロクな作品がないねと云われても驚きはしない。ソコはブログ主自らの率直な感想と変わらない。色や構図の巧拙は兎も角、ウキウキする絵が見当たらない。

日々見聞きするニュースがもたらす怒りや悲しみ、時には悔しさが絵柄に反映されたとは云え、もうちょっと綺麗で愉し気なイラストを並べたかったと思う。

左上の年初から右下の年末に向かい、作品を掲載順に並べてみたが、安倍総理暗殺事件の衝撃で意気消沈し、絶望感に苛まれたせいか、年後半のトーンが暗めだ。

比べれば、年前半の色調はやや明るめか。ロシア軍のウクライナ侵略や支那流俺様主義の北京五輪、延々続く新コロ騒ぎなど、嬉しい題材ではなかったにもかかわらずだ。

あの夏の日、大和西大寺駅前で放たれた銃弾は安倍さんの命を奪っただけでなく、国への信頼や政治への期待とでも呼ぶべき庶民感情を無惨に撃ち砕いた気がする。


2022 collection のコピー3.jpg

続きを読む
ラベル:イラスト
posted by yohkan at 12:25| Comment(36) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月23日

暗殺の2022年

年の瀬を迎え、メディアが例年の如く1年間の重大ニュースを報じる。あれ?国内外を問わず衝撃を与えた安倍総理暗殺事件、いや、彼らの呼ぶ「銃撃事件」の扱いがヘンに小さい。

ロシア軍のウクライナ侵攻や英女王陛下の逝去あたりと並ぶのは分からないじゃないが、大谷翔平選手の大活躍や五輪汚職の元理事逮捕との同列扱いには違和感を覚える。

その銃撃事件にしても、参院選の応援演説中の惨劇とは云え、自民党圧勝後の統一教会騒ぎや閣僚による相次ぐ辞任を、毎度毎度わざわざ絡めて語るのは何故なのだ?

暗殺を有耶無耶にしたいか、印象を薄めたいか、あるいは、出来ることなら記憶から消してくれ、とでも云いたいか。事件に焦点を当ててなるものか、との彼らの決意が滲むようだ。

聞くところ、保守寄りの産経新聞ですら、社内で安倍氏の暗殺を扱うなと御布令が出ているとか。安倍憎しに燃えた朝日・毎日他のマスゴミなら悪意で事件を矮小化するのも頷ける。

アベガー報道とは裏腹に、生前の功績に対する世界的な高評価が注目を浴びれば、政界に影響が及ぶだけでなく、自分たちの欺瞞性が露見するとマスゴミはビビっている。

もっとも、意図的に暗殺事件を隠し矮小化するのはそんなシンプルな理由だけじゃないだろう。事実を表沙汰に出来ないトンデモな裏事情ありと勘繰らざるを得ない。

西大寺駅前の異様に手薄な警備が、県警やSPの単純ミスである筈がないし、山上の玩具みたいな手作り銃に殺傷能力はない。(観衆の注意を引く空砲だったのだろう)

向かい側のビルに敏腕スナイパーがいたか、あるいは総理を囲む自民党関係者がミニ銃で撃ち殺したか、確たる状況は掴めぬものの、計画的且つ組織的反抗だったに違いない。

銃撃直後の救命医と奈良県警による銃創に関する説明の食い違いや遺体から消えた謎の銃弾について、政府もメディアも真相を追求する様子なく、じっと口をつぐむばかり。

奈良市長の意向か、道路整備を理由に駅前のガードレールは撤去され、暗殺を記す銘板ひとつ置かぬとか。銃弾同様、肝心の暗殺現場が跡形もなく消滅してしまう。

ケネディ暗殺事件のオズワルドよろしく、山上を殺害する手筈も密かに整っているのだろう。暗殺に関わった者たちが次々に命を落とせば、事件は完璧に迷宮入りする。

それでも2022年の総理暗殺事件は刻み込まれた記憶から消えはしない。われわれは安倍さんの多大な功績を称えると共に、いつまでも不可解な暗殺事件を語り継ぐ。


abe in heaven.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 10:24| Comment(43) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月18日

Zの操り人形

「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の安保3文書が閣議決定された。反撃能力の保有を明記した点が防衛政策上の大きな転換点になると云う。

軍隊が敵にヤラレッ放しでは全滅してしまう。反撃して当たり前だが、戦後80年近くも、その当たり前が全く通じなかったわが国だからこそ、画期的な一歩ではある。

文書の発表を受け、立憲・共産はじめ反日野党が案の定「平和憲法ガー」と叫んで発狂する。マスゴミは血相変えて「ちちち、ちうごく様が怒ってるゾー!」と騒ぐ。

報道によれば、中国側は「自らの軍事力増強のため、中国の脅威を誇張するな」と猛反発の様子。国内外の敵が揃って反対するのを見れば、安保3文書が有効だと分かる。

もっとも文書だけでは絵に描いた餅だ。抵抗勢力を力技で蹴散らし、自衛隊の戦力アップや同盟国・友好国との連携強化を直ちに具現化しなきゃいけない。

にもかかわらず、岸田首相の動きは鈍い。安保3文書の閣議決定こそ評価出来ても、防衛費増額に絡め突如として増税方針を唱えて無用の混乱を招いたのは頂けない。

「責任ある財源を考えるべき」と語り出し、ソレを「国民の責任」と呼んで非難を浴び、大慌てて「われわれの責任」に文言訂正したけれど、問題はソコじゃない(笑)

財源を確保すべき今、何故、安倍総理が提唱した「防衛国債」発行をハナから論外扱いにするのだ?高橋洋一教授によれば、政府債務増加を嫌うドイツですら防衛費増加は国債発行で賄う。

GDP比で何%を見込もうと、経済が成長せねば防衛費はジリ貧だ。景気を冷やす増税案に対し、国民のみならず閣内や自民党内、経済界から批判が噴出するのは当然だろう。

それに、国民民主党の玉木代表が指摘する通り、財務省は外為特会の評価益を40兆円程度抱えている筈。懐が潤っている事実は隠し、更なる税収を求める姿が浅ましい。

詰まるところ防衛増税案は、震災復興増税同様、国民の危機感を梃子にした財務省の省益拡大目的か。血税を搾り取り、存分に権力を奮いたい役人の魂胆が丸見えだ。

財務省(旧大蔵省)と密接に繋がる宏池会系の首相ゆえ半ば予想された展開だが、ここまでザイム真理教勢力の言いなりでは、余りに情けない。まるでZの操り人形じゃないか。


marionette kishida.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 10:33| Comment(54) | TrackBack(0) | 税・社会保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月11日

被害者救済法案

第210回臨時国会が閉幕した。最終日の土曜にも審議を行い成立したのが旧統一教会を巡る被害者救済法で、会期内にキメる約束を果たしたと岸田首相が胸を張る。

法制化後も「政府として実効性を高めるために努力する」と並々ならぬ決意を示すなど、キッシー本人は最重要法案を通したつもりか、鼻高々なのが間抜けで哀しい。

ワイドショーが何を喚こうと、一般国民にとって「トーイツキョーカイ」なんぞはどうでもいい話。何故このテーマに焦点を当て国会で論議を重ねたのか、理解し難い。

自民党の説得が功を奏したらしいが、立憲民主党が「配慮」→「十分な配慮」なる言葉遊びで最終合意してみたり、然したる意味がない法案だからこそ協力し易かったかw

与野党の協議で現実的な妥協点を見つけられるなら、いっそ防衛力強化や景気対策など国民生活向上に資する重要法案成立に取り組めばよかったのに、と思わざるを得ない。

そもそも統一教会の被害者救済ごときは降って湧いたような案件で、元を正せば、安倍総理暗殺事件の山上容疑者が語ったとされる犯行動機への過剰反応だろう。

しかもネタは裁判で得た陳述ではなく、逮捕直後の警察によるマスゴミ向けリークでしかない。暗殺に関与した疑いのある奈良県警が出所では、信憑性は低い。

コレを目一杯膨らませ、宗教2世がどうのこうのとマスゴミが鉦や太鼓で囃し立て、反日野党がぎゃあぎゃあと政権を責めたのは、国民に対する目眩しに違いない。

「アベの自業自得」との印象操作で暗殺の真相究明を封じつつ、魔女狩りで自民党の保守派を叩き、国会審議時間を浪費して安保論議を邪魔するには、統一教会が格好の材料だったのだ。

もしや、7月6日の凶行、山上単独犯行説の流布、国葬への反対騒ぎから統一教会の糾弾と被害者救済法案に至るまで、全ての展開は仕組まれたシナリオ通りか?

構想、脚本、配役、演出を仕切り、総監督を務めたのが恐ろしき敵国で、暗殺劇に全面協力したのがカネやハニトラで籠絡された政界や警察やマスゴミであっても驚きはしない。


abe assassination script.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 09:38| Comment(54) | TrackBack(0) | 憲法・司法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月04日

杉田水脈さんの言葉

ふと気付く。「キシダガー」が聞こえて来ない。首相たる者、「コイズミガー」「アベガー」「スガガー」と非難や中傷や罵倒に晒されるのに、キッシーは例外か。

決して本人の政治力や人徳によるものじゃないだろう。空疎な戯言を並べ立て、慎重に検討を重ねるだけの無能な宰相こそ、普通なら激しく批判される筈だ。

パヨク勢力が一切非難しないのは、安倍氏暗殺後の統一教会騒ぎに易々と乗ったり、閣僚の首を次々に斬ったり、キッシーが彼らの思惑通りに動くからに違いない。

とは云え、反日野党の連中にとって「○○ガー」は習い性だ。国会でガーガー叫べば、マスゴミが尾鰭を付けて話を盛り上げ、拡散してくれる。注目度が高まり名も売れる。

そこで首相に替わる標的として選んだのが杉田水脈議員らしい。国会で立憲民主の議員が喚く非難の数々に中身はなく、単なる「スギタミオガー」として耳に響く。

そもそも国防にせよ経済にせよ、喫緊の政治課題が山積みの今、国会質疑の場で、わざわざ何年も前の発言をほじくり返し、ネチネチ責める必要がどこにあるのだ?

しかもパヨクが指摘する問題発言は、どれもこれも世間の人々が抱きそうな、ごくフツーの意見に他ならない。一般大衆の日常的な思いを、杉田議員が偶々言葉にしてくれただけだ。

ジャーナリスト志望の若いホステスが性被害を訴えた際、「女性にも落ち度あり」「女性は幾らでもウソをつける」とやったが、年配者なら頷く向きも多かったろう。

女性心理を逆撫でするような辛辣さは否めないが、昔の年寄りが日向ぼっこついでに語りそうな人生訓の類で、差別だ、謝罪だと発言者を糾弾する筋合いじゃない。

杉田議員を一躍有名にした「LGBTに生産性なし」にしても、男同士や女同士のカップルで子作りは絶対に不可能だもの、単純な事実を述べただけ、と捉えて然るべきだ。

マスゴミが報じる「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」発言は、いつどこで放ったのか知らないが、仮装ごっこを思えば、うふふふと笑えてくる。

無論、一連の杉田発言を不快に感じたり、傷つく人たちも世の中にいるだろうが、侮辱や名誉毀損の犯罪に該当しないなら、社会が許容すべき「表現の自由」に他ならない。


sugitamio.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 13:03| Comment(49) | TrackBack(0) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月27日

羊のマスクと狼

先週半ば、自民党の萩生田政調会長が地方議連の会合で注目に値する発言をしてくれた。「今、国際会議に行って、マスクをしているのは日本人だけ」

そして「科学的な知見に基づいて、コロナの対処の仕方を考えていかねばならない」と続ける。ふむふむ、その通り、とこちらは頷くばかり。至極真っ当な見解だ。

ニュースで見る限り、確かにわが国の要人も国際会議の場では大抵マスクを外す。周りがしていないのに、自分たちだけするのはヘンだよね、と感じるのだろう。

海外のノーマスク姿は会議場に限らない。スポーツ中継、例えばMLBやサッカーW杯の観客席や周辺の街頭で、マスク着用者を見つけるのは至難の業だ。

ソレもその筈。新コロの致死率や重症化率の低下から普通の風邪扱いで問題なしと、殆どの国が科学的な政策判断を下し、人々は鬱陶しいマスクとおさらばしたのだ。

ゆえに中国や日本はなぜ今も尚、新コロの感染者数で騒ぎ、マスクを手放さないのか?と、欧米諸国から不思議がられる始末。彼らはコレをアジアの謎と呼ぶ。

習近平が新コロ規制の強化で上海閥の経済利権潰しを狙っているなんて裏話は、共産党政権の内部抗争の激しさに思い至らぬ限り、理解出来ぬのも無理はない。

長年のスギ花粉被害で多くの日本人がマスク着用に慣れ親しんでいる上、同調圧力に抵抗せず従うことを善しとする子羊国民の心情など、欧米人には想像も出来ないだろう。

マスク着用自体は個人の裁量の範疇だが、日本政府は萩生田発言に耳を傾け、諸外国の例も参考に科学的な政策判断を下すべきなのだ。にもかかわらず、岸田総理の反応は鈍い。

一昨日の参議院厚労委員会で「コロナの感染法上の扱い見直しは専門家と議論を続ける。適切なタイミングで取組みを図りたい」と、曖昧に言葉を濁しただけだ。


wolf in sheep skin.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 13:38| Comment(69) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月21日

安倍晋三写真展

数日前、トランプ前大統領がフロリダ州の自邸で集会を開催し、USA!USA!と歓声を上げる聴衆を前に、2024年の大統領選に出馬する旨表明した。

嬉しいのは演説中、安倍総理の逝去に触れ「残念でとても悲しい。私の親友の安倍首相は、自国日本をこよなく愛する偉大な人物だった」と称えてくれたことだ。

日本国内はひたすら安倍派と旧統一教会との関係を論い、暗殺は自業自得とでも云いたげなマスゴミ報道に満ちているだけに、米国の前大統領が発した言葉に救われる思いだ。

とは云え、悲しみは募る。先の中間選挙で期待のレッドウェーブは実現せず、トランプさんが次期選挙で楽勝するのは難しそうではあれ、大統領復帰の可能性が充分にある。

方や安倍さんは帰らない。日本の指導者、いや世界のリーダーとして再びわれわれを率いてはくれない。西大寺駅前の銃撃は、人々の夢や希望を無惨に打ち砕いた。

安倍さんのいない日本の迷走は既に始まっている。政界は羅針盤を失い漂流し、経済は機関車を欠き低迷する。白痴的な偽世論を垂れ流すマスゴミの暴走は止まらない。

取纏め役のシンゾー・アベが不在ゆえ、国際社会も利害関係の調整が効かない。中・露・北鮮など憎きヤクザ国家が増長し、安全保障上のリスクが徒に膨らむ。

不安と焦燥の中、愛国者なら誰もが思う筈だ。天に向かって叫ぶ筈だ。安倍さんを返してくれと。そして、せめてもう一度、あの輝く笑顔を甦らせて欲しいと。

・・・うん?願いが叶ったのか?「安倍晋三写真展」なる催しがご近所で始まったと聞き、ブログ主は早速、朝の散歩がてらに、ぶらりと立ち寄ってみた。

月刊「正論」主催で、会場には産経のカメラマンが撮った報道写真が並ぶ。側近で官房副長官を務めた萩生田光一自民党政調会長が提供してくれた貴重なスナップもある。


abe photos.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 09:15| Comment(50) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月15日

紅いハニトラ大作戦

余りに酷い話だ。自民党の松下新平議員が、中国人女性スパイを外交顧問兼秘書として雇い、議員会館の通行証を持たせてあちらこちらを泳ぎ回らせていたらしい。

それどころか、この女性を伴って数々の会合に出席し、あるいは首相や閣僚に度々近付き、国家機密を敵国に垂れ流さんと自ら主導した形跡があると云う。

実際、日中一帯一路促進会会長を名乗る人物他、数多の中国人工作員に議員会館内通行証を乱発してきたとの指摘まで耳にする。まさに国会議員としてあるまじき行為だ。

加えて現在、欧米が中国の在外非公式警察組織を問題視し閉鎖を進めているが、松下議員はその日本拠点、東京・神田の「日本福州十邑社団聯合総会」の高級顧問でもある。

女性スパイも同団体の大幹部で、云うなれば対日侵略工作に励む尖兵同士のカップルか。警視庁公安部はかねてより二人を監視対象にしてきた、と知れば頷ける。

但し頷きはするものの、監視だけで逮捕に至らない点は納得出来ない。スパイ法を有する普通の国なら、即座にブタ箱入りは確実で、揃って電気椅子に座らされてもおかしくない。

松下議員は一時期、総務副大臣をつとめた他、党政調副会長や外交部会長を歴任するなど、ソレなりに国会や党内で影響力を持つ人物ゆえ、問題は重大で深刻だ。

にもかかわらず、本件は週刊誌ネタの醜聞でしかない。自民党議員を吊し上げる格好の攻撃材料なのに、大手マスゴミや反日野党は何故か一切触れようとはしない。

呆れたことに、現時点では自民党内ですら松下議員を激しく糾弾する動きは見られない。もしや、同じ穴のムジナがうじゃうじゃいて、皆で「そっ閉じ」状態か。

国政を担う議員連中を易々と籠絡する敵の秘策が、巷間噂されるハニートラップなら、思わず ヨダレが垂れるほど羨ましい 涙が出るほど情けない話だ。

そう云えば、松下議員のみならず、媚中派の代表たるリンセイホウ外相にも紅いハニトラ疑惑があったっけ。まあ、両センセイとも確かにスケべそうな顔つきアルネw


honey trap china.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 10:30| Comment(43) | TrackBack(0) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月09日

米中間選挙の行方

2020年の米大統領選挙は奇妙だった。開票作業の最終盤、民主党陣営が「バイデンジャンプ」の荒技を繰り出し、終始優勢だったトランプ氏が逆転負けを喫した。

同様の現象が幾つかの主要な州や郡でも起き、上下両院も民主党が多数派となる。メディアは嬉々として「ブルーウェーブ」到来を伝えたが、納得した人々は少なかったろう。

あっ、バイデン陣営め、インチキしやがった!と感じたのは共和党支持者に限らない。だからこそ多くの民主党支持者も含め、8割近くの米国民が不正行為はあったと認めるのだ。

もっとも、ゆえに大統領選は無効だ、さあ再選挙だ、とはならないのが米国流か。選挙も勝負事ゆえ、多少の反則技があろうと勝ちは勝ち、負けは負けとソコは割り切る。

云うなれば、ローブロウを繰り出すボクサーや粘着剤を使うピッチャーと同じで、注意や警告を受け、度が過ぎれば処分もあるだろうが、試合や興行は成り立つ。

あからさまな審判の買収により、欧州の強豪国を破った韓国が世界中のサッカーファンから非難を浴びたものも、大会の運営には然したる支障は来さなかった日韓W杯にも似る。

投票日直前に大勢の選挙民が居住区を移動したり、大量の無効票が発生したり、選挙の度に敗者側から不正行為を詰る声が上がり、いつの間にか忘れられるのが米国の日常ではある。

但し2020年は民主党とプロ市民団体、メディアの大掛かりで組織的な連携を見せ、外国勢力が悪事に加わった形跡もあるので、バイデンジャンプは決して忘れてもらえない。

僅か2年前の不正選挙が強烈な印象を残す以上、民主党離れは起きて当然。しかもバイデン政権下で治安悪化とインフレが深刻化し、国民の不満は高まる一方だ。

さらに保守派の訴えを各地の裁判が認め、投票用紙の扱いなど選挙システムの厳格化が進む。うふふ、中間選挙で民主党に勝ち目はないぞ、共和党の圧勝だ!と云うことで、こう作画した。


midterm election 2022.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 08:45| Comment(54) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月03日

「円安ガーッ」の叫び

敗戦で膨大な資産を失った日本にとって、復興こそが大命題だった。官僚は不眠不休で知恵を絞り計画経済を主導し、経営者は汗まみれで金策に走り回り設備投資に励んだ。

サラリーマンは24時間勤務体制下で、死をも恐れずぶっ倒れるまで働いた。工場労働者は肉体の限界に挑みつつ、血飛沫を浴びながら機械と格闘した。その光景はまさに戦場だった。

この全国民の血と汗と涙がもたらした成果が、輝ける高度成長期だ。1950年代半ばから70年代初頭、わが国の経済成長率は毎年10%近い驚異的な伸びを示した。

と云う話は嘘じゃない。決して嘘ではないけれど、高度成長期を語る時、往々にしてうっかり忘れる大事な事実がある。1ドル=360円、当時の固定為替レートだ。

若い世代はピンと来ないだろうが、円が割安だったから日本は復興を成し得て、更に豊かになったのだ。過去の為替推移を見よ。1ドル=100円前後は近年の傾向に過ぎない。

献身的労働の尊さは認めるにせよ、ソレだけで経済規模がぐんぐん大きくなる筈はない。身も蓋も無いもないが、円安こそが高度成長をもたらした主因だ。

現在の米ドル独歩高による円安は、固定相場時代のソレと性質が違うが、経済的恩恵は共通する。先ず輸出利益や保有対外資産が生む収入の増加がGDP拡大に寄与する。

さらに高橋洋一先生や国民民主の玉木代表の主張通り、外為特別会計が生む為替実現益40〜50兆円を政府がゲットすれば、新技術開発や防衛力強化などに活用も出来る。

加えて大手製造拠点の国内回帰を促す点も見逃せない。雇用環境改善や国民経済好転の大きなメリットを考慮すれば、輸入価格上昇のデメリットごときは取るに足らない。

にもかかわらずだ。反日野党もマスゴミも「円安」を問題視して政府・日銀を責める。輸入食品など身近な値上げを騒ぎ立て、情弱・高齢者の不安を煽る姿勢が浅ましい。

なかにはドル換算所得の国際比較で日本は低賃金国だと喚く声もあり、顔ぶれを見れば、野口悠紀雄、浜矩子、藤巻健史など、いつもの香ばしいセンセイ方だったりするw

詰まるところ「円安ガーッ」の叫びは、「アベガーッ」「モリカケガーッ」「統一教会ガーッ」に続くパヨクのスローガンだ。背後には敵国勢力ありと思えば分かり易い。


yenyasuga のコピー.jpg

続きを読む
posted by yohkan at 11:41| Comment(46) | TrackBack(0) | 投資・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする