2012年02月15日

船中八策のバッタもんに龍馬が怒った!

京に急ぐ土佐の夕顔丸の船上。船室で書き物をしていた坂本龍馬は甲板に出ると、望遠鏡を覗く後藤象二郎を見つけて、すたすたと歩み寄った。「後藤様」と名を呼ぶや、一礼して大判の書状を差し出す。

 

「むむ、これは」文面に目を落とすや、後藤の目がぎらぎらと輝きだした。龍馬が云う。

「後藤様に納得してもらえるようやったら、是非とも大殿様にもご覧頂きとうございます」

 

書状には、大政奉還や憲法制定、議会政治の設立、強力な海軍力の保持、正当な外交政策の推進等々、新日本のあるべき姿が纏められている。世に云う船中八策である。後藤は龍馬に告げた。

「坂本よ、もっと綺麗な字で書かかなければ、大殿様には見せられんぞ」

 

龍馬はにっこりと笑い再び頭を下げた。

 

と、そこに近づく男がいた。相当な年配だが足元はしっかりしている。揺れる甲板も苦にならぬらしい。海には慣れている。

 

「おお、後藤さん、坂本さん」鷹揚に呼びかけると自筆の書状を差し出した。

 

「あなたたちも読むといい」ぶっきらぼうに男が差し出した書状には、国家再建(憲法・教育)、政治改革、外交防衛、構造改革などの文字が踊る。自主憲法の制定や政府紙幣100兆円の発行、羽田空港を中心とする東洋一のハブ空港建設も具体策として述べられている。国への熱い思いが伝わる。

 

「やや、これは」深く感銘を受けた後藤象二郎と坂本龍馬の目に感動の涙が光る。

 

「い、石原様、これは『救国八策』ではありませんか。ああ、日本の夜明けは近い」龍馬は感に堪えぬ面持ちだ。

 

「いやいや」石原慎太郎は軽くかぶりを振り、目をしばたたかせながら語りだした。「幕末の英雄おふたりからお褒め頂くとは恐縮ですがね。まあ、現代の日本は病んでいるわけだ。しかしね、滅びさせてはいかんのだよ」

 

石原の言葉に大きく頷くふたり。明日への希望で表情が明るい。

 

と、そこに若い男が駆け寄ってきた。

 

「あの、ぼくのも見て欲しいんですよね」そう云いながら、船中八策と書かれたメモ用紙を差し出したのは橋下徹であった。なに、船中八策?と、龍馬が怪訝な顔をする。もしやバッタもんか?

 

何を云う、別に所有権にも商標権にも触れていないと、弁護士らしく平然とつっぱねる橋下。失礼にも龍馬に対し、貴方のイメージを借りるだけだ、と言い放ちカラカラと笑った。

 

 

 

 

メモには、地方分権、首相公選制の導入、掛け捨て年金制度、ベーシックインカム、貯蓄税、参議院廃止などの文字が脈絡無く羅列されている。何が云いたいのか、さっぱりわからない。

 

「首相公選とは何じゃ。帝を愚弄する気か」と不快そうな後藤。

「ウケ狙いの政策を無根拠に並べただけでは、民主党の糞マニフェストとかわらんでないか。さてはおぬし、日本の破壊を企む敵の工作員か」と手厳しい。

 

「貯蓄税などとワケのわからん税制で富裕層を苛め、ベーシックインカムと称して、貧しい庶民に銭を配るのは共産主義ぜよ。」と呆れた表情の龍馬。

「自由民権の思想もわからんようじゃのう。これじゃあ新日本は成り立たんぜよ」と、橋下に侮蔑の目を向けた。

 

さすがに心配そうな表情の石原が助け舟を出す。「橋下君、もうちょっと詰めてから出直したほうがいいんじゃないか」

 

メモが不評と分かるや、橋下はふくれっ面になった。「この八策に賛同してくれれば衆院選で提携しますけどね。してくれなきゃ、提携しませんよ。ええ、絶対しません。維新の会はね、大阪府・大阪市のダブル選で勝ったんだ。ぼ、ぼくはですね、こう見えてもね、大衆から支持されているんだ!マスコミだって味方だ!」

 

激昂したのか、橋下は顔を真っ赤にして怒鳴る。

「ぼぼぼ、ぼくは、行列の出来るテレビ弁護士だぞ!お茶の間の人気者なんだ!全国の女性ファンがきゃあきゃあ泣いて喜ぶんだ!」

 

それを聞いた坂本龍馬はにやりと笑った。

「な〜にを云っちゅう。お茶の間の人気や女性ファンの数なら、この龍馬がおまんに負けるとは思わんぜよ」

 

よく見れば福山雅治だった。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 維新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

船中八策のバッタもんに龍馬が怒った!

京に急ぐ土佐の夕顔丸の船上。船室で書き物をしていた坂本龍馬は甲板に出ると、望遠鏡を覗く後藤象二郎を見つけて、すたすたと歩み寄った。「後藤様」と名を呼ぶや、一礼して大判の書状を差し出す。

 

「むむ、これは」文面に目を落とすや、後藤の目がぎらぎらと輝きだした。龍馬が云う。

「後藤様に納得してもらえるようやったら、是非とも大殿様にもご覧頂きとうございます」

 

書状には、大政奉還や憲法制定、議会政治の設立、強力な海軍力の保持、正当な外交政策の推進等々、新日本のあるべき姿が纏められている。世に云う船中八策である。後藤は龍馬に告げた。

「坂本よ、もっと綺麗な字で書かかなければ、大殿様には見せられんぞ」

 

龍馬はにっこりと笑い再び頭を下げた。

 

と、そこに近づく男がいた。相当な年配だが足元はしっかりしている。揺れる甲板も苦にならぬらしい。海には慣れている。

 

「おお、後藤さん、坂本さん」鷹揚に呼びかけると自筆の書状を差し出した。

 

「あなたたちも読むといい」ぶっきらぼうに男が差し出した書状には、国家再建(憲法・教育)、政治改革、外交防衛、構造改革などの文字が踊る。自主憲法の制定や政府紙幣100兆円の発行、羽田空港を中心とする東洋一のハブ空港建設も具体策として述べられている。国への熱い思いが伝わる。

 

「やや、これは」深く感銘を受けた後藤象二郎と坂本龍馬の目に感動の涙が光る。

 

「い、石原様、これは『救国八策』ではありませんか。ああ、日本の夜明けは近い」龍馬は感に堪えぬ面持ちだ。

 

「いやいや」石原慎太郎は軽くかぶりを振り、目をしばたたかせながら語りだした。「幕末の英雄おふたりからお褒め頂くとは恐縮ですがね。まあ、現代の日本は病んでいるわけだ。しかしね、滅びさせてはいかんのだよ」

 

石原の言葉に大きく頷くふたり。明日への希望で表情が明るい。

 

と、そこに若い男が駆け寄ってきた。

 

「あの、ぼくのも見て欲しいんですよね」そう云いながら、船中八策と書かれたメモ用紙を差し出したのは橋下徹であった。なに、船中八策?と、龍馬が怪訝な顔をする。もしやバッタもんか?

 

何を云う、別に所有権にも商標権にも触れていないと、弁護士らしく平然とつっぱねる橋下。失礼にも龍馬に対し、貴方のイメージを借りるだけだ、と言い放ちカラカラと笑った。

 

 

 

 

メモには、地方分権、首相公選制の導入、掛け捨て年金制度、ベーシックインカム、貯蓄税、参議院廃止などの文字が脈絡無く羅列されている。何が云いたいのか、さっぱりわからない。

 

「首相公選とは何じゃ。帝を愚弄する気か」と不快そうな後藤。

「ウケ狙いの政策を無根拠に並べただけでは、民主党の糞マニフェストとかわらんでないか。さてはおぬし、日本の破壊を企む敵の工作員か」と手厳しい。

 

「貯蓄税などとワケのわからん税制で富裕層を苛め、ベーシックインカムと称して、貧しい庶民に銭を配るのは共産主義ぜよ。」と呆れた表情の龍馬。

「自由民権の思想もわからんようじゃのう。これじゃあ新日本は成り立たんぜよ」と、橋下に侮蔑の目を向けた。

 

さすがに心配そうな表情の石原が助け舟を出す。「橋下君、もうちょっと詰めてから出直したほうがいいんじゃないか」

 

メモが不評と分かるや、橋下はふくれっ面になった。「この八策に賛同してくれれば衆院選で提携しますけどね。してくれなきゃ、提携しませんよ。ええ、絶対しません。維新の会はね、大阪府・大阪市のダブル選で勝ったんだ。ぼ、ぼくはですね、こう見えてもね、大衆から支持されているんだ!マスコミだって味方だ!」

 

激昂したのか、橋下は顔を真っ赤にして怒鳴る。

「ぼぼぼ、ぼくは、行列の出来るテレビ弁護士だぞ!お茶の間の人気者なんだ!全国の女性ファンがきゃあきゃあ泣いて喜ぶんだ!」

 

それを聞いた坂本龍馬はにやりと笑った。

「な〜にを云っちゅう。お茶の間の人気や女性ファンの数なら、この龍馬がおまんに負けるとは思わんぜよ」

 

よく見れば福山雅治だった。

 

 

 

 

 

 

 

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2011年11月28日

橋下の右ストレート、平松をKO!

これは凄い。大阪ダブル選挙は橋下氏・維新の会が圧勝した。手強い相手に立ち向かい、ぶち倒してしまった。不可能を可能にした。世界チャンピオンに無名の若者が戦いを挑み、ノックアウトしたような爽快感がある。

 

試合前はチャンプの平松氏が有利に見えた。左フックだ、左のジャブだと、セコンド陣が繰り出す指示に余裕を持って頷いていた。しかしゴングが鳴るや、橋下氏の右ストレートが炸裂した。マットに深々と沈んだ平松氏。まさに男のドラマだ。

 

 

 

 

もちろん、前市長の平松氏は世界チャンピオンってワケじゃないし、橋本氏だって無名じゃない。元府知事だし、もともと弁護士兼タレントとして人気者らしい。でも選挙は個人戦じゃなくて、組織と組織の戦いだ。平松陣営の顔ぶれを見たら、普通は挑戦心が萎えてしまう。

 

平松氏のセコンド陣を見てみよう。推薦政党は民主、自民、共産、社民だ。市役所や市従業員労組に加え、自治労や連合や日教組も応援した。関電や住友はじめ在阪の大手企業や、関西経済連合会など経済団体も加わる一方で、部落解放同盟とか革マル派もいた。

 

さらには、NHKや朝日・読売など大手マスコミが援軍となって、平松氏を持ち上げようと印象操作に励んだ。新潮や文春などの週刊誌は、下劣極まるネガティブキャンペーンを繰り広げて橋下氏を総攻撃した。

 

対する橋下陣営は石原慎太郎氏や亀井静香氏などの著名政治家が応援に顔を出したものの、基本的には草の根の大阪市民が支えたに過ぎない。組織票が束になって平松氏に流れたのに、府民や市民の票がこれを破った。一般人の良識が既得権益の壁をぶち破ったのだ。やるじゃないか、大阪!

 

犯罪発生率が高かったり、国籍不明者が沢山住んでいたり、生活保護受給世帯が異様に多かったり、大阪のイメージはとても悪い。でも本来は歴史も伝統もある素敵な都市だ。商都をして栄えたがためか、来る者拒まずの鷹揚さが災いして、寄生中みたいな連中に乗っ取られたのだ。反日の左巻きを排除すれば、大阪は必ず復活する。頑張れ、大阪!

 

ところで次回の国政選挙はいつあるのか。早く解散・総選挙に持ち込みたい。既得権益にしがみつく政党や団体をぶち倒し、民意で日本の進路を決めたい。清き一票を投じるって、とても大事なことなのだ。

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 維新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする