2024年03月24日

入管法改正で人情噺?

占領軍に押し付けられた憲法を後生大事に抱えて不戦を誓い、自衛隊に充分な武器弾薬も与えぬどころか、国軍たる法的地位も認めぬ我が国の防衛体制など、所詮はタカが知れている。

ソレでも他国の侵略を受けずに済んだのは、同盟国アメリカの後ろ盾に加え、高い経済力や技術力による潜在的軍事力が恐れられてきたからだろう。

加えて、旧帝国陸海軍が世界に与えた「強国」イメージも見逃せない。現在は真の腰抜け国家なのに、いざ戦えば手強そうな錯覚を国際社会に抱かせるとすれば、先人のお陰だ。

もっとも近頃は、敵も外から攻め入ることなど想定せず、むしろ内からの切り崩しに重点を置くようにも見える。云わば、ハードからソフトへの戦略転換だ。

伝統文化を壊し社会を変質させて世論を捻じ曲げれば、民主主義国家ニッポンは容易く倒せる。スパイ活動が自由に出来る国柄ゆえ、移民促進でトドメが刺せるとでも考えたか。

この悪企みを防ぐべく、入国管理の厳格化は重要な国防政策だ。にもかかわらず、いや、だからこそ、と云うべきか、パヨク勢力がこぞって入管法改正に反対する。

とは云え、日本国民の生命や資産の保全に直結する法改正に、理論的且つ理性的な反論は難しい。だから、奴らの云いぶんは常に「外国人サマが可哀想じゃないか」だ。

心優しき日本人なら「お気の毒な異邦人に情けをかけるのは当たり前だろ」、ほら見ろ「罪もない子供たちが泣いておるぞ」みたいな人情噺(?)にウンザリする。

半年ばかり前、NHKが「やさしい猫」と題して、不法滞在のスリランカ人家族がゴネて在留特別許可を得るドラマを作り、世間を呆れさせたが、アレは単なる田舎芝居だった。

このところ頻繁に聞くのは、即刻国外追放すべき不法移民でも、コブ付きなら居座り可能と云う嘘みたいな実話で、なかには子作り目的で強姦に及ぶ不逞の輩まで出没する。


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2023年08月16日

中華マンを排除せよ

米国が日本を恐れている。と聞けば、大抵の日本人は、わが国の高度な技術力とか優れた団結力とか、褒め言葉を思い浮かべて、うふふふと自惚れを抱くのではないか。

違う、違う。想起すべきは、かっての仏皇帝ナポレオン・ボナパルト翁の「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方」なる金言だ。

コレは真実だ。戦いに際し、友軍の愚かさが招く連携作戦の失敗・頓挫、あるいは予期せぬ裏切り等で自軍が窮地に陥るなど、よくある話で珍しくもない。

関ヶ原で西軍の総大将・毛利元就が動かず、小早川秀秋が家康側に寝返ったため、東軍が楽勝したのはその一例で、石田三成にとって彼らが無能な味方だったのは間違いない。

こう考えれば、米国にとって日本は恐るべき存在だろう。日本は本当に信用していい相手か?、同盟国として頼りになるのか?、と疑心暗鬼に陥ったとて何の不思議もない。

もしや無能さと呑気さゆえに、日本は自国の間違いに気づかぬかも・・・。その恐れがあるから、米国はメディアを通じ、サイバー・セキュリティー強化の必要性を訴えたのだ。

昨15日付ZakZakによれば、中国が「台湾有事」で日米壊滅計画を企てる今、米国は岸田首相に「中国と内通している政治家を排除しろ」と要求中とか。

記事は「機密情報漏洩の放置は同盟国への裏切りだ。米国は、岸田首相の覚悟、決意を疑っている」と結ぶ。おい、聞いたか、キッシー?、自慢の聴く力はどうした?

機密情報のダダ漏れは、IT後進国ニッポンならではサーバー能力欠如だけが理由ではなく、媚中派の有力政治家が敵側と通じているからだと、米国に悟られたぞ!

こうなれば、先ず外相の林芳正をぶった斬らざるを得ない。敵のハニトラ攻勢に踊らされる中華マンを外交トップに据え、スパイ行為を野放しにするなんざ、狂気の沙汰だ。


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2023年08月02日

バービーと核武装

今春、世界中で爆発的にヒットした「ザ・スーパーマリオブラザース・ムービー」を興行成績で凌ぎそうな作品、と聞けば見たくなる。ソレが今夏公開の「バービー」だ。

着せ替え人形の実写化ゆえ、バービーで遊んできた女性たちは誰もが虜になるだろうし、スレンダーな金髪美女が主人公を演じるから男性も関心を寄せる筈。

マリオにせよ、バービーにせよ、長年、愛し憧れてきたキャラクターが大画面で活躍するのは大人も嬉しいし、勿論、子供が喜ぶ。家族で鑑賞するにはモッテコイだ。

それにキャラの知的財産権を持つ任天堂やマテル社も、映画を作るユニバーサルやワーナーも、登場人物の肌の色や容姿を無理やり換えて不評を買うほど間抜けじゃない。

共産主義者主導のポリティカル・コレクトネスに迎合し、登場人物を改竄して原作のイメージをぶち壊すディズニー社とは姿勢が違うから、観客が安心して楽しめる。

実際、「バービー」が7月21日に全米で公開された途端、空前のヒットとなった。封切りから僅か3日間で1億ドル(140億円)近くの興行収入を得たと云うから驚きだ。

リカちゃん人形が人気を誇る日本では、米国内ほど熱狂的に迎えられずとも、この実写映画は夏休み時期の話題をさらうに違いない、と確信した。

ところが、話はそう上手く行かない。8月21日の日本公開を前にして、「バービー」の公式SNSアカウントにわが国のユーザーから批判の声が殺到中なのだ。

ヤラセか否か不明だが、ワーナーが「バービー」と同時期に公開した「オッペンハイマー」と組み併せた #barbenheimer なる造語がX(旧ツイッター)でトレンド入りを果たす。

原爆の父とバービーを組み合わせたコラ画像がXに投稿されたところ、宣伝効果ありと見たか、ワーナーの公式アカウントが早速「いいね」をつけた。

コレに多くの日本人は不快感を覚えたのは当然だろう。猛炎の浜辺でバービーを肩車するオッペンハイマーの画像に、広島・長崎の原爆投下のイメージがダブってしまう。

ネガティブな反応に慌てて、国内配給元のワーナー日本支社が「極めて遺憾」とコメントしたが、今のところ米国本社からの声明は伝わって来ない。


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2023年04月09日

墜落したヘリの謎

一昨日、宮古島の上空で陸上自衛隊のヘリが消失した。直後に機体の残骸が一部発見されたから、墜落したのは明らかで、現在も捜索が続く。搭乗者の無事救出を祈りたい。

なぜ堕ちたかは謎だ。ヘリコプターを危険視する向きもあるようだが、観光や取材に使用するチャチな代物じゃない。大型の軍用ヘリはとびきり頑丈で安全性も高い。

未だ詳細不明ゆえ、軽々に詮索は出来ないが、何らかの攻撃を受けたか?と多くの人々が感じたことだろう。勿論、日常的に領海領空侵犯を繰り返す中共軍が怪しい。

蔡英文総統の訪米で台湾情勢が緊迫する最中でもあり、自国領海と信じる沖縄周辺海域に日本軍機が現れたため、咄嗟の判断で撃ち落とした可能性がある。

かって朝鮮半島沖で北鮮船への密輸作業中、偶々飛来した自衛隊の哨戒機に慌て、南鮮軍が無謀にもレーダー照射で対抗した事実を思えば、中共軍の暴発は充分に有り得る。

銃の引き金に指をかけて威嚇するか、その指をグイッと引いてしまうかの違いだけとすれば、臨戦体制下の中共軍兵士が躊躇いもなく後者を選んだとて不思議はない。

もっとも、仮にミサイル攻撃なら、地上からの目撃情報や宇宙衛星による状況確認がある筈。ソレらしいニュースが皆無なのは、報道管制が敷かれているからか?

操縦を混乱させるサイバー攻撃や、爆発物の装着など自衛隊組織内テロの可能性も否定出来ない。緊急事態のコールもなく墜落したのだから、単純な故障や誤作動が原因ではない。

それにしても九州沖縄地域を統括する師団長はじめ6名の幹部が同乗するのに、護衛機もつけず単独飛行したのは何故なのか?危機管理に問題はなかったか?


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2022年04月17日

防衛国債を発行せよ!

核を放棄して軽武装に徹し、国際社会が守ってくれる筈と盲信したヘーワ主義国家ウクライナが、隣国ロシアに滅多撃ちにされ、目を覆いたくなる惨状を晒す。

日本国民なら「明日は我が身」と震え上がるのは当然。今回はロシアが西側に侵攻して事なきを得たが、いつ何時、北海道に南下してくるか、分かったモンじゃない。

キンぺとプー公が示し合わせ、中露合同で対日侵略を企てる恐れは十分にある。そうなれば北朝鮮もミサイルをぶっ放すだろうし、南朝鮮もあっさり敵陣営に寝返るだろう。

幸いにしてウクライナと違い、わが国は集団的自衛権を持つから、周囲の敵国も強大な米軍の存在を意識せざるを得ず、ソレが侵略を抑止すると期待したいが、楽観は出来ない。

米国だって無駄に若者の血は流せないし、本土への報復は是が非でも避ける。仮に政権が本格参戦するつもりでも、世間の厭戦気分を受けて議会が抵抗しそうだ。

詰まるところ、われわれ日本人が自力で祖国を守るしかないのだ。ゆえに核ミサイルや原潜の運用も含め、敵勢力と対峙出来るレベルまで防衛力を強化せねばならない。

昨今、ドイツをも含めNATO加盟国が防衛費をGDPの2%相当に拡充している。わが国もGDPの1%以内なる意味不明な上限を捨て、同様の措置に踏み切りたい。

いや、わが国固有の多大なリスクを直視しつつ、長年に亘り防衛費を極端に圧縮してきた経緯を振り返れば、一挙にGDPの3〜5%程度に増額するのも一案だろう。

緊縮財政路線をひた走る財務省の執拗な抵抗は予想されるが、国の安全より省益を優先されるんじゃ堪らない。われわれ国民の意志で「防衛国債」を発行させようじゃないか。


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2022年04月10日

民族ネタで侵略か?

ロシアの軍用機が日本周辺の上空を飛び回り、軍艦が堂々と津軽海峡を航行する。日米両軍の牽制にとどまらず、隙あれば攻め込まんとの意図は明らかだ。

ウクライナの状況から察するに、仮にロシアが対日侵略に踏み切るなら、先ずはロシア系住民の保護を名目に軍隊を送り込み、領土割譲を求める筈。

実際、やる気満々らしい。つい先頃、露国会のミロノフ下院議員が北海道の領有権を主張し、「アイヌはロシア系の先住民族」がその根拠だと語っている。

「北海道はアイヌの土地なの!だからロシアのモノなの!」なる暴論に唖然とするが、同じ強弁と理不尽な武力で、ウクライナの東南部地域を奪ってきたのがあの国だ。

温暖な黒海に面し、欧州最大の穀倉地帯と呼ばれる隣国の領土同様、気候が穏やかで肥沃な北海道は、ロシアにとって喉から手が出るほど欲しい地域だろう。

北方領土について日本が大幅に譲歩した条件を提示しても、返還交渉に一切応じなかったのは、邪悪な南進の意志に依るものだったと理解すればいい。

日米同盟がロシアの暴発を抑止すると期待したいが、経済制裁と国交断絶で日本政府が実質的な対露戦争に踏み切った以上、この先、いつ交戦状態に陥るか分からない。

露軍の戦車が道北に侵攻し、札幌がミサイル攻撃に晒されれば、自衛隊が米軍の協力を得て即座に反撃し、さらには欧州などの友好国が全面的に支援してくれると信じたい。

しかし、わが国が国際社会の協力を仰ぐにあたり、ひとつ懸念材料がある。ロシアのウソを裏書きするかのような「アイヌは北海道の先住民族」との国会決議がソレだ。

さらには決議関連で成立した「アイヌ民族支援法」や、国交相が音頭を取り、自称アイヌ文化を披露させる目的で200億円もの血税を投じ設立した「ウポポイ」もある。

何だ、日本国内で他民族と認めているじゃないか、アイヌ民族は侵略と圧政の犠牲者か、と云った誤解や筋違いな批判が広がれば、わが国の立場は弱くなってしまう。

プーチンは偽アイヌ団体が数年前に送った「大統領閣下殿、北海道を自治州/区として下さい」との要望書をヒラヒラさせ、ロシア系住民救出の必要性を強調するだろう。


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2022年03月14日

キッシーの信心

先月24日、ロシア軍ウクライナ侵攻の仰天ニュースが飛び込んできた際、東部の親露派地域を制圧次第、あっさり事態終了と予想した向きも多かったろう。

核兵器の有無も含め武力が桁違いではあれ、ウクライナ全土の制圧に大義はない。さすがにロシアも全面戦争にまで拡大する意図はないと思うのが自然だ。

ところがどっこい、ロシア軍は攻撃をエスカレートさせ、戦線を一方的に拡大する。ウクライナは必死で防戦に努め、早くも戦争は泥沼化の兆候を見せる。

プー公はウクライナで「解放軍」が歓迎され、親露政権が樹立出来ると信じつつ、ロシアでは己のマッチョな姿勢に国民が拍手喝采すると期待したに違いない。

ゆえに本人は、アテが外れて慌てているだろう。表向きは虚勢を張り続けているが、裏では、嗚呼、戦争なんぞするんじゃなかったと、涙目で後悔している筈だ。

他国の都市を破壊して無辜の民を虐殺し、国際的な制裁を招いて自国経済を破綻させる責任は重大だ。プー公の地獄行き確定は結構だが、道連れになるロシア国民が気の毒だ。

妄想に酔う指導者は国民を不幸に陥れる。専制国家のみならず、民主主義体制下でも馬鹿がトップになれば、進路を誤り、国を滅亡させかねない。

例えば、わが国。ウクライナの惨状を見れば、被占領憲法の改正や核武装等々、現実的な国防政策を模索すべき時期にもかかわらず、事勿れ男キッシーはソッポを向く。

露中朝から7000発の核ミサイルを向けられる日本が、過去の首相答弁に過ぎぬ「非核三原則」なる戯言に終始すれば、敵に侮られ、国を滅ぼすのは自明ではないか。

先日の会見でも、記者から「核使用のリスクが高まる中、非核三原則の堅持で国民の命が守れるのか」と問われ、「守れると信じている」とキッシーはヌカした。

ばーか、首相は教祖でも神主でもないぞ。信心や祈りごときは糞の役にも立たない。敵の核攻撃を喰らいたくなければ、抑止出来る軍事力を保持するしかない。


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2020年08月09日

反戦・反核の盆踊り

猛暑に喘ぐこの時期、毎年、広島と長崎で平和祈念式典が開催される。今年も黒い服に身を包む要人や市民が大勢参列し、原爆被害者を追悼し、慰霊と鎮魂の祈りを捧げた。

僧侶や神主、牧師も会場にはいる筈だが、その姿は見当たらず、読経や説教も聞こえない。しかし、亡くなった家族や友人、あるいは先祖に思いを馳せる宗教儀式には違いない。

宗教性を排除した宗教儀式は奇妙に響くかも知れないが、唯物史観で宗教を否定する共産国家ですら葬式がある。花を手向けて死者を悼むのは、人々の自然な心情だ。

ゆえに、司祭役を務める広島・長崎市長のスピーチは、「祈祷」か「祈願」と捉えるべきだろう。核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けての努力と誓う「平和宣言」は、先祖供養の祈りなのだ。

そして、祈りだからこそ、高邁な理想を説き、非現実的な薔薇色の夢を描く。世界中の人々が被爆地の心に共感し、共鳴し、さらに連帯し、核を捨てて真の平和を実現すると謳う。

この祈りの言葉に脊髄反射し、被曝の惨禍を二度と招くまいと誓うのなら、具体的方策は「核武装:を含む国防強化しかないぞ!などと、子供でも納得する正論を吐いてはいけないw

日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める下りは、遣い古されたパヨクの常套句で、自国の防衛力を毀損するだけじゃないか!と、真っ向から批判しては尚いけない。

米国とロシアの核兵器削減など核軍縮の具体的な道筋を示せと語りながら、なぜ中国や北朝鮮の核には一切触れず、かの国々に核廃棄を求める素振りも見せない?と、嘲笑うのは失礼だ。

こうした批判や嘲笑は、葬式で坊さんの唸るお経が意味不明だと喚くようなもので、大人気がない。右の耳から左の耳にさらりと受け流し、心静かに手を合わせるのが良識的な振る舞いだ。


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2019年11月04日

首里城再建よりも辺野古移転が先だ!

数日前のTVニュースで、首里城がめらめらと焼け落ちる姿に仰天した。眼前に広がる悲惨極まる光景に唖然とした。何よりも驚いたのは、彼の地に城が存在したことだ。

妻子を連れて沖縄に旅行したのは、かれこれ40年近く前ゆえ、記憶は曖昧だが、首里城跡を訪れ、写真を幾枚も撮ったのは確かだ。当時は戦後に再建された守礼門だけがあった。

聞くところ、首里城はごく近年、平成時代に建設されたと云う。2000年に世界遺産として登録されたのは、石垣や石段、石門などかっての城郭を構成する地下の遺構群だ。

巨額の建設費と30年に及ぶ月日をかけた建築物の焼失は残念だが、冷静に捉えれば、城自体は文化財でも何でもない。ディズニーランドのシンデレラ城同様、アトラクション用の施設だ。

日本国民が心から嘆くべき損失は、400点以上にも及ぶ絵画や漆器など、真に歴史的な文化遺産だ。琉球王国から沖縄県に伝えられたわが国の宝が、無残にも灰塵に帰したことが悔やまれる。

失った史料は永遠に戻らないが、これだけ深刻な被害が発生した以上、事故であれ放火であれ、管理・防災体制に不備がなかったか、原因を究明し、関係者の責任を追求せなばならない。

事の重大さを、沖縄流の「なんくるないさ〜」で誤魔化されて堪るか。首里城公園を管理する「沖縄美ら島財団」が早速、謝罪会見を行ったが、「ごめんなさい」で済むような話ではない。

にもかかわらず、火災の翌日、玉城デニー知事が首里城再建に関して国の支援を求めたのは、どう云う魂胆か。県側の管理監督責任を認めようともせず、「カネ寄越せ」とは余りにも図々しい。

しかも、日頃から政府の国防方針に反して、辺野古移転を邪魔立てする男が、大火事に見舞われた途端、態度を豹変させ、首相や官房長官に平身低頭する姿が酷く卑しい。

政府に頼み事をするつもりなら、先ずは知事自らが陣頭に立ち、辺野古に集まるパヨク市民運動家どもを蹴散らして、基地建設を円滑且つ迅速に進めるべく全力を尽くすのが筋ではないか。


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2019年09月16日

ラグビーを戦う日本軍

ラグビーW杯2019日本大会の開幕が4日後に迫る。各種スポーツの国際試合が目白押しの昨今だが、五輪にも匹敵する大型イベントは格別だ。期待で胸が踊る。

馴染み深い競技とは呼べないし、やったこともないけれど、男たちが泥んこになってボールを追い、抱きかかえ、互いにぶつかり合い、縦横無尽に走り回るのを見るのは、単純に楽しい。

大通りに掲示されたポスターや、商店街に飾られた代表チームのユニフォームが、興奮を掻き立てる。サッカーのサムライブルーも嫌いじゃないが、ラグビーの赤白ジャージっていいよねと思う。

さて、そのラグビーだが、実は既にもう一つの国際大会が催されているのをご存知だろうか。国際防衛ラグビー( International Defense Rugby Competiiton 2019)がソレだ。

上のリンクをクリックすれば分かるが、世界各国の軍隊が集まり No.1チームを争う、勇ましくも平和的な祭典だ。参加するのは10カ国。場所は自衛隊の朝霞基地と習志野演習場だ。

昨15日の試合で、わが日本軍はフランス軍に敗れたものの、善戦したらしい。最終スコアは16点差の負けとなったが、序盤は3−0でリードする波乱の展開を見せた。

トーナメント戦ゆえ、残念ながら、今次大会で日本軍の勇姿を再び拝むことは出来ないが、19日の準決勝、23日の決勝でどの国の軍隊が勝利するか、興味は尽きない。

で、マスメディアに問いたい。なぜ、国際防衛ラグビー大会について一言も触れないのか?日本軍の試合くらいは、TVで実況放送してもバチは当たらないだろうに。

昨日の大相撲中継では、元日本代表の五郎丸歩さんがゲスト解説者として招かれていたが、NHKがそれほどW杯を盛り上げる気なら、国防ラグビーを取り上るべきだった。

「報道しない自由」なのか、TVも新聞も一切扱わない。ゆえに殆どの国民が知らず、興味や関心も寄せることもない。自軍に対しては勿論、招いた世界各国軍にも失礼じゃないか。


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posted by yohkan at 10:23| Comment(47) | 国防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする