1977年の蒸し暑い夏に起きた陰惨な実話で、犯人は David Berkowitz、通称「サムの息子」Son of Samと呼ばれた男だった。
幸い犯人は捕まり、何百年もの禁固刑を受けて現在も服役中だが、その後も「サムの息子」が人々の記憶から消えることはない。
なぜなら、犯人の逮捕直後、その手記を求めて大手出版社が高額報酬を約束した事実が露見して、一般市民の怒りを買い、「サムの息子」法が制定されたからだ。

「サムの息子」法は、犯罪行為を基にした手記の印税など、犯人が得る収益を没収し、被害者や遺族への賠償に充てる趣旨で、1977年にNY州で法制化された。そして、続々と全米殆どの州が同様の法律を採択した。
さて今般、わが国で、猟奇的な連続殺人事件の犯人「元少年A」が手記を発表して、ベストセラーになっていると聞く。
異常性が際立つ事件だったからこそ、ビジネスチャンスとでも思ったか、反社会的な本を売る出版社の非常識さに呆れる。興味を持つのは判るが、本に飛びつく読者も読者だ。
いや、何よりも、殺人犯の分際で手記の出版など、余りにもおこがましい。罪のない子供たちが、テメエ勝手で残忍な凶行によって、云いたいことも云えぬまま命を失ったのだ。
無論、犯罪者や精神異常者であれ、「表現の自由」の権利はあるから、手記や発言を禁じることは出来ない。
しかし、事件を犯人の金儲けに利用させてはいけない。日本版「サムの息子」法を作り、犯人が得る収益を没収して、被害者や遺族の救済に充てるべきだ。
正義感や道義的な観点のみで、こう主張する訳じゃない。凶悪事件を起こした犯人が、犯罪をネタに大儲けするパターンが繰り返されることを恐れるのだ。
勉強も嫌いだし、地道な努力も嫌だ。いっそ、少年法で守られるうちに人を殺し、あとで手記でも書いて一発当てよう。こんな悪ガキばかりになったら、この世は真っ暗闇だ。
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今日の産経で女優で脚本家・中江有里さんが「たとえ少額でも、筆者(少年A)の執筆活動を応援することになるお金を払いたくはなかった」と述べていますが、同じ感想を持った方は多いでしょう。
http://www.sankei.com/column/news/150618/clm1506180008-n1.html
あの事件当時、容疑者の残忍な犯行を糾弾するよりも社会背景や教育の問題に論点をすり替える報道が多かったことも不快でした。今回の手記出版で被害者とその家族への配慮が乏しいさまを改めて見せ付けられました。
かくなるうえは、お話いただいた「日本版『サムの息子』法を作り、犯人が得る収益を没収して、被害者や遺族の救済に充てる」しくみを作っていく必要があります。現状が子供の教育によいとは到底いえません。
私は今まで、「サムの息子」法という法律がアメリカで施行されていることを知りませんでした。日本の議員諸氏も知らない人が多いような気がします。
選挙権の年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、少年法の適用年齢も引き下げることを自民党が検討しているようですが、例によって左巻から反発が出ているようです。しかし、権利と義務は連動していますから、私は引き下げるべきだと思っています。
ところで、yohkanさまもご存じかもしれませんが、件の手記ですが、本当の仕掛人は幻冬舎の見城徹社長で、手記も当初は太田出版ではなく、幻冬舎から出版される予定だったようです。
実際、見城社長は、著者にかなり金銭的な支援もしていたという報道もあります。ただ、なぜ、自社からの出版を断念したのかについては、諸説あり、真相は不明ですが‥
ただ「サムの息子」法が日本で成立しても、印税だけが押収されると思うので、出版社の利益は確保されますよね。
この殺人鬼も32歳だとか。
内面までは誰もわからぬので、更生しようがしまいがどうでもいいですが、殺人のような重罪は、成人と変わらない裁判を望みたいところですね。
こやつの場合は確か14歳。
ここまで低年齢だと、さすがに死刑は難しいかもしれませんが、殺さ
れる方は加害者の年齢など関係ない。
国が報いを受けさせぬなら、仇討ち復活をして欲しいですが、国連や人権屋から「やば〜ん、やば〜ん(野蛮)!」とか叩かれるでしょうねえ。
一部週刊誌の実名報道すら批判される。
加害者にも将来があるとか理屈を抜かしますが、21歳の加害者には将来はないということなんですかね?
万引き犯のガキまで実名報道しろと言ってるんじゃありませんからねえ。
又、常夏の任地に戻りました。東京は滞在中は良い天気でしたよ。
さて、「サムの息子」法なるものがアメリカではあるのですね〜。
こういう所がアメリカのまっとうな良心なんですよね。好きです。
どういう好奇心で出版に至ったかなんて問題ではなくて、論外ですが、こういう判断をする腐ったマスごみの少数意見を正当化する精神構造を疑います。
日本はどうも正論をさて置いて、各論とか少数意見とかを恰も正論を論破するが如くのスタンスが多いですが、少年Aはその典型的な例です。
今からでも遅くないので出版社は出版中止にして、(コストを引いた?)利益を被害者へお詫びとして届けるべきでしょう。受け取らないとは思いますがね。
幻冬舎が後見人だとしたら、奢っていますね。
異常性な猟奇事件ゆえ、犯人が何を考えているのか、読者の興味を引くのは事実。でも、こんな話で商売するなんて、と腹が立って仕方がないです。おっしゃる通り、教育上も問題ですよ。
被害者と遺族の人権を守り、そして救済しましょう。それが健全な社会の務めです。犯人に人権もへったくれもあるものか、とさえ思います。
あたしはサマーオブサブと云う映画がヒットしたとき、ついでに知っただけで、「サムの息子」法の詳細は知りません。憲法上の「表現の自由」に触れるとかで、何度か改正されているようでが、市民感覚で正義を貫く、立派な法律だと思います。
え?選挙権をもつ連中が、少年法で保護される?当然、改正して大人扱いすべきです。
おっと、悪党は幻冬舎でしたか。出版の冬とよばれる時代にヒット作を飛ばすくらいだから、ビジネスがうまいのかも知れないが、モラルの欠如が甚だしいですね。呆れます。
犯行時に低年齢だったので、死刑には出来なかった点はよく理解できます。でも、愛する我が子を殺された親にしてもみれば、極刑を望むのは当然。あたしだってその立場なら、仇討ちを決意しちゃうかも知れません。
こういう凶悪犯は歳が若くても、名前を晒し、罪も十分に重くすべきですよね。更生なんぞに期待してむ無駄。こんな奴に将来はない。あっちゃいけないのです。
梅雨前の爽やかな時期を、東京で過ごされたのですね。
「サムの息子」法は正義を守るためにある。アメリカ人の真っ当な市民感覚が生きている法律だと思います。最高裁が憲法上問題あり(表現の自由の侵害)と指摘したので、幾度か法改正されてますが。
現代の日本には「正義」とか「道徳」って感覚が欠如してるのですよね。で、何でも許す。どんなにインモラルなことでも。
幻冬舎には呆れましたが、出版したわけではないのですよね。他の出版社にさせたと。何を狙ってるのでしょうね?
幻冬舎は、英国人女性殺害事件の市橋達也の手記「逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録」を平然と出版しているのに、今回、なぜ出版を他社に変更したのか‥これについては、よくわからないことが多いのですが、「見城さんの変化の背景には、安倍首相や官邸との関係があるんじゃないでしょうか」という見方をしている人もいます。
>安倍首相のお友だちになった途端、出版人として慎重になり、ベストセラーを手放してしまうほどになってしまったのか。
このあたりは、こじつけのような気もしますがねぇ。それにしても、何でも安倍政権のせいにしたがるのは、正直、勘弁して欲しいです。
それから、少年法改正に向けた自民党の特命委員会ですが、少年法の適用年齢を今の20歳未満から18歳未満に引き下げるのと同時に、18〜19歳を「年長少年」として新たな保護策を設ける案を検討しているそうです。
はい、東京は素晴らしい季節でした!
> 現代の日本には「正義」とか「道徳」って感覚が欠如してるのですよね。で、何でも許す。どんなにインモラルなことでも。
そうなんですよね。
現代日本が社民党、共産党、ミンす党ら自称人権派が多い政治屋によって「おざなり」に「なおざり」(この双単語使うの難しいですね)にして来たツケが日本の民意になってしまっているのが恐ろしい。
安保法制も同盟国の軍隊が攻撃された場合は有無を言わさずに、一緒に守るのが「正義」だし「国家間の信義」というものです。
ただ、これを言い出すと自衛隊即軍事行動ということになり、「憲法違反で「日本が戦争に引き込まれる」と怨嗟の声が野党から上がり、倒閣運動に直結するので政府は絶対に言い出せませんしね。歯切れは悪いですよ。
結局、憲法が不備なんですよね。それを放置しての議論ですから、基本的には矛盾が生じてしまいます。
その結果、安保法制に懐疑的な調査になってしまいますね。
岡田の党首討論聞いていても、米軍の協力があればこその日本の平和イ維持という観点はゼロですね。まあ、支那や北朝鮮は友好国だと思っている連中ですからね。
選挙権引き下げ、即、少年法も18才に引き下げが妥当ですが、なんで、自民党は「年長少年」なる珍解釈ができるのですかね?
情けない連中ですね。全く!
殺人事件犯が手記を書いた件ではあの「永山事件」の犯人で1997年(奇しくも元少年Aが起こした酒鬼薔薇聖斗事件があった年)に死刑執行となった永山則夫元死刑囚と被る。
永山死刑囚は自らの罪を認める一方で、自己の行動を客観的にふりかえるという手法で創作を行い、文壇において一定の地位を獲得するまでに至った稀有な存在だった。
だが、今回の件は永山ほど贖罪意識もなく、被害者遺族に新たなトラウマを与えかねず、販売強行した出版社もクズだ。A級戦犯だ。
今回の「サムの息子」法、初めてお目にかかれた事件でもあり米国の法律でもあるが日本にも取り入れるべきだ。
To nihonmatsu1973さん
>容疑者の残忍な犯行を糾弾するよりも社会背景や教育の問題に論点をすり替える報道が多かったことも不快でした。
このときの「関口宏と左翼の仲間たち」で、少年漫画と少女漫画の違いに触れたことがあって、少女漫画はキャラこそ理想だが、内容は現実的で漫画のなかで「人生」の歩み方を習ってると評したのに対し、少年漫画(特にドラゴンボールや北斗の拳など)は、敵が現れれば「殺す」「やっつける」などの描写しかなく暴力そのものと批判。
漫画のせいにするのもどうかと…。
犯人そのものを糾弾すべきところを政府や社会のせいにしてごまかさないように、少年法は「廃止」するべきだ。
ほほう、幻冬舎って、他の殺人犯の手記を出版したことがあるのですか!?
>安倍首相のお友だちになった途端、出版人として慎重になり、
これも安部批判の材料になっちゃうのですかね。話がねじ曲がっているような。さすがマスゴミ。
>18〜19歳を「年長少年」として新たな保護策を設ける案を検討して
おいおい、年長少年なんて奴らに選挙権を与えていいのかよ、と思わざるを得ません。
表現の自由や思想の自由は守らねばならない。この観点から見れば、正義や道徳も人それぞれってことになっちゃうのかも知れませんが、犯人の手記出版みたいなインモラルな行動が正当化される風潮は嫌ですね。
国を自ら守り、他国との信義を守る正義を無視すれば、国は成り立ちません。被占領下で押し付けられた憲法にしがみつき、戦争=危険と情緒的に煽る民主党など反日勢力にとって、日本を支那朝鮮の属国とすることが理想なのでしょう。
年長少年??発想自体、バカ丸出しですよね。
ああ、いましたね。永山則夫って連続殺人犯が。「無知の涙」でしたっけ。
元少年Aの場合は、少年法に守られて罪の償いもせず、いまだに顔や氏名を隠したまま、こそこそ出版で儲けようとたくらむゲス野郎ですね。ああ、腹が立つ。
政府や社会の問題にすり替えても、何もなりません。漫画が悪いで、片付く話でもない。殺人は殺人として、ガキであろうと厳しく罰するべきでしょう。少年法なんているのかな?と云う疑問を感じますね。
それでも無制限ってわけではありません。
一定のルールが有るにも関わらず、個人の心情を押し付けるのが問題です。
>永山則夫
佐川君を思い出しました・・・フランスで殺人の上、人肉食した。
あれも本だしてましたねえ。
・『韓国は病気すぎて本当に疲れる』と米国首脳が吐き捨てる異常事態。親韓派だった米高官が次々に転向している
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50460057.html
これと同じく、日本のサヨク脳は病気過ぎて疲れる・・・
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2015061800786&utm
>韓国政府が自宅での隔離対象者としながら日本に帰国、入国したケースが3件、計5人に上ることを明らかにした。
日本人と日本国籍・・・なぜ分ける・・・あ!察し(笑)
判っていながら出国を許すって・・・下朝鮮政府主導のバイオテロの可能性がありますねえ。
MERS絶賛拡大中の下朝鮮ですからねえ・・・
だが、こんなのは”表面化”した氷山の一角でしょう。
検疫兼ねて動物並みに、”輸出国での180日間の待機を行ったことなどの輸出国政府機関発行の証明書が必要”としたほうが良いだろうに。
特に、国民”総不治の病”・・・あ!治らないのは輸入禁止ってことで。
http://asianews2ch.jp/archives/45217672.html
じゃあのさんネタです。
じゃあのさんWIKIが、パスワード保護で見れなくなりましたので紹介がてら。
そうそう、永山則夫以外にも佐川って人食いがいましたね。
韓国の異常さにはアメリカも呆れてますね。われわれが思う以上に、米政府は実情をよく知っているようです。
MERSについては、韓国はわが国を標的にしているのではないですかね。メディアが奇妙な安心論を流すあたり、怪しいなあと勘繰らざるを得ません。
じゃあのさん、久しぶりですね。おっと、これ凄い情報じゃありませんか。翁長、そろそろ逮捕したいものです。
私は法律の専門家でもない上に語学力にも乏しいので、「サムの息子」法の詳細はよくわからないのですが、以下のような解説を見かけました。
1977年制定の内容
・犯罪者(前科者は除外)と契約した側(出版社など)が、利益を委託する。
・委託された利益は5年間保護され、その間に被害者が賠償民事訴訟の勝訴を得られた場合に、委託金から払われる。
・5年間賠償がなされなかった場合、犯罪者及び契約者に委託金は返金される。
その後、憲法修正第一条、言論の自由に対する違憲判決が出て、2001年に再採択した法では、利益が1万ドルを超えた際に、被害者に通知が行く事になり、それによって被害者が民事訴訟を起こす形式に変わった。委託期間は3年間に縮まった。
もし、この解説が正しければ、仮に日本で同様の法律があったとしても、今回の案件は、著者がすでに刑期を終えて出所していますから、除外されると思います。
あたしも詳しいことは知らないのですが、この法律、表現の自由との兼ね合いが難しいそうで、最高裁判決によって、効力の範囲を限定する方向で州法が改正されてますね。
利益を一定期間委託するだけとは知りませんでした。しかし、被害者や遺族からも賠償請求がなければ、犯人が収益を得ても良い。それはそれで合理的な考え方ですよね。
ひとつだけ疑問に思うのは、出版時点から収益差し押さえ期間の計算がはじまるのではないですかね。昔の事件で刑期も終えてるからと云って、適用除外にはならないように思えます。
日本もすぐに「サムの息子」法を導入するべきですね。
酒鬼薔薇の母親が手記を出版した時も何億もの印税を手にし、四国に渡り豪邸を建て優雅に贅沢三昧の生活をしているのだとか。
その手記の内容も『被害者は自分たち』みたいな朝鮮人特有の身勝手な内容だとか。
だから勿論、印税で得たお金で被害者への賠償も全くなし。
このような出版物は被害者への冒涜でしかありませんよ。
被害者遺族は、出版によっても苦しめられる。
>日本もすぐに「サムの息子」法を導入するべきですね。
そうなんです。表現の自由を尊重しつつも、社会正義の観点から導入すべきだと思います。
えええ!?犯人の母親が手記で儲けて、贅沢三昧??
信じ難いですね。その本は昔、買って読みましたが、収益は被害者の賠償に充てられたと思い込んでました。腹立つ〜
被害者の立場で、社会正義を実践しないといけませんよね。常に加害者の人権だけが論じられるあたり、すごく違和感があります。