大飯原発が定期検査に入り、稼動原発が1年2ヵ月ぶりにゼロになってしまった。再稼動予定の6原発に対する原子力規制委員会の安全審査が長時間を要するため、このまま原発による発電なしで、電力需要の膨らむ冬を迎える公算が高い。
火力発電用のエネルギー輸入で年間4兆円もの国富を垂れ流し、国民や企業はバカバカしいほど高い電力料金を支払い、その上、節電を強要されて、ぶるぶる震えながら寒くて暗い冬を過ごす。これが世界一の原発技術を誇る大国日本のするコトか。まさに宝の持ち腐れではないか。
どう見たって原発の停止にメリットはない。ただ、朝鮮人を主体にした反原発勢力が、日本人の苦境を眺めて喜ぶだけの話で、一般国民にとって脱原発など迷惑千万だ。原発こそがわが国に豊かさを約束する。各電力会社には、直ちに原発再稼動の実行を求めたい。

と云っても、先ずは原子力規制委員会の審査があるじゃないかとの声が聞こえそうだが、ソレは誤解だ。そもそもあの学者連中は、原発の安全性に関する新基準を検討するのが仕事だ。根が馬鹿だから、運転しないのが安全だと信じ込み、40万年前の地震の有無を真顔で語るほどの役立たずだ。
規制委員会は、国家のエネルギー政策を決める立場にはない。そして田中委員長も明言する通り「再稼動を審査する立場でもない」。旧基準で建設した原発を電力会社が運転するのは適法あり、政府にすら運転停止を命じる権限はない。だから、震災直後、犯罪者菅直人は中部電力に浜岡原発停止と「お願い」したのだ。
それなら電力会社は、なぜ腹を据えて再稼動に踏み切らないか。簡単なコトだ。反原発勢力が放射能ニダ!と大暴れして、偏向メディアが騒ぐからだ。インチキな世論に迎合し、所管の経産省が責任逃れのためにそっぽを向くからだ。役所が非協力的だから、電力会社は身動きが取れない。
政府が電力会社を応援する姿勢を示せば、再稼動は直ぐに出来る。アベノミクスを掲げて経済成長とデフレ脱却を謳う安倍政権が、原発ゼロを座視するとは呆れた話だ。まさか安倍首相の家庭内野党、昭恵夫人の反原発運動によるものではないことを祈りたい。
posted by yohkan at 10:53|
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