うわははは。鳩山元首相は天才的なコメディアンだ。ギャグのセンスが尋常ではない。日本未来の党の議員決起集会で、同党を賛美した上、「なぜ鳩山も合流しないんだと思いますよね」と聴衆に語りかけ、拍手が沸き起こったと云うが、もちろん大爆笑だったに違いない。そこで「拍手を頂くと、その誘惑はたいへん強い」と述べ、衆院選出馬への意欲を示したそうだ。不出馬を決めた途端にこのセリフ、当然、爆笑の渦だ。まさに笑いの神がついている。
それにしても破壊的なギャグだ。そもそも日本未来の党は、首魁の小沢一郎はじめ、ほぼ全員が元民主党だ。支持団体も民主党と重複する。従い、第三極のBグループは嘘で、むしろ表の野田民主党に対する裏民主党に過ぎない。それでも、嘉田のオバちゃんを連れて来て神輿に担ぎ、卒原発なる珍奇な新語を看板にしたのは、民主党のイメージをあえて打ち消すためだ。それなのに、ああ、それなのに、鳩山ったら「日本未来の党の考え方こそ本来の民主党の原点の発想だ」と絶賛しちゃうんだもの。未来の党の悪巧みをあっさりぶち壊した。いやあ、笑える。
どうせ、ドタバタ喜劇だ。いっそ、鳩山は未来の党に合流したらいいではないか。突然の解散総選挙に慌て、資金面で遣繰りのつかない新党側は、無能な金満家を喜んで迎えてくれるだろう。鳩山・小沢の名コンビを復活させ、馬鹿と悪党ががっちり組むとどれだけ怖い存在になるか、選挙戦で世間にアピールすればいい。
おった、待った。こうなりゃ、元祖プロ市民の菅直人を放っておくわけにはいかない。やはり鳩山・小沢・菅の3人が雁首並べてこその民主党、いや違った、未来の党だ。幸い代表の嘉田知事は、菅の献金先にして北朝鮮系テロ組織、市民の党と深い関係があると聞くし、満更遠い存在でもないだろう。民主党の元トロイカ体制に卒塔婆、もとい、卒原発婆を加えて衆院選に臨み、見事自爆して欲しいものだ。
ちなみに卒原発運動の背後には、日本の産業経済を破壊し、核技術を潰したい支那朝鮮勢力がいる。その上、彼らには、原発停止によって仕事を失うであろう管理担当者・技術者・科学者等をごそっと再雇用して、自国の原発技術発展に利用したいとの思惑もある。特亜を利するがための政党が自爆してくれれば、日本国民は本当に腹の底から笑える。