2012年06月18日

ギリシャはいつまでユーロにしがみつく気か!?

ギリシャの再選挙はND(新民主主義党)が辛勝した。わが国の報道ではNDを緊縮財政派と伝えるが、ちょっとした意訳だ。米英では彼らをPro-bailout派と呼んでいる。EUの緊急救済案受入れ派と云う意味だ。もちろん緊縮財政策も支援の条件になっているから、救済案受入れ派即ち緊縮財政派でも構わない。しかしNDは連立政権樹立にあたりEUと支援条件を交渉すると早速宣言した。つまり、取り敢えずユーロ圏に留まって借金するけど、緊縮策などの条件を緩和してくれるよう、EUに頼むと云っているわけだ。

 

一方、僅差で破れた左派急進連合は反緊縮財政派と呼ばれるが、では如何にして国家財政を建て直すか、何ら提言はなかった。にもかかわらず、緊縮財政への反感を煽ったら人気が沸騰して、あわや勝利の目前まで行った。沢山借りたら借りた方が強い、金貸しのEUに好き勝手を云われる筋合いではない、と云ったら大受けした。さあ殺せと開き直れば、離脱されると困るEUが大幅譲歩する筈だと云う、身勝手な主張だった。

 

つまり勝ったNDも負けた急進左派もユーロを離脱する気はなく、取り敢えずEUから借金する前提で大差はなかった。支払い猶予や緊縮政策の緩和を認めてもらう為、EUと話し合うか、あるいは、あっさり開き直るか、そのだけの違いだった。もちろんEUやIMFや民間の金融機関など貸し手側から見れば、一応話くらいは出来ないと困るし、前者のほうが後者よりずっと安心だ。でも、冷静に考えれば、貸し込んだ金が戻る可能性はないし、そもそもギリシャには借金を返すアテが全然なく、返済する気もなさそうだ。

 

ギリシャの経済規模は約30兆円で、大阪府と同じくらいのなのに、現状の国家債務は40兆円を超している。さらに今回の選挙結果を得て、EUから10兆円を上回る新規融資を受ける予定にだ。緊縮財政なんて何の解決にもならないし、この金を働かない国民が貪り喰って、無一文になれば、また金を貸せとゴネるのだろう。とんでもない借り手だ。貸し手が気の毒になる。

 

 

 

 

ギリシャが本気で再建を図るなら、ユーロを離脱して自国通貨で経済運営することこそ解決策だ。もちろんドラクマは暴落するだろうし、国民生活は一時的に貧しくなるが、弱小国が経済成長を果たそうと思えば、通貨安こそを武器にするしかない。ギリシャ国民がそこに気付かないのか、気付かぬフリをしてるのか、このままじゃますます貧しくなるだけだ。いつまでユーロにしがみついてもどうなるもんじゃない。神殿を廃墟にする神経だから、ギリシャは神様にも見放されるのだ。

 

 

 

 

 

 

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2012年05月17日

ユーロ離脱!ギリシャは裸一貫でやり直す!

ギリシャ総選挙後の連立交渉がこじれて再選挙が実施されることになった。来月、反緊縮財政派が圧勝するのはほぼ確実だ。借金を返す気もなければ、労働意欲も無いお国柄は困ったものだが、ギリシャ国民は幾ら財政を圧縮しようと解決にならないことを直感的に知っている。デフレ政策は経済悪化に拍車を駆けるだけだ。金詰りになった弱小国が問題を解決しようと思えば、韓国みたいに通貨安で乗り切るしかない。 共通通貨離脱は経済学的に正しい選択だ。

 

もっともユーロ離脱でギリシャ向け債権が紙屑になる可能性があって、これが欧州中央銀行や金融機関を悩ませる。でも、だからこそ債務の50%減免を実施したし、各行の実力に応じて充分な引当てもした筈だ。金融市場は損失を織込み済みだから、大した混乱も起きやしない。そもそもギリシャはとても小さな国で、大阪府か神奈川県くらいの経済規模しかない。ひっくり返ったところで、どうってことはない。

 

もちろん個別に損するケースは発生するが、もともと経済力皆無で生活水準が恐ろしく低く、なぜユーロ圏に入れるのか誰もが不思議がったギリシャを相手に金を貸したのだ。返して貰える確証もないのに、貸し込んだほうが悪い。市場は常に動く。次回はもっと真っ当な商売に励んで、損を取り戻せばいい。

 

ちなみに独仏などユーロ圏の主要国は、弱小国を抱えることで通貨価値を引き下げる輸出拡大作戦が通じなくなるのは嫌だろうが、いつまでもズルいことを考えちゃいけないのだ。わが国は異常な円高に歯をくいしばって耐えている。少しは見習えと云いたい。

 
さて、ギリシャが共通通貨ユーロを捨てて自国通貨ドラクマに戻せば、当然その価値は暴落するだろう。しかし、実はそれこそが経済の処方箋なのだ。人だって国だって、裸一貫になってこそ復活がある。もともと豊かな観光資源が売り物の国だ。通貨の安さを売り物にさらに観光客を呼び寄せて、本格的な経済復興を目指せばいい。

 

 

 

 

きっと多くの観光客が大昔の彫刻を見物して、ああ、そうだ、ギリシャは裸一貫だなと納得するだろう。踏み倒された債権だって忘れてやろうと云う気になる。 

 

 

 

 

 

 

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2012年04月01日

驚愕!日銀の白川総裁は妖怪だった!

数日前、参議院TVで財政金融委員会の質疑を見た。自民党の西田議員が正攻法でぐいぐい攻め、安住大臣もそれなりに防戦していた。なかなか白熱した議論で面白かったが、ちょっと気になったのが日銀の白川総裁だ。終始、のらりくらりと捉えどころのない言葉を続けるだけ。典型的な官僚型答弁で、もちろん議論は噛み合わない。見ているうちに、妖怪ぬらりひょんを思い出した。

 

 

 

 

妖怪辞典によると「忙しくしている家に上がり込んで、お茶を飲むなど自分の家のようにふるまう。まるでその家の主のように見えてしまうため、誰も不審に思わない」のが、ぬらりひょんの特徴だ。日本経済が混迷しているのに、ぬぼ〜っと日銀でお茶などすすっているが、総裁ゆえに気がひけるのか周囲も然程批判しない。捉まえようとしても、ぬらりとかわして逃げ、そのへんにひょんと現れて平気な顔をしている。まさに白川ぬらりひょん総裁だ。

 

財政金融委員会で総裁は、日銀の量的緩和政策は景気回復を下支えする効果があったと認めた。経済成長には家計所得も企業所得も両方増える事が必要だと云う点も認めた。ところが、従来の意図的なデフレ政策の間違いを絶対に認めないし、インフレ政策に舵をきるわけでもない。ぬらぬらと逃げるばかりだ。

 

誰が見ても、日銀は通貨供給の拡大に極めて消極的だ。リーマンショック以降、米連銀も英国銀行も欧州中央銀行も、保有資産高がそれまでの3倍近くに増えている。つまり、それだけ市中に大量の通貨を供給したのだ。にもかかわらず、日銀の保有資産は微増程度でほぼ従来水準のままだ。これだけ他主要国と通貨供給量が違えば円高になって当たり前だ。景気は一向によくならないし、通貨不足でデフレが続く。

 

振り返れば、白川氏を日銀総裁にと必死で押したのは民主党だ。自らも政権を奪取して経済破壊策を断行し、併せて白川率いる日銀にデフレ路線を取らせて、わが国を貧乏にする作戦だったに違いない。さらに飲酒問題をを取り沙汰された中川昭一大臣の会見でも、隣にすわり平然としていたのが白川総裁だ。実はああ見えて、とても恐ろしい人なのだ。

 

頼り無さそうな表情だが、ぬらりひょん総裁を舐めてはいけない。ゲゲゲの鬼太郎では、ぬらりひょんこそ「日本妖怪の総大将」だ。

 

 

 

 

 

 

 

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2011年12月14日

えええ!ユーロ崩壊でお宝が誕生するって!?

「崩壊」と云う言葉には大変なインパクトがある。崩れて壊れるとなりゃ、ボロボロでガタガタだ。よろよろと足元もおぼつかない。気を失って、ひっくり返りそうだ。ああ、もう駄目だ。がっくり膝を落として泣けてくるイメージだ。

 

しかもユーロ崩壊となれば、この世の終わりみたいな感じすら漂う。ついこの間まで、ドルに次ぐ第二の基軸通貨と謳われた、あのユーロだ。遂に歴史と伝統文化のヨーロッパが壊滅するのか。欧州統合の夢は潰えるのか。ああ、もう駄目だ。ここでもう一度、膝を落として涙する。

 

いやいや、ちょっとお待ちなさい。別に泣くことはないのだ。ユーロがどうなろうと別にこの世の終わりじゃない。加盟国が協力して築き上げた共通通貨だもの、立ち行かなくなれば崩壊と呼ばれてもおかしくはない。でも、ユーロが露と消えても、然したる影響なんぞ有りゃしない。

 

 

 

 

共通貨幣の流通がはじまって10年、今はユーロが当たり前になったが、ドイツはマルク、フランスはフラン、イタリアはリラとそれぞれ国の旧通貨に戻るだけの話だ。そもそも貨幣流通開始の直前まで、ユーロなんて本当に成り立つのかと誰もが疑心暗鬼だったのだ。

 

だから、各国の中央銀行には自国の貨幣が大量に備蓄されている。しかもユーロと各国通貨の交換レートは統合前に定められている。例えば1ユーロ=1.95583マルクと決まっている。簡単に元に戻せる。直ぐにしないのは、欧州中央銀行の後始末と決済システムの整備など事務作業の時間を稼ぐためだろう。

 

今から思えば、それぞれが独立国家でありながら、国家主権たる通貨政策を放棄するなんて発想が無茶だったのだ。ユーロ紙幣やユーロ硬貨を持ってるひとは大事にするといい。いずれコレクターズアイテムとしてお宝になる可能性がある。

 

 

 

 

 

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2011年12月13日

アメリカとギリシャとかちかち山

アメリカの対外債務が幾ら積み上がろうと、国家破綻は有り得ない。ギリシャやイタリアと違って自国通貨で借りているからだ。幾らでも刷りたいだけ刷れるドル建ての借金を抱えるアメリカと、コントロール不能なユーロを借りまくり、ひいひい泣いている弱小国を比べ、同じように考えるのは余りにも無知だ。

 

夏場には連邦財政の破綻間近と報じられたが、あれは債務の上限を引き上げるか否か、議会で揉めたに過ぎない。云ってみれば、手続きの話だ。先ずは手堅く支出を抑制せよと云う意見。方や、さっさと従来通り債務の枠を拡大せよと云う意見。双方の政治的な見解がぶつかっただけだ。

 

もっとも連邦政府にせよ、州政府にせよ、財政赤字を放置するのは不健全だ。つい先日もアラバマ州ジェファーソン郡が30億ドル(2400億円)の負債を抱えて連邦破産法適用となった。赤字が続けば地方自治体だって倒れる。慢性的な財政難に悩むカリフォルニア州もそろそろ危ないと噂されている。

 

連邦にせよ州にせよ、赤字に陥った政府は財政健全化に向け何をすべきか。増税か借金で歳入を増やす。そして公共サービスや人員を縮小して歳出を削る。対策はこれしかない。ふつう、増税や借金はそう簡単に出来ないから、先ずは出るを制することになる。

 

カリフォルニア州ロサンゼルス郡で云えば、警察官や消防署員の数を削減した。学校の教員数を大幅に減らし、それでも辻褄が合わず授業時間まで削った。職員の解雇と営業の効率アップを狙う策だ。不況に打ち勝とうと思えば、自治体のヤルことだって民間企業と一緒だ。もちろん住民は不便を感じるが、政府に金がないんじゃ致し方ない。

 

さて、報道によれば、わが国の公務員のボーナスが昨冬比で4%アップしたと云う。政府も地方自治体も財政難だと聞いていたから、とても意外な気がする。一時云われた公務員の人件費大幅削減案はどこかに行ってしまったらしい。

 

日本だけの特殊事情だが、役人や教員など公務員は余程の大罪でも犯さない限り、解雇されない。で、民間の苦境を尻目に、ボーナスまでどんどん上がっていく。別に誰が幾ら貰おうと、他人の懐を詮索する必要はないが、これじゃ増税に賛成する一般人は少なくなるだろう。

 

自治労や日教組を支持母体に持つ民主党が政権に居座る限り、きっと財政再建なんて絶対に無理なのだ。でかい面する公務員相手に無駄の排除なんて出来ない。何の手も打てず、じわじわと財政状況が悪くなるのを見ると、何だか泥舟に乗って沈んでいくような感じがする。そう云えば、野田の顔が狸に見えてきた。かちかち山だ。うさぎは誰かって?・・・ご想像にお任せしたい。

 

 

 

 

日本は大国であり、世界一の金満国家だ。幾ら政府負債の額が大きかろうと、アメリカ同様、自国通貨で全てファイナンスしているから国家破綻は有り得ない。でも無闇に安心は出来ない。シロアリのような公務員がじわじわと社会の根元を腐らせているのは事実だ。そこだけはギリシャによく似ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2011年11月01日

ひゅ〜どろどろ!借金漬けのギリシャが怖い!

大雑把に云えば、ギリシャのGDPは30兆円くらいしかない。500兆円を超える日本のGDPに比較すれば、その規模は約20分の1だ。その小国の国家債務が40兆円以上にも膨らんで、にっちもさっちも行かなくなった。自国通貨の債務なら、国家たるもの好きなだけ札を刷って借金返済に充てればいいが、ギリシャの場合、ユーロ建てだから勝手なことは出来ない。歳出削減による財政規律でどうのこうの云ってるが、そんなもんで借金が返せるほど世の中甘くはない。ギリシャも破れかぶれだろう。さあ殺せみたいな雰囲気で、市民が暴動を起こしている。

 

もっとも、あっさりギリシャが倒れると貸した側が困る。ああ、ここまでロクでもない奴だったのか。ギリシャなんぞに貸すんじゃなかった。と思っても、もう遅い。致し方なく、欧州中央銀行やEU各国の首脳や民間金融機関が集まって救済策を打ち出した。貸した金の半分を棒引きしてやるから、ちゃんと返せよ。もう返済期限が来ているが、何年も伸ばしてやるからしっかり働いて少しづつでも払うんだぞ。こういう話だ。ギリシャは神妙な顔をして聞いている。はい、わかりましたと頭を下げる。でも心の中では舌を出しているに違いない。しっかり働いて返せるくらいなら、そもそもここまで借金してねえよ。そんな感じだ。

 

さて、アメリカ時間の31日、ニューヨークのMF Global 証券が会社更生法適用を申請した。ユーロ債券に社運を掛けたもののギリシャ絡みでやられましたと、悲しい声明を出している。その直後、MF Global に大口出資していた投資顧問会社 J.C.Flowersもかなりの痛手だと云う噂が流れ始めた。金融業界は人と人、会社と会社が無限に繋がっている。どこかが狂いだすと、歪みやひずみが連鎖的に広がる。今日の株価は下げたものの暴落はしていないし、3年前のリーマンショックみたいな大混乱は起きないだろう。ただギリシャ危機の影響は避けようがないから、漠たる不安が広がる。

 

 

 

 

今日はハロウィンで仮装した人々が街を行く。吸血鬼、魔女、幽霊あたりが定番だが、へんに愛嬌が有って、ちっとも怖くない。怖がらせたければ、ギリシャ神話の神々なんかどうだろう。神様はたいてい裸だから、然したる衣装もいらない。腰に布を巻いて、月桂冠でも被れば出来上がりだ。裸じゃ身ぐるみ剥がされたように見えるかも知れないが、これこそが経済破綻の怖さと云うものだ。

 

 

 

 

 

 

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2011年09月17日

間抜けな安住と横柄な花王と株価の関係

不況で若干貯蓄率が上がったとは云うものの、殆ど貯金らしい貯金をしないアメリカの庶民。大抵の買い物はクレジットカードで済ませる習慣も災いして、いざとなると1000ドル、邦貨にして僅か8万円程度の現金にも事欠く家庭も結構あるらしい。もっとも、その人たちが全くの金欠かと聞けば、そうでもなくて、株式投資だけはシッカリしていたりするのですね。

 

そういうお国柄だから、株価の上下は多くの国民にとって最大の関心事。株価上昇中の産業や高配当の企業を皆が必死で捜し求める。株価がちょっとでも下がれば、大統領の経済政策を手厳しく批判する。株価変動ばかりはどうしょうもないとは誰も考えない。自分の金だもの、損させる奴は許さん!みたいな気迫まで感じちゃいます。

 

さて、翻ってわが国では株に関心のないひとも多い。株なんて博打と一緒と云う乱暴な意見すらあって、毛嫌いするひともいる。今でこそインターネット売買も出来るし、小額でも買えるようになったけど、現金ゼロで株だけ持っているひとなんて、そうはいない筈。全体的に株価に関する注目度は低い。

 

だから、安住財務大臣が突如、政府保有株を売却すると云っても、あっそ、ってな素っ気無い反応です。ふーん、復興も大変だし、売ればいいじゃんみたいな受け止め方。これ、実はとんでもないコトですよ。

 

 

 

 

先ず常識的に云って、株は安く仕込んで、高くなったときに売るのが原則。もちろん市場は勝手に動くから、往々にして安値で売って損して泣くこともある。だけど、現在みたいにじりじりと安値を更新しているような時期に株式売却を口にするとは、気が触れてるとしか思えない。国民の資産である政府保有株式をみすみす底値で叩き売る馬鹿がいるか。もし実行したらトンでもない暴挙です。

 

それにJTや東京メトロ等々、仮に数兆円の株式を売却したら、証券市場を急速に軟化させるのは必至。そりゃ一般市場で売却するわけではないだろうし、買いたい民間企業やファンドを見つけるのだろうけど、それにしても金額が馬鹿馬鹿しく大きい。欧米の金融界が荒れ、世界の株が弱含みだと云うのに、何とショッキングな発言か。安住の間抜けさに唖然とします。これだけ政府保有の優良株があるなら、それを担保にしてドンと国債を発行するのが筋。ほら見ろ、何十兆円だって国債なんか簡単に発行できるじゃないか。

 

話はかわるけど、花王が滅多打ちにあっている。昨日のデモには2000人の一般市民が集まり、フジへの番組提供を止めろとシュプレヒコールを上げた。巷では不買運動が広がっていて、一部のスーパーでは花王製品の大幅ディスカントまで始まっているらしい。大変な事件です。

 

ところが花王側からそれらしい声明もない。蛆虫の如き消費者や視聴者が何を云ってやがる、けっ、みたいな感じで横柄にふんぞり返っている。だけど、フジテレビに支払う年間600億円の広告宣伝費がブランド力向上や売上拡大に繋がらないどころか、反感と不買と売上減少を呼んでいる。いずれ利益を圧迫することは間違いない。株主の目から見たら、信じられないような愚かさです。

 

テメエ、俺の出資金を何だと思っていやがると、花王の全株主が激怒して経営陣をつるし上げても不思議はない状況なのに、そうはならない。これも金満国家、日本ならではの現象なのかしらん。やはり株価に対して極めて関心の薄い国民性なのですね。

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする