2014年11月06日

ジェブ・ブッシュ参上!

米中間選挙は予想通り民主党が大敗した。上下両院を共和党に制され、オバマ大統領のレームダック化は避けようがない。政治は更に混迷するだろう。

残り2年で、民主党が信任を回復するのは不可能だ。従い、2016年の次期大統領選挙は、共和党が圧倒的優位に立つ。次期大統領は誰か、ソレが気になる。

いざ選挙戦が蓋を開ければ、いろいろな候補が登場するだろうし、ダークホースが出現する可能性もある。しかし現時点で、既に有力者がひとりいる。

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事だ。


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2014年11月04日

明日のオバマ

アメリカの中間選挙は明日、11月4日に実施される。直前予想を外せば赤っ恥になるから、開票を待つべきとは思うが、ソレじゃ面白くない。

ずばり云おう。きっと、上院も下院も共和党が圧勝し、民主党は大敗する。迷走に迷走を重ねたオバマ政権の終焉を印象付ける選挙結果となる筈だ。


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2014年10月23日

外務省はテキサス親父のご指導を仰げ

テキサス親父こと、トニー・マラーノさんが、カリフォルニア州のグレンデール市議会に出向き、同市の慰安婦像は日本への侮辱に当たると非難してくれた。

韓国系団体による事実無根の対日批判に踊らされ、像の設置に賛成した議員たちは、これまで日本側の主張に一切耳を傾けなかったのだから、じっくり話を聞いてもらっただけでも大きな前進だ。

慰安婦のウソで賠償金をせしめようと企む韓国側の悪意を見抜き、日本人と共に怒り、日本のために立ち上がってくれたアメリカ人、マラーノさん。得難い真の友人に、深く感謝せざるを得ない。


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2014年10月20日

ウォルドルフNYが支那の手に

米ホテル運営会社、ヒルトン・ワールドワイドは、所有していたウォルドルフ・アストリア・ニューヨークを、20億ドルで支那の保険会社に売却すると発表した。

但し同ホテルと縁が切れる訳ではなくて、今後100年間は、ヒルトンが運営管理を継続する約束になっている。

それでもこの売却は、米政府にとって頭の痛い問題だ。なぜなら国連ビルにほど近いウォルドルフNYを、米国連大使の住居だけでなく、大統領や代表使節団の定宿にしているからだ。

支那の共産党とも関係の深い保険会社が、ホテル買収と同時に大型改装を計画中と聞けば、盗聴や監視などのスパイ行為を心配しない訳にはいかない。


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2014年08月31日

慰安婦像撤去訴訟について

今月初旬、米加州グレンデール市の慰安婦像撤去訴訟について、連邦地裁は棄却判決を下した。一部では敗訴と誤解されているが、全く違う。訴訟は成立しないと判断され、公判に至らなかったのだ。

原告の日系市民団体は「連邦政府のみが持つ外交権を市が侵害し、憲法違反にあたる。慰安婦像の脇に設置された碑文は議会で審議されておらず、州法違反にあたる。依って像を撤去せよ」と主張した。

コレに対し裁判所は「原告は訴える筋合いなし」と判断した。なぜなら、外交権の侵害事実有りと仮定しても、連邦政府が訴えるならいざ知らず、一市民が訴訟すべき損害が認定できない。それに、憲法違反と公園に行きづらくなる心情に因果関係がない。

結局、訴訟自体が成り立たぬため、裁判所は外交権の侵害有無について結論を下さなかった。また、州法上の手続きは連邦裁が判断すべき対象ではないと述べ、州法違反か否かにも触れなかった。


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2014年08月09日

慰安婦のウソで日米離間!?

支那と韓国が日米分断を画策する。集団的自衛権や在日米軍基地への反対運動を通じ、日米同盟にヒビを入れたがるだけでなく、双方の国民が離間するよう策略を仕掛ける。

その典型が慰安婦問題だ。韓国が米国各地で建てる慰安婦像は日本からの補償、即ち金だけが目当てじゃない。米国で反日感情を、日本で反米感情を掻き立てる目的だ。


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2014年05月02日

米トヨタがテキサスに移る理由

トヨタ自動車が、60年近くもカリフォルニア州のロサンゼルス郊外にあった北米本社を、テキサス州のダラス北部に移転すると発表した。ケンタッキーやニューヨークに分散する生産・販売機能も、新拠点に集約する。テキサス州は米国の中央部に位置して、どこにでもアクセスが良く、一元化した効率経営が可能だと、トヨタは移転理由を説明している。

もちろんトヨタは、テキサス州が誘致のために打ち出した税優遇策にも期待しているだろうが、その経済効果は僅か40百万ドル(40億円)程度に過ぎない。2005年に日産自動車がカリフォルニア州から本社機能を引っ越した際、移転先のテネシー州から獲得した減税メリットは180百万ドルを超えたから、比較すると随分小規模だ。

誘致成功で大喜びするテキサス州知事が指摘する通り、トヨタの移転は地理的条件や税優遇策のみならず、低い所得税率や緩やかな規制、簡単な建築許可など、ビジネスフレンドリーな風土を評価した結果だろう。さらに同氏はカリフォルニア州を指して、こう皮肉る。「選挙民がリベラル過ぎる。企業経営に相応しい環境ではない」


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2014年04月26日

オバマ反日発言は切り貼りの印象操作だ!

東京を発ったオバマ大統領は、ソウルで米韓首脳会談を行った。会談後の米大統領府によるプレス発表で、北朝鮮の挑発行為への対処が主要議題だったとわかる。韓国側はミサイル防衛体制強化や、米軍による戦時作戦統制権の返還(米軍撤退)先送りを望み、方やアメリカ側は日米韓の連携強化や、支那の影響力も利用した国際協調の枠組みで、北朝鮮の非核化を進める意向を明らかにした。

さて、こうした核心部分には一切触れず、首脳会談の内容として「慰安婦は人権問題」なるオバマ発言を報じる日本のメディアは、一体どういう了見か。記者の質問に対する回答の一部を切り刻んで編集し、あたかもオバマ大統領がわが国を非難したかのように印象操作する。韓国のウソを正当化するだけでなく、反米感情を掻き立てて日米関係を壊したいのだろう。


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2014年04月24日

ぐぐぐ、悔しいミシェル夫人

09年4月、英国訪問中のオバマ大統領夫妻がバッキンガム宮殿に招かれた際、ミシェル夫人がつかつかと女王陛下に歩み寄って、肩に手を回した。親しみを込めたつもりか、大統領夫人は女王と対等だと勘違いしたのか、真意はわからないが、国際儀礼を無視した無礼千万な振舞いが報道され、世界中で顰蹙を買った。

大統領就任直後ゆえ、米メディアもあからさまなオバマ批判は控えていた時期だ。しかし、夫人に対する保守派の怒りは凄まじく、マナー知らずにファーストレディが務まるか、アメリカの恥だ、と厳しく非難した。ネットの世界には、人種差別意識丸出しの罵詈雑言が溢れた。絶頂期に突如としてバッシングを受けたオバマ夫妻にとって、かなりの衝撃だった筈だ。


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2014年04月06日

画家ブッシュさん、友情を描く!

テキサスのジョージ・W・大統領センターで公開された世界の指導者たちの肖像画が、全米の話題だ。描いたのは誰あろう、ブッシュ前大統領本人だ。僅か2年前に描きはじめたと云うから、引退後の趣味には違いないが、コレが上手い。ポップアート風に各人物の個性を生き生きと描き出し、ブッシュさんの暖かい人柄と厚い友情のわかる素敵な作品ばかりだ。

数多くの指導者は肖像画の陳列だけだが、大統領と懇意だった主要人物の展示ブースには絵と並べて思い出の写真や品を飾っている。共に世界を動かした時間を想起させる小粋な演出だ。英ブレア元首相や露プーチン大統領、サウジアラビアのアブドラ国王と共に、小泉元首相も大々的に展示されているのが嬉しい。

思えば、小泉ブッシュ時代の日米関係は素晴らしかった。友情を深めた両首脳が、阿吽の呼吸で巧みな外交を展開した。わが国は自衛隊をイラクに派遣して、国際社会に堂々たる存在感を示す一方、国内にあっては果敢に構造改革に挑戦し、自由主義に徹した新しいシステムで経済を活性化させた。そこには日本の復活を全力で応援する同盟国アメリカの姿があった。


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