鳩山由紀夫はルーピーでも間抜けでもない。決して非常識な夢想家でもないし、常人の理解を超えた宇宙人でもない。奇妙に落ち着きのない表情や突飛な振る舞いに、多くの人が違和感を覚えるのは事実だ。しかし表面的な行動だけで、あの男を精神異常者と決めつけてはならない。気違いにしては行動が首尾一貫し過ぎている。
何処に出向こうと、如何なる発言をしようと、支那の対日戦略を有利に進める意図が明らかだ。最近の支那訪問を思い出すがいい。尖閣諸島は係争地だと認め、敵の領有権主張に正当性を与えようとした。南京虐殺記念館を訪れ、頭を垂れて日本の非を詫び、捏造史の既成事実化を図った。これほど見事に支那共産党の方針に寄り添う姿もない。
振り返れば、東アジア共同体構想の提唱も、支那人へのビザ発給緩和も、オバマ大統領を翻弄して日米同盟にヒビを入れ、沖縄の反基地運動に火をつけたのも、全ては支那の権益拡大のためだった。突然のイラン訪問とその後の核関連発言も、アメリカの安全保障政策を頓挫させて日米離反を図るだけでなく、中東・アフリカ地域の第三国と連帯する支那の存在感を高める動きだった。
はっきり云おう。鳩山由起夫は支那中共政府の対日工作員だ。北朝鮮系過激派団体への巨額の寄附金や、朝鮮風の立ち居振る舞いから、半島との繋がりを指摘する向きもあるが、これまでの政治行動とその効果から判断する限り、中共から直接指示を受けていると見て間違いない。鳩山の身辺を取り調べ、証拠を掴み、逮捕して極刑に処さねばならない。こんな国賊にいつまでもミッションインポッシブルを気取らせてなるかものか。