とは云え、善良さや健全さをアピールする政治家ばかりとは限らない。あえて卑怯な反則技を繰り出し、強いスターに歯向かって、存在感を示すヒール役もいる。
幅広い人気が獲得出来ないなら、いっそ一般大衆に嫌われ蔑まれたとて、地下アイドルの如く一定数の熱狂的ファンをガッチリ掴んで当選圏に滑り込みたい。
かかる思惑も成り立つ筈で、察するに今注目を集める立民の小西洋之議員は、コレぞ自分のハマり役と信じ、身を挺して政界のヒールを演じているのだろう。
そうとでも考えないと、コニタンの支離滅裂さは説明がつかない。役所内部のメモ書きを「超一級の極秘文書?」と称し、居丈高に大臣の辞職を求める頓珍漢ぶり。
国家公務員法の守秘義務違反をハナから無視するほど法律に暗く、博士号もなければ学会で認められた訳でもないのに、平然と「憲法学者」を自称する異様な図々しさ。
さらには安倍・高市が報道を萎縮させたと喚きながら、己の暴言を報じたNHKとフジに対し法的措置を取ると恫喝したり、新聞記者を脅して記事書換えを強要する傲慢さ。
さすがに立民幹部も呆れたか、参院憲法審査会の野党筆頭理事役をクビにしたが、如何にも処分が軽い。即刻除籍し議員辞職を勧告してこそ、ヒール役の面目が立つだろうにw
あるいはコニタンの行動は演技ではなく自然体か。一連の虚偽発言や度重なる恫喝に加え、まともな謝罪が出来ぬ性格から、嘘つきなのは明白。ピノキオなら鼻が伸びる。

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