何もかも自民党の派閥が悪い!とっとと解散せよ!ってな台詞は大昔からマスゴミが度々喚いてきたけれど、非現実的で無意味な戯言と皆承知していた筈。
気の合う仲間が集まるのは自然なこと。人間界のみならず、たぶん動物界も一緒で、例えば動物園のサル山を眺めれば、まあ、そう云うものかなと分かる。
似たような理想や主義主張を持つ政治家が仲間を募り、共に活動し勉強するのを妨げる理由など一切ない。幾ら党の総裁とは云え、派閥解散なんて勝手をヌカしていいのか?
気づけば、キッシーはつい先頃、首相就任以降もしがみついていた岸田派を離脱している。ってコトは、このヒト、どういう立場で解散宣言をしちゃったんだろ?
政治資金収支報告書の不記載問題が、岸田派のパー券を謎の中国人組織が大量購入してきたと云う黒い噂に飛び火するのを恐れて、派閥を消滅させる奇策に至ったか?
あるいは党内の全派閥を潰し、他の中ボス、小ボスどもの勢力を削いでしまえば、大ボスたる己の裁量ひとつで人事権が振るえるぞ、うしししw・・・と妄想に酔ったか?
何だかキッシーの姿が、サル山の頂点に君臨しつつも絶望的な孤独感に苛まれ、迫り来る死期に抗う老いたボス猿のようにも見える。悲しいなあ。哀れだなあ。

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