2022年11月09日

米中間選挙の行方

2020年の米大統領選挙は奇妙だった。開票作業の最終盤、民主党陣営が「バイデンジャンプ」の荒技を繰り出し、終始優勢だったトランプ氏が逆転負けを喫した。

同様の現象が幾つかの主要な州や郡でも起き、上下両院も民主党が多数派となる。メディアは嬉々として「ブルーウェーブ」到来を伝えたが、納得した人々は少なかったろう。

あっ、バイデン陣営め、インチキしやがった!と感じたのは共和党支持者に限らない。だからこそ多くの民主党支持者も含め、8割近くの米国民が不正行為はあったと認めるのだ。

もっとも、ゆえに大統領選は無効だ、さあ再選挙だ、とはならないのが米国流か。選挙も勝負事ゆえ、多少の反則技があろうと勝ちは勝ち、負けは負けとソコは割り切る。

云うなれば、ローブロウを繰り出すボクサーや粘着剤を使うピッチャーと同じで、注意や警告を受け、度が過ぎれば処分もあるだろうが、試合や興行は成り立つ。

あからさまな審判の買収により、欧州の強豪国を破った韓国が世界中のサッカーファンから非難を浴びたものも、大会の運営には然したる支障は来さなかった日韓W杯にも似る。

投票日直前に大勢の選挙民が居住区を移動したり、大量の無効票が発生したり、選挙の度に敗者側から不正行為を詰る声が上がり、いつの間にか忘れられるのが米国の日常ではある。

但し2020年は民主党とプロ市民団体、メディアの大掛かりで組織的な連携を見せ、外国勢力が悪事に加わった形跡もあるので、バイデンジャンプは決して忘れてもらえない。

僅か2年前の不正選挙が強烈な印象を残す以上、民主党離れは起きて当然。しかもバイデン政権下で治安悪化とインフレが深刻化し、国民の不満は高まる一方だ。

さらに保守派の訴えを各地の裁判が認め、投票用紙の扱いなど選挙システムの厳格化が進む。うふふ、中間選挙で民主党に勝ち目はないぞ、共和党の圧勝だ!と云うことで、こう作画した。


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2021年04月21日

成功した日米首脳会談

何事もタイミングが大事。ブログで取り上げる話題はホットニュースに限る。日米首脳会談についてなら、菅総理が帰国された直後に取り上げるべきだっだ。

なぜ数日遅れたか、理由は単純だ。あれれ?ホワイトハウスで会談をしてるじゃないか。あれれ?バイデン大統領がまともに記者会見に応じているじゃないか。と、戸惑ったのだ。

何しろ、昨秋の大統領選で驚愕のバイデンジャンプを目の当たりにして以来、不正選挙を厳しく糾弾し、米民主党にまつわる数々の疑惑を論じてきた当ブログだ。

天網恢恢疎にして漏らさず。一網打尽となった悪党どもはグアンタナモ刑務所送りとなり、故に就任式の舞台に影武者ばかりが勢揃いしたのではなかったか。

以降、米国は軍政が敷かれ、ホワイトハウスは閉鎖されていた筈。偽大統領の執務室は映画撮影用のセットだった筈。も、もしや、コレ全て、ガセネタ?

♪噂を信じちゃいけないよ〜、と歌の文句が頭に浮かぶ。軍事法廷でヒラリーが有罪となり、来る26日に処刑予定って話も・・・、まあ、嘘なんだろうなあ。

寅さん復活への強い願望がブログ主の眼を曇らせ、知らず知らず、玉石混合のネット情報から徒に石コロばかり広い集めちゃったか。そう思うと、虚しく悲しい。

さて、前置きが長くなった。日米首脳会談について、菅総理到着時に大統領は昼寝中だったとか、昼食のハンバーガーに手をつけなかったとか、そんな話はどうでもいい。

共同声明を読めば分かる。不法な権益を主張する中共の横暴さを、日米同盟は絶対許さない。自由で開かれたインド太平洋を守るため、勝手な真似はさせないゾ!と宣言したのだ。

台湾海峡の平和の重要性を強調し、香港や新疆ウイグルにおける人権弾圧への深刻な懸念を表明した。さらに日本の軍事力強化と米国の支援を明確に示した。

コレじゃ中共が発狂するのも無理はない。真っ向から強硬な対決姿勢を示す日米に、長年ゴリ押ししてきた「核心的利益」をあっさり全面否定されたのだから。

プロパガンダの拡散や選挙の不正工作、賄賂やハニトラ攻めで日米両政権を籠絡済みと信じていた習近平は、突如、デカイ顔を踏み潰され、さぞショックを受けただろうw

これでいい。中共との友好や平和など幻想に過ぎない。敵国が慌て、困り果てる対抗策こそが正しい。この意味で、今般の日米首脳会談は成功した。


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2021年03月10日

来る日米首脳会談に一言

トランプ氏の指摘は100%正しい。昨秋の米大統領選でバイデン&民主党陣営は大胆且つ卑劣極まる不正工作を積み重ね、共和党から勝利を盗んだのだ。

「失礼じゃないかッ!」とケント某氏が怒り狂ったとて、不正の事実は否定できない。多くの証拠や証言があり、バイデン・ジャンプの不自然さは数学で証明出来る。

米国の世論調査によれば、殆どの共和党支持者に加え、民主党支持者の3分の1ですらバイデンが勝ったとは信じていない。多くの市民が露骨なインチキに呆れた証左だ。

反則技であれ勝ちは勝ちだ、と開き直る新大統領をマスゴミが幾ら持ち上げたところで、民主主義を踏み躙った人物を米国社会が素直に認める筈はない。

ゆえに、就任式ごっこの直後から、映画セットのホワイトハウスで執務するフリを続けるものの、未だにエアフォースワンにも乗れず、施政方針演説すら行えない。

国内の大衆向けならお芝居とフェイクニュースで誤魔化せるにせよ、さて、外交をどうするつもりか。国際社会に跋扈する海千山千のヤクザな首脳たちを騙すのは無理だ。

しかも投票の不正集計に100カ国以上が関わったとの噂もある。イカサマ選挙に協力した国々はソレなりの見返りを期待し、バイデンを脅す側に回ったとて不思議はないゾ。

・・・とツラツラ考えていたら、米大統領が来月にも菅首相をホワイトハウスに招聘し、首脳会談開催を調整中との報道が飛び込んで来た。ふ〜ん、そうなのか。

インド太平洋地域で傍若無人な振る舞いに及ぶ中共に対峙するため、日米同盟の重要性を内外に示す狙いと、ニュース解説は伝えるが、俄かには信じ難い。

米新政権はバリバリの親中派だ。親子揃ってシナ企業から賄賂を受ける大統領と、習近平の子飼いと呼ばれる副大統領が、あの国に本気で対抗するとは思えない。

外国要人との接触を極力避け、先日もカナダの首相との首脳会談をオンラインで済ませた大統領が、最初の面談相手に菅首相を選ぶのは、単に御し易いからではないのか。


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posted by yohkan at 09:00| Comment(63) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月28日

ワシの本音を聞け

おっとっとっと、おいおい、こぼれるやないかい。アホッ、命より大切な焼酎をこぼしたらアカン、・・・って、おい、もうちょいと注げや。ケチやな。

プハ〜ッ、ああ、うまい。うまいで。五臓六腑に染み渡るで。生き返るわ。いや〜、おまいらド底辺の庶民と飲む酒は格別やな。うわはははは。

ナニ?何が大統領閣下や?誰がお国の指導者やねん?アホ抜かしたらアカン。ワシ、そんなんがイヤで、ゼ〜ンブほったらかして逃げ出してきたんや。

でな、こうやって古巣に戻ると、ヘンに落ち着くやないかい。身も心も伸び伸びするやん。ホームレスにはホームレスの生き方ちゅうモンがあんねんな。

人間、無理な演技なんぞしとったらアカンで。お天道様にウソついたらアカンのや。覚えとき、童話やあるまいし「乞食王子」は成り立たへん。

そうそう。ある日、公園で寝とったら、得体の知れん連中に囲まれて、アンサンしかおまへん、と泣きつかれてな。ワシも最初はな、断ってん。でも、お国の為、と説得されてもうたんや。

日当はコレコレ、飯付きで宿屋も確保します、と相手も上手いこと云うしな。いや、真面目な話、そんなには貰われへんよ。奴ら、ピンハネしよんねん。

うんうん。まあ、そりゃ最初は緊張したで。ま、でも、バリっとしたスーツ着て、イヤホンの指令通りに喋ってな。ソレなりの大統領サマに見えたんちゃうか。

就任式?アレはお芝居や。誰かて見てたら分かるやろ。議事堂かて書割や。裏っ側でツッカエ棒したベニヤ板や。一見、ようデケてるけど、風でガタピシ震えとったやないか。

壇上は皆、ホームレスやったんと違うか。大部屋女優みたいのもいてたんかな?ヒラリー役、ヘンにちっこいオバハンやったな。全員マスクしとるから顔は分からん。

笑ったんは牧師や。あいつ、いつも駅裏で空き缶拾っとるヤク中の元ラッパーや、知っとるやろ。ぶつぶつ歌っとったら祈っとると思われたんやな。エエ加減な人選や。

で、登場はしたけど、神への祈りなんて知る筈あらへん。困ったんやろね。ラッパーの奴、突然「ドミニオンインパワー!」って大声で叫びよってんw

せや、確かに「ハレルヤ!」とも喚いとったな。機材抱える撮影の連中が、空模様を心配しとったせいやろね。雨降らんで「晴れるや!」ってなもんやな(笑)

おい、国歌聴いたか?厚化粧の姐ちゃんが歌っとったやろ。プリプリしたケツ見てたらムラムラッと来てな。ちょいと触ったら、あのアマ、このワシにビンタかましよった。

えっ?そんな場面はTVで見とらん?ああ、やっぱりカットされとるんやね。そらま、素人のドタバタやもん、録画編集になるわな。現場も混乱しとったし。

ホワイトハウス?カミさん役と並んだ、屋敷の入り口かい?・・・云うてるやないか、ベニヤ板の書割や。ホンマモンの建物は軍隊がガッチリ封鎖しとるらしいで。

部屋ん中は別の場所に連れて行かれたな。ええと、何とかちゅう映画のセットやて。で、書類に署名させられてな。命令書がぎょうさん有ったけど、中身は知らん。

兎に角、人使いが荒いんや。どんどんサインせえと、補佐役演じるオバハンが小突くしな。カメラには映らんようにと、机の下でワシの足を蹴りよんねん。

で、「自分をオンナや思っとるオトコには女便所を使わせよ」ってな命令書も有ったんやて。ふざけとるで。真面目にやれっ、ちゅうねん。ワシが云うのもナンやけどw

おいっ、ワシのコップが空になとるやないか。若いモンが、催促せんと注がんようでは出世はでけへんで。うん?だから、ホームレスです?しょうのない奴やな。


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2021年01月23日

ホンモノの就任式だったのか?

20日、米大統領就任式が挙行された。25,000人の州兵による厳戒態勢下、議事堂やホワイトハウス周辺を鉄条網で囲い、人々の立ち入りを徹底的に制限する異様な光景が広がる。

目を引いたのが、議事堂前の芝生をびっしり埋める20万本の星条旗だ。広場の様子は戦没者慰霊施設のアーリントン墓地にも似て、新大統領を迎える祝賀ムードは微塵も感じられない。

むしろ葬式のような陰鬱さが漂う。実際、居並ぶ列席者の顔も暗い。組織的且つ大規模な不正選挙が民主主義をぶち壊したがため、米国は息絶え、その遺体が埋葬されるかのようだ。

それでも憲法に則る正当な儀式ではある。バイデン大統領就任は揺るぎない事実となった。軍隊が動き、不正の首謀者どもを一網打尽にすると期待していたコチラは、失望せざるを得ない。

ついに戦いは終わったのだ。無惨に敗れたのだ。所詮他国の出来事とは云え、ズルで大統領はね〜だろヨと呟きつつ、やり場のない悲しさ、虚しさに身悶えする。脱力感で目眩がする。

いやいや、少しでも元気を取り戻さねば、と頭を振り、今一度、トランプ大統領の離任スピーチを拝聴すれば、珠玉の言葉に心が震える。但し、感動しても元気は出ない。喪失感で涙が出る。

さて、当ブログをどうしたものか。祝トランプ大統領逆転勝利のエントリをアップする心算がパーになっただけでなく、最早、駄文を綴る気にもならない。作画の意欲も失せちゃったし・・・

ところがだ。大統領就任式に関する追加情報に触れて、心持ちがカラリと明るくなった。皆さんはもうご存知だろうか。あの式典は虚構の録画ビデオだったとの説があるのだ。

何ソレ?と首を傾げる向きは、今すぐdeliciousicecofeeさんの人気ブログ「正しい歴史認識、国民重視の外交、核武装の実現」最新号をお読み頂きたい。

coffeeさんは、「世界中に生中継と偽って虚偽放送をしたが、実際には捏造映画の大失敗作だった」と書き、「ジョー・バイデンは憲法に則って就任式を行っていない」と鋭く指摘する。

そして、今も尚、選挙の決着は付かず、トランプ大統領や米軍は、ジョー・バイデンの背後にある勢力と戦っている真っ最中なのだと。おおお、そうだったのか!


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2021年01月16日

スーパーヒーロー、DSと戦う!

近頃話題のDeep State、通称DS。陰謀論が出所ゆえか解釈は人それぞれで、曖昧模糊とした意味合いの言葉だが、邦訳に「闇の政府」「影の政府」「国家内国家」とある。

合法的な表政府の内側に隠れ、本来、政治的且つ法的に必要なプロセスを無視し、あるいは飛び越えて、全てを意のままに操るアンタッチャブルな裏政府の存在を指すらしい。

誰に選ばれた訳でもなく、公に認められる筈もない「闇の政府」が全米を統治出来るとすれば、関わるメンバー達がとてつもなく大きな権力を有するからと察しがつく。

彼らは政界や金融界や産業界における一握りのパワーエリートで、互いに連携を取りつつ好き勝手に国を動す。民主主義など建前とばかりに鼻先で笑い飛ばす。

恐ろしき哉、DSの活動とその影響は米国内にとどまらず、広く世界に及ぶ。秘密のネットワークを駆使して地球の隅々にまで手を伸ばし、全人類を支配せんと企む。

だからこそ、大統領選挙の不正操作に関わったとして、中共、イラン、ベネズエラなどのナラズ者国家のみならず、欧州の諜報機関や富豪、果てはローマ法王庁や英王室まで取り沙汰されるのだ。

姿は見えず実態も不明なDSとは、一体何者なのか?西行法師にぶっ飛ばされそうだが、「なにごとのおはしますかは知らねども 怖さに震え小便ちびる」のが、庶民の正直な心持ちだ。

しかし諦めるのは早い。自由と民主主義を守るため、DS打倒に挑む男の中の男。草の根民衆の先頭に立ち、敵の牙城に斬り込み既得権益をぶち壊す偉大なる指導者がいる。

空を見ろ、鳥だ!飛行機だ!いや、トランプ大統領だ!いざ米国を、いや全世界の人々を救わんと、決死の覚悟と揺るぎなき信念を胸に戦う、正義と真実のスーパーヒーローだ。


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2021年01月09日

横綱の器じゃない

お屠蘇気分もあって、前回エントリ「寅さん現る」をアップした時点では、1月6日の米上下院合同会議がバイデンの勝利を拒否し、トランプ再選が決まる筈とワクワクしていた。

期待は裏切られた。バイデンの不正を審議するタイミングで暴徒が議会に乱入し、中断した会議が再開後、選挙結果が正式認定された。悲しい哉、ペンス副大統領も裏切り者の一人だった。

全ては仕組まれた芝居だったのだ。メディアは暴徒をトランプ支持者と報じるが、どう見てもパヨク筋のチンピラだ。厳重なガードを易々と突破出来たのは、警察もグルだったからに違いない。

思えば、前日のジョージア州上院議員選挙で問題のドミニオン機が使用され、民主党候補者2名が見事なバイデンジャンプ(!)をキメて勝利したのも、猿芝居の一幕かw。力なく笑うしかない。

いずれにせよ、民主党陣営が卑怯な不正を重ね、メヂィアが真実を闇に葬り世間を欺き、名ばかり共和党議員をも巻き込んで、とりあえずは悲願のトリプルブルーを達成した格好ではある。

うううう、許せん!とブログ主は怒り心頭だ。仮に大統領選を相撲に例えるなら、横綱と大関が激突する頂上決戦が反則まみれの泥試合で、しかも八百長判定が下されたような話ではないか。

方や堂々と横綱相撲に徹する「虎の山」。方や大関「梅の川」は劣勢を跳ね返そうと、禁じ手を次から次に繰り出す。チョンマゲを掴み、グーパンチに目潰し喉突き、果てはキン蹴りだ。

それでも実力者「虎の山」、卑怯な反則技に怯みもせず「梅の川」を豪快に投げ飛ばす。誰もが横綱の圧勝に喝采するその時、行事の軍配は意外にも「梅の川」を指し示す。あれっ?

酷い誤審に騒然となる国技館。渋々、土俵に上がる審判役の親方衆。NHKの録画は取組の顛末を巧妙に隠すが、観衆と視聴者は「梅の川」が尻餅をついた場面を見ている。

誰の目にも横綱の勝ちは明らかだ。ところが、長い審議を終えた審判長が仰天の言葉を吐く。「行事差し違えではないかと物言いが付きましたが、軍配通り『梅の川』の勝ちと致します」

ふざけるな!「虎の山」ファンが抗議の声を上げ、数多の座布団が宙を舞う。一部の興奮した観客が土俵に駆け上がって暴れる。控え力士が暴徒鎮圧に乗り出し、4人の市民を締め殺す。

初場所が大混乱です!とアナウンサーが絶叫する。神聖なる土俵を土足で汚しやがって、と解説者。反則や誤審に一言も触れず、暴動を煽動した(?)横綱が悪いと「虎の山」を非難する。

更にアナウンサー、「虎の山の角界追放も視野に入ってまいりました」と語るや、本日の勝利を以て相撲協会が昇進承認済みと強弁して、大関を「横綱梅の川」と呼び始める始末。

さて、皆さん!こんな無理筋な綱取りを認めていいのか!?卑劣極まる禁じ手を繰り出し、組織ぐるみの不正に乗っかり、臆面もなく勝利宣言する男。間違っても、横綱の器じゃないぞ!


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2021年01月04日

寅さん現る

1月6日、厳寒にもかかわらず異様な熱気に包まれるワシントンDC。ホワイトハウスや議事堂周辺、ナショナルモールをはじめ、トランプ支持者の大群衆が首都を隈なく埋め尽くす。

大統領の呼び掛けに応じ、愛国心と正義感に燃える草の根市民が全米から押し寄せた。不正選挙許すまじ。民主主義守るべし。星条旗やトランプバナーを掲げて、雄叫びを上げる。

われらのトランプ氏はまだか?群衆が待ち侘びた頃、突如、豪快なプロペラ音を響かせつつ、上空に大型ヘリが現れた。「マリーンワンだ!」、誰もが大統領専用機の到着に熱狂する。

歓声の中、ヘリがリンカーン記念堂正面に降り立つ。正装に身を固めた海兵隊員が扉を開ける。ここで意外にもタラップを降りる人物が、見慣れた黒いコートに赤いタイの姿ではない。

ブルーの鯉口シャツにチェック柄のジャケット、ベージュの帽子を被り、手には使い古した茶色の皮鞄を下げる。「だ、誰なんだ?」と、群衆から訝しげな声が上がる。

男は登壇し、マイクを掴む。そして叫んだ。「ケッコウケダラケネコハイダラケ、ケツノマワリハクソダラケ。テエシタモンダヨ、カエルノションベン。ミアゲタモンダヨ、ヤネヤノフンドシ」

わからない。意味がわからない。どうやら英語ですらない。米国人が困惑しだした時、集会に参加していた日系人や日本人駐在員が通訳を買って出るが、さっぱり意味が通じない。

演説(?)が続く。「四谷、赤坂、麹町、チャラチャラ流れるお茶の水、粋なねえちゃん、立ちションベン。白く咲いたか百合の花、四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭い」

「黒い黒いは何見てわかる、色が黒くて貰い手なけりゃ、山のカラスは後家ばかり。やけのヤンパチ、日焼けのなすび。色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たない」

理解不能な喋りに苛立つ群衆が暴れ出す。通訳を試みた日本人が張り倒される。この光景に壇上の男、慌てて身をかがめ右掌を差し出し、口上を述べる。「遅ればせの仁義、失礼さんでござんす」

任侠道の挨拶が、拡声器を通じ首都に木霊する。「わたくし、生まれも育ちもニューヨーク市はクイーンズ区です。カケダシの身もちまして姓名の儀、一々高声に発します仁義、失礼さんです」

「イーストリバーで産湯を使い、姓はトランプ、名はドナルド。人呼んで・・・」と、一旦間を置いてこう続けた。「『逆転の寅』と発します」


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2020年12月24日

名誉と栄光のクリスマスプレゼント

数日前、トランプ米大統領が安倍前首相に勲功章 the Legion of Merit を授与する旨発表し、国家安全保障問題担当の大統領補佐官が杉山晋輔駐米大使に輝くメダルを手渡した。

勲功章は安全保障への貢献を称える感謝と尊敬の象徴だ。米国家安全保障会議NSCが安倍流「自由で開かれたインド太平洋への指導力とビジョン」を、如何に高く評価しているかがよく分かる。

日本の指導者が独自の安保構想を提唱し、国際社会に働きかけて対話を主導し、有機的な軍事ネットワークの構築を実現した。そして同盟国や地域の人々から大きな称賛を浴びている。

わが国の近代史上、これほど画期的な活躍をした首相を知らない。国を守らんとの強い愛国心、類稀なる発想力と巧みな外交力を有する安倍さんだからこそ成し得た奇跡的な快挙だろう。

米国は印モディ首相、豪モリソン首相にも同章を授与する。日米印豪の連携で安全と平和を守る「セキュリティダイヤモンド」政策の重要性に、今一度、国民の目を向ける狙いもありそうだ。

未だ選挙の決着は付かぬものの、仮にバイデン候補が大統領に就任すれば、中共が嫌う安保政策をあっさり捨て去る恐れも否定できず、故に勲功賞の授与を思いついたかに見える。

但し、政治的な意味合いだけではなく、トランプさんから安倍さんへのクリスマスプレゼントのようにも感じてしまう。何たって、愛情や友情を素敵なギフトで表すべき祭事なのだ。

大統領は就任後の4年間を振り返って様々なシーンを思い出し、太平洋を隔てる親友の存在に感謝し、シンゾーこそが名誉と栄光に包まれるべきと感じているに違いない。

体調不良による降板を経ても尚、桜の会等のでっち上げで責められる安倍前首相の姿は、同じく日々フェイク報道で筋違いな批判を浴びる大統領にとって、とても他人事とは思えないだろう。

「ありがとう、シンゾー。友情の証として勲章を受け取って欲しい。互いの友情を噛み締め、この先、何があろうと日米両国の友情を深めて行こう」、そんな大統領の言葉が聞こえてきそうだ。


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2020年12月13日

カネさえあれば何でも出来る

「元気があれば何でも出来る」と云ったのは、アントニオ猪木氏だ。この言葉にそうだ、そうだ、と賛同し、長い行列を作って氏から強烈なビンタを貰い、無邪気に喜ぶのが日本人だ。

一方、「カネ(ドル)さえあれば何でも出来る」と云ったのは、「中国人民大学国際関係学院」教授・副学院長にして「中国共産党外交戦略研究センター」副センター長の翟東昇氏だ。

習近平のブレイン役を勤めるこの学者、「中国共産党はカネのチカラで、米国の上層部と密接なコネクションを築いてきたんだゾ」と豪語する演説で一躍、時の人となった。

センセイは「札束1つで解決できなければ、札束を2つ出せばいい」と乱暴な言葉を続け、「この30年、40年の間、我々は米国の核心的な権力層を利用してきた」と胸を張る。

極め付けは、政界のエリートやウォール街と関係良好なバイデンが大統領になったと喜ぶ下りか。「誰が投資ファンド会社を息子のハンターに与えたか?分かりますよね?」と聴衆に語りかける。

会場中が問いかけに爆笑する。敵国の面を札束でビンタする自国政府の外交政策(?)が嬉しくて堪らないらしい。賄賂は犯罪だろ、不正を暴露しちゃマズいだろ、なんて反応は見当たらない。

如何なる手を使おうと勝てば良いと考えるから、誰もがゲラゲラ笑えるのだ。「カネさえあれば何でも出来る」に賛同して無邪気に喜ぶ中国人の姿に、彼我の大きな違いを感じる。

支那数千年の伝統か、孫氏の兵法か、単なる拝金主義か、中華思想では、敵を賄賂漬けにして操るのは、戦わずして勝つ立派な戦略なのだとか。ああ、そうですか、と恐れ入ってしまう。

90年代初頭以降、外国資本や技術の導入で急成長した中国にとって、潤沢な外貨の使い道がコレだったのね。そう思うと、積極的な支援に徹した先進諸国の間抜けさに愕然とする。


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posted by yohkan at 14:56| Comment(98) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする