2020年10月30日

吸血鬼バイデン、ヤバイデン

クリスマスを日本に定着させ、敗戦国をキリスト教化する進駐軍の試みは半分しか成功しなかった。電飾で飾る樅の木やサンタのプレゼントこそ日本社会に浸透したが、宗教性は消滅した。

何事も柔軟に受容するわが国だが、異国の宗教は排除する。仮に受け入れれば、日本流に改変し再構築する。神仏習合はその典型で、お釈迦様もびっくり仰天の日本型仏教と化した。

ハロウィンも同様で、導入時点で宗教性はバッサリ斬り捨てた。仮装行列に繰り出す若者達は、その昔、収穫期に先祖の霊を迎え、感謝の祈りを捧げた宗教儀式が起源とは知らないだろう。

霊魂の里帰りは教理に反すると、古典的な祭事を弾圧したローマ教会の横暴さは想像も出来ないか。死ねば必ず天国か地獄に行くから、蘇る死者は悪霊か妖怪と決めつけるのがキリスト教だ。

そして、ソレならソレで結構だと開き直り、ゾンビ、吸血鬼、魔女、幽霊など魑魅魍魎の装いで馬鹿騒ぎをするあたり、抑圧された民衆の意地と知れば、より仮装に身が入るに違いない。

ハロウインの土着宗教あるいは伝統文化的側面を尊重するなら、キティちゃんやバカボンのパパに扮するのは筋違いだ。超ミニのナース姿は個人的に大好きだが、コレも論外ではある。

カワイイ子のエロいコスプレは諸手を挙げて歓迎するが、あくまでも奇怪で不気味な扮装に徹して欲しい。伝統に則り、地獄や墓場を想起させる悪のオーラを放って欲しい。

さて、ハロウィンのイラストは過去に幾つも作画してきたが、登場させたのはオザーさんや枝野クンなど民主党系の反日議員ばかり。理由は、悪霊まがいの凶悪な人相が似合うからだ。

但し、今回は大統領選直前でもあり、趣を変えて、日本ではなくアメリカの民主党議員を題材にしてみた。


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2020年10月23日

将軍、決戦を制す

天下分け目の戦い、その火蓋が切られて僅か一刻余り。夜明け前から平野を覆っていた濃霧が薄れるや、自軍が敵軍を圧倒する戦場が眼前に現れた。

土煙の中、旗挿物を翻して、じりじりと前線を押し上げる我が共和軍の勢いを見よ。傷付き倒れ混乱し、武器も馬も軍旗も戦意も失い、ひたすら敗走する敵勢力と好対照を為す。

瓦版が「優勢」と予想した民主軍が驚くほど脆い。陣幕内中央に座り、戦況に目を凝らす都蘭府将軍の頬が緩む。憎きボケ老人め、さぞや慌てふためき、腰を抜かしているだろう。

前線から駆け戻った伝令が、膝をつき吉報を伝える。「お屋形様に申し上げます。梅伝大将がご次男、藩太氏が潰走中、地元の土民に首を刈り取られた由にござりまする」

「さもあろう」将軍は鷹揚に頷く。梅伝藩太なら、唐国や烏克蘭から多額の賄賂を得てきた確証がある。その上、児童への性的暴行も噂される人非人だ。民草から恨まれて当然。

別の伝令が進み出て、声高らかに報告する。「黒い命が何とやらと喚き、放火や略奪を働く輩どもは、我が軍に恐れを為して全員逐電した由にござりまする」

「よかろう」将軍は再び頷く。卑賎な僧兵や暴徒が刀を投げ捨て我先に逃げる姿が、遠目に見える。テニスラケットを投げ捨て最後尾を走るアレは、黒覆面の女子選手か。

参謀が都蘭府将軍に駆け寄り、更なる吉報を伝える。「敵副将が討死致した由にこざりまする。桑港出身で釜羅と申す強者が倒れた以上、加州が我が方の手中に落ちるは必定かと」

「何?デカマラ?敵の副将は然程に己が逸物を誇るのか?」大御所の勘違いに気付いた参謀が慌てて訂正する。「いやいやいや、姓は針酢、名は釜羅。かの武将は女性にござりまする」

「女子でござったか?して、逸物自慢とは面妖な・・・」、腑に落ちぬ表情で首を捻る。「さては今様のLGB何とかであろう。う〜む、コレも乱世ゆえか・・・」

無駄な思案にふけるところに、「お屋形様!」と叫びながら現れたのは辺洲副将だ。普段は静かな武人だが、顔面を朱に染めて興奮の様子が隠せない。将軍が尋ねる。「おお、如何致した?」


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2020年10月09日

スーパートランプが勝利する!

米大統領候補のTV討論会は面白いショーだ。非難と批判の応酬は言葉による格闘技で、両候補が持論をぶつけ合う姿は、もつれ合いながら殴り合うボクシングにも似る。

昨日(現地時間、7日夜)放送の副大統領候補討論会も楽しめた。トランプ・バイデン 戦の前座試合のようではあれ、ペンス・ハリス両氏ががっぷり四つに組む姿は見応えがあった。

但し、レフェリー役を務める司会者の偏向ぶりにはウンザリした。前週同様、共和党候補のスピーチを遮って話の腰を折り、民主党候補にポイントを稼がせようとの魂胆が丸見えだった。

共和党に厳しく民主党に優しいのがメディアの常とは云え、バイデン&ハリス組を露骨に贔屓するディベートの演出は醜い。トランプ&ペンス組に対する差別的な扱いが目に余る。

加えて討論会終了後、メディア各社が「民主党陣営優勢」と大々的に報じるのだから、政治的公平さなど微塵もない。本邦マスゴミもソレに倣い、切り貼り報道でトランプ陣営をこき下ろす。

ゆえに結構多くの日本国民が米民主党の政権奪取を予想するようだが、フェイクニュースに騙されてはいけない。当ブログ主は、トランプ大統領の再選勝利を固く信じる。理由は三つある。

一つ目、2016年大統領選立候補時の殆ど全ての公約を実現した行動力・指導力の素晴らしさだ。有言実行の人こそが信用を勝ち得るのは、洋の東西を問わない。公約は膏薬じゃないのだ。

二つ目、就任以降の4年間で、米国は国際社会における存在感を増し、景気が上向き、雇用が改善した。コロナ禍は経済は疲弊させたが、元凶はウイルスを意図的に拡散した中共だと誰もが知る。

三つ目、戦うことは美しく、強いことこそ正義とするアメリカの美学だ。開拓者精神の表れか、進んで困難に挑戦し自力で逆境を跳ね返し、勝利する者こそが称賛され、尊敬されるのだ。

悪の帝国たる中共と、あるいはBLMやANTIFAなどテロ集団による暴動やフェイクメディアの人格攻撃と戦う。勝ち抜いて、全米国民を幸福にせんと使命感に燃える男。よっ、大統領!

武漢肺炎感染後も僅か数日で健康を取り戻し、専用ヘリでホワイトハウスに帰還したトランプ氏の姿は、まさに英雄だった。全米を感動で泣かせたスーパーヒーローが、選挙で負ける筈がない。


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2020年07月12日

あしたのジョーバイデン

前エントリの都知事選に続き、選挙の話だ。米大統領選は、現職のトランプ氏が圧倒的に有利と目されていたが、ここに来て、民主党のバイデン候補が優勢とあちらこちらで聞く。

現地メディアの調査によれば、支持率でバイデン氏がトランプ氏を抜き去ったとか。コロナ禍の疲弊やBLMの暴動により社会不安が増幅し、現政権への不満が増幅しているからと、解説が付く。

もっとも、支持率ごときはTVや新聞が恣意的に操作出来るし、発信元が支那ニュース網と揶揄されるCNNあたりじゃ、報道を鵜呑みには出来ない。単純に、悪質なフェイクかも知れない。

中共の影響下にあるマスゴミ各社が共和党をこき下ろし、民主党を持ち上げるのは、いつもの事だし、選挙も間近となれば、普段より偏向報道に力が入っても驚くには当たらない。

思い出すのは4年前の大統領選だ。投票当日でさえ、民主党候補の勝利を予想していた報道陣がどれだけ多かったか。想定外の惨敗に、クリントン女史がにわかに発狂したとの噂は事実だろう。

選挙の予想を外すのは、報道各社やジャーナリストにとっての赤っ恥かと思うが、そうでもないらしい。神経の図太い連中ゆえ、負けた途端に勝者側の「不正投票」を論じたりもするw

いずれにせよ、マスゴミは当面、バイデン候補押しに徹する筈だ。そして、トランプ大統領は再選を阻まれ、現政権の外交政策は頓挫する、あるいは変質するとの予想を執拗に繰り返す。

ソレこそが中共政府の願望であると同時に、トランプ政権と同調して対中強硬路線に走るなよ、との意味合いで、アメリカの同盟国への牽制になるからだ。

こう考えると、現在一時的に脚光を浴びるバイデン候補も哀れな存在ではある。中共のメディア戦略上の手駒として、勝てる見込みもないのに、現役チャンピオンと一戦を交えるのだ。

リング上で滅多打ちにされ、幾度も幾度もマットに沈み、判定負けを喰らう。あしたのジョー・バイデンは呟くだろう。「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・」


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2020年06月15日

無駄な抵抗はよせ

前々回の拙エントリ「渋谷でミネソタ」で触れた、米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官に拘束され死亡した事件。ソレに端を発した暴動が収まらぬ最中、またまた不幸な事件が起きた。

今度は南部ジョージア州アトランタで、飲酒運転で摘発され抵抗した黒人男性が、白人警官に撃たれて死亡した。案の定、警察への抗議デモが暴徒化し、放火や略奪騒ぎが起こる。

慌てたのはアトランタ市側で、然したる事情調査も経ぬまま、市長が警察の対応を非難。市警の本部長が即座に引責辞任し、発砲した警官も免職処分になった。

どう説明しようと、警察の暴力体質と人種差別が諸悪の根源と、メディアが不名誉なレッテルを貼るのは予想がつく。関係者のクビを切り、さっさと幕を引きたい州や市の意向はよく分かる。

但し、SNSで拡散された事件の動画を見ると、単純な疑問が湧く。射殺されたレイシャード・ブルックスなる人物の抵抗が、滅茶苦茶に激しいのだ。コレ、警官に撃たれて当然だろ?

ハンバーガーショップの駐車場でふらつく飲酒運転男が、手錠をかけようとする警官をぶん殴り、テーザー銃を奪い、逃走を図る。警官が発砲して、何の不思議もない。

威嚇射撃にとどめたり、足を狙うなどの配慮が望ましい場面ではあれ、警官も命懸けだ。酔っ払いに殴られ、銃口を向けられれば、恐怖するし、容疑者を取り逃すミスは犯したくはない。

たまたま当たり所が悪く、男性が死亡したからと云って、ある日突然、職を失う警官が気の毒でならない。社会の治安を守るため、真面目に職務を遂行しただけじゃないか。

同じことは先般のミネソタ州の事件に関しても云える。ジョージ・フロイド なる人物は偽札使用で通報され、駆けつけた警官にパトカーに同乗を促された際、激しく抵抗したと聞く。

しかも、噂によればこの人、強盗、窃盗、麻薬所持などの前科持ちとか。警官にしてみれば、ああ、また、お前かと、多少荒っぽく取り扱うべき無法者だったかも知れない。

無論、絶命するほど首根っこを抑えつける必要はなさそうだが、暴れ回る屈強な男と対峙し、負ければ己の身が危ない警官の立場も考慮してやるべきだろう。


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2020年02月07日

破った原稿、敗れた民主党

おぞましい光景をニュースで見た。数日前、米連邦議会でトランプ大統領が年初恒例の一般教書演説を終えた途端、ペロシ下院議長が、貰ったスピーチ原稿のコピーをビリビリと破り捨てたのだ。

大ベテランの民主党議員にして、女性初の米下院議長を務める強者だ。大統領の自画自賛に我慢ならぬとの気持ちは分からないじゃない。実際、演説を聴く彼女の表情は石のように固かった。

しかし、政界の重鎮が連邦議会の場で、これ程下卑た振る舞いをするものだろうか。自国の元首に対し敬意も払わず、礼節もわきまえず、己の不満を爆発させるペロシ氏の姿にショックを受けた。

連日、国会で野党連中のイチャモンに晒されるわが国の首相と、米国大統領は立場が違う。議会出席権を持たぬ身だからこそ、年のはじめにのみ、国政の総括と方針を全上下院議員に口頭で伝える。

所属政党が異なろうと、演説に賛同できなかろうと、議員として守るべき最低限のマナーやルールはある。大統領を招いた議会側代表者の一人として、議場で高い席に座る人物なら尚更だ。

ペロシ氏は、最左翼と評されるカリフォルニア州サンフランシスコ地区の選出議員ゆえ、リベラルな選挙民のウケを狙い、敢えてTV目線で乱暴なシーンを演じたか。

あるいは、ウクライナ疑惑に関連し、自らが主導した大統領に対する弾劾訴追決議が、上院で無罪評決となることが確実と分かり、ああでもしないと格好がつかなかったかw

ペロシ氏は若い頃、口達者な美人議員として人気者だった。現在、79歳にして尚、元気な部類ではあれ、無理に若造りした高齢女性が、ヒステリックに原稿を破る姿は本当に恐ろしい。


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2019年12月05日

祝、日米貿易協定発効!

おめでとう!と祝杯をあげよう。日米貿易協定が昨日、衆参両院で承認された。米国側は議会承認を要さず、大統領権限で来週には手続き完了予定ゆえ、来年元旦の発効が本決まりになった。

当初は反日野党の抵抗が予想されたものの、彼らが夢中になって桜ネタで騒ぐうちに、あっさり通過した。おバカさんたちに餌を与えて気を逸らすのは、安倍総理ならではの高等戦術かw

いやいや、国際的な通商交渉は低能議員どもには難し過ぎるテーマだったか。あるいは、あるいは「何でも反対」派にとっても、協定の内容が完璧でイチャモンのつけようがなかったか。

いずれにせよ、日米間の貿易が一層活発化するのは明白で、両国のGDP拡大と雇用創出に資するのは確実だ。同時発効の日米デジタル貿易協定で、電子商取引ルールが明確になったのも朗報だ。

わが国の対米輸出では、機械類や燃料電池などの関税がゼロになり、ビジネスの追い風となる。自動車は関税撤廃の対象外だが、協定が結ばれた以上、追加関税や数量規制の恐れがなくなった。

日本が輸入する牛肉や豚肉、ワインなどの関税は即時撤廃ではないが、段階的に削減する。例えば、牛肉の場合、即座に38.5%から26.6%となり、16年かけて9%まで引き下げる。

美味しい米国産ステーキ肉を安価で楽しめるのは嬉しいが、メリットはソレだけじゃない。米国発の多様で革新的な製品やサービスが、われわれの衣食住全般を豊かにするのは間違いない。

一方、米国側も農産物の対日輸出増加を期待している。TPP加盟国との関税差で輸出不振に陥った農家の不満を一掃するのは、選挙戦を睨むトランプ大統領にとって喫緊の課題だった。

多くの米国メーカーにとって、優秀な日本製の機械や機械部品をより安価に購入できる点も見逃せない。政権の意向により海外から米国内に生産拠点を移転中の企業が、飛び上がって喜ぶ。

つまり、日米貿易協定はまさに安倍総理のお言葉通り、両国が共に多大の恩恵を受ける「ウィンウィン」の大成果なのだ。巧みな外交力と強い指導力で偉業を成し遂げた総理を称えたい。


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2019年06月28日

大統領の苦言、「不公平じゃないか?」

トランプ大統領が私的会話で「日米安保条約は不公平で、自国アメリカにとって不利だ」と断じ、破棄に言及した。と、米ブルームバーグ通信が25日に報じた際、日米両政府は相当慌てたらしい。

米国務省は「記事には何の根拠もない」と即座に反駁し、「日米関係はかつてなく強固で、共にベストパートナーだ」と述べて、波風が立たぬように配慮を示した。

菅官房長官もコレを受けて「事実無根」と強調し、米大統領府でさえ認めていないと報道内容を全面否定した。「日米双方の義務バランスは取れており、片務的ではない」と余計な付言までする。

こうした両政府の反応を大統領は不快に感じたに違いない。翌26日、FOX TV の電話インタビューを受けた際、日米安保は不公平じゃないかと、再び不満を口にした。

"Almost all countries take advantage of the US....if Japan is attacked we will fight WWIII. But if we're attacked, Japan doesn't have to help us out at all. They can watch it on a Sony television."

「どこの国も米国を利用するんだ...、日本がやられたら我々は第三次世界大戦を戦う。でも我々が攻撃されても、日本は米国を助ける必要が全くない。状況を見るだけさ、ソニーのTVでね」

実に興味深い発言だ。軽口を叩く調子だし、FOX 好みの愛国保守派の視聴者、中でも自分を支持する庶民のウケを狙う意図が見えるものの、その主張は極めて真っ当に思える。

わが国の政府関係者は、米国が日本の防衛義務を負うと書く第5条と、米軍への日本の基地提供義務を定めた第6条を挙げ、安保条約は両国に公平だと云うが、そんなのは屁理屈だ。

A国はB国を守るために血と汗を流し、片やB国はA国に土地や建物を提供します。さあ、コレは公平な約束でしょうか?と尋ねれば、小学生だって、あっさり「不公平だ」と答える。

B国はA国に対し莫大なカネを渡しているから、経済的には相互に釣り合う、と言い張る奴もいるだろうが、それじゃ、まるでA国軍はB国の傭兵だ。餌を与えて番犬を飼う発想に近い。


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2019年05月28日

微笑む東郷平八郎

米トランプ大統領が国賓として来日された。ゴルフに相撲観戦、天皇陛下拝謁や宮中晩餐会、日米首脳会談に拉致被害者家族との面談等々、精力的に日程をこなす。

日本滞在の最終日となる本日は、横須賀の海軍基地に出向き、居並ぶ軍人に向けて士気を鼓舞するスピーチを行う。併せて、安倍首相の案内で新鋭護衛艦「かが」を視察する。

ご存知の通り、護衛艦は、9条カルトが蔓延る国内専用の珍妙な通称で、国際的にはdestroyer 駆逐艦か、cruiser 巡洋艦だ。「かが」の場合は、Aircraft Carrier 航空母艦がより正確か。

昨日の共同記者会見で、米国製ステルス戦闘機F35を日本が大量購入の予定だとトランプ大統領が嬉しそうに語ったが、いずれは「かが」にも搭載される。

軍艦三笠脇に佇む東郷平八郎元帥も喜ぶだろう。日露戦争当時の日英同盟にも匹敵する「日米同盟」の強化により、わが国の平和と繁栄が敵の魔の手から守れるのだ。

ちなみに、昨日は日本の海軍記念日(日本海海戦の日)、今日は米国のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)だ。国家の指導者が軍人と会うのにこれほど相応しい日は他にない。

もっとも、敵陣営の目には、巧妙に仕組まれた実に嫌らしいメッセージと映る筈だ。日米の蜜月ぶりを徹底的に見せつけられ、両国の軍事同盟強化がカタチとなって現れるんじゃ堪らない。

しかも、日米首脳会談後の記者会見で安倍首相が「日米豪印アセアンに英仏も加わり、東アジアと太平洋の平和と自由を守る」と語り、その言葉に大統領が深く頷いた。習近平は恐怖に慄く。


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2019年04月14日

見よ、米大統領の土俵入り!

5月末、日本政府が国賓として迎えるトランプ大統領が、大相撲の夏場所千秋楽を観戦されると聞く。貴賓席ではなくて、桟敷の砂被り席がご希望と云うあたり、格闘技好きならではだ。

ご存知と思うが、大統領就任以前、不動産王兼TVタレントとして活躍中の氏は、米プロレスWWEに登場して、同団体のオーナー、マクマホン氏にラリアットを喰らわせたことがある。

更にマクマホン氏の髪をバリカンで丸坊主にして、大観衆からやんやの拍手喝采を浴びるものの、稀代のヒール、ストン・コールド・S・オースティンに必殺技のスタナーでマットに沈められた。

何の話か、さっぱりわからない人は、Wikipedia「バトル・オブ・ザ・ビリオネアーズ」を参照して欲しい。10年くらい前の催しゆえ、探せば、実況のYoutubeもある筈だ。

で、こう云う人物だから、国技館で名物の焼き鳥を頬張りつつ、のんびりと巨漢同士のぶつかり合いを眺めようって腹づもりではないだろう。是非とも、土俵に上がりたいのではないのか。

優勝力士にトランプ杯を授与するとの噂もあるが、むしろ、自ら相撲を取りたい、出来ることなら、エイヤッ!と力士を投げ飛ばして、決めポーズを作りたい、そう思っても不思議じゃない。

但し、大相撲はWWEとは違って、脚本もないし、最近は人情相撲でさえ禁じられてしまった。ガチンコでプロの力士と取っ組み合うのは、大統領にとって危険過ぎる。

従い、大学がVIPに名誉博士の称号を贈るように、相撲協会が名誉横綱の地位を進呈し、華やかな土俵入りをご披露願っては如何か。相撲を国際社会にアピールする好機となるに違いない。


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