このおどろおどろしい「焚書」なる言葉を冠したのが、西尾幹二氏の「GHQ焚書開封図書」だ。戦中・戦前の本を発禁処分にしたのは「焚書」同然と占領軍を糾弾し、対象となったいろいろな書物を紹介している。
こう書けば面白そうな「GHQ焚書開封図書」だが、読むと奇妙な違和感を覚える。取り上げる書物が戦意高揚目的のプロパガンダ本ばかり。脳梅毒の大川周明による著作はじめ、どれもがアジビラみたいに薄っぺらい内容なのだ。

これらを学術的に分析するわけでもなく、ただ、かって軍国少年だった西尾氏が、お気に入りの部分を抜粋してはノスタルジーに酔う。何だか爺さんの昔話を聞くようで眠くなる。
冷静に振り返れば、そもそもGHQは焚書などしていない。一部の書物に就き市販を禁じたが、個人や図書館の蔵書は対象外だった。「鬼畜米英」を唱えるプロパガンダ本の販売は控えよと命じただけだ。読みたい人は自由に読めた。
やってもいないGHQの「焚書」を批判して、軍国思想を賛美しつつ反米感情を煽る西尾幹二氏の姿は気味が悪い。評論家先生が何を主張しようと自由だが、若い世代が西尾流歴史観に騙されないで欲しいなと願うばかりだ。
ちなみに以前にも当ブログで紹介した「中川八洋掲示板」は、西尾幹二氏を徹底的に批判している。是非読んで欲しいが、何しろ「“歴史の偽造屋”西尾幹二の妄言狂史」と副題が付くくらい過激なので、巷の西尾ファンは卒倒するかも知れない(笑)
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西尾幹二氏、西部遭氏は今日保守の論客として名を売ってますね。
西部氏の場合、昔はバリバリ左翼だったので、転向組と言われてますが、現在の論調は割とまともなことを言っていると思ってます。西尾氏の場合は確かに爺さんのノスタルジーという感じがしますね。
両氏に共通するスタンスは米国は究極的には頼りにならないという至極まともな論調です。
これは正しい視点ですが、何せ、日本人が日本国家防衛の為に命を張って守ろうとしない腑抜けた国民に成り下がっていることの方が大問題です。国防は日米関係ではなくて、偏に日本固有の問題です。こういう認識なしに反米と言うのは論理の飛躍があります。
日本独自防衛で核武装すべきですが、だとしてもアメリカ、イギリス、これからは多分豪州、NZの英語圏とは同盟関係を強固にしてゆくことが日本の安全保障に直結すると思います。
支那がこれほどまでに武力増強をしている以上、アメリカも日本に対して核保有への理解をするべきです。支那の脅威は厄介で大きな問題です。
転向組の保守派ってのは、根っこに国家社会主義への憧れがあるから、戦前の体制を賛美しちゃうようですね。ノスタル爺も、個の自由を認めんぞと云うのか、とにかく悪いのはアメリカの自由主義だ、みたいな偏狭なところがありますね。
わが国を取り巻く現実を考えれば、ご指摘のとおり、米英豪NZとの集団的な防衛体制を強化するのが一番です。日本の政治さえしっかりすれば、核シェアリングも現実の課題になるのではないでしょうか。鳩山や菅の民主党が政権取るようじゃ無理ですけどねw
当地は一か月続いた断食が今週末に明けるイスラム国家ですが、別途、先日行われた大統領選挙結果の最終発表が今日あります。
両陣営が一歩も譲らない非常に接戦なのでどちらが勝っても敗者は収まらず、政治運営、経済運営への妨害等これから出てきそうな感じです。困ったもんです。
話題は変わりますが、CNNのもう一つの話題であるイスラエルとガザの紛争です。今回の攻撃・侵攻は三名のイスラエル少年が殺されたことに端を発しています。
ニュースでもガザへのミサイル攻撃で負傷したパレスチナ人のVTRしか流さず、イスラエルが一方的に悪者にされていますね。イスラエルから理由のない攻撃を仕掛けるとは到底思えません。
イスラエルは民主・法治国家ではないですか!
ハマスが先制攻撃でミサイル発射してきたのでその拠点叩きの報復です。
ハマスが汚いのは法治的な統制もなく、平素は市民を装う正規軍隊でないゲリラを擁護し、軍事拠点が民家にもあって、住民を人質にしているということです。
支那事変でゲリラに悩まされた日本軍と同様の状況です。
どう考えてもイスラエルだけが悪いとは言えませんが、血を流しているのはパレスチナ人という印象操作でそうなっていますね。
多くの人々は騙されるでしょうね。
cc: yohkan さん、
> 話題は変わりますが、CNNのもう一つの話題であるイスラエルとガザの紛争です。今回の攻撃・侵攻は三名のイスラエル少年が殺されたことに端を発しています。
仰る通りで、エタニアフさん、正しい(当然と云うべき?)行動をとりました。どう言う訳か,この発端の件を、最初だけ何処かのメデイアはこの事に触れていましたが、その後、イズラエルを悪者にする様にリードしていますね?
yohkan さん、大砂嵐、白鳳をついでにやっつけて欲しかったですが、通じなかったですね。ラマダンが影響したのかも?
Yohkanさん、
国際通のseesaa 1824さんならではのご意見ですが、日本だと変人扱いになってしまうでしょう!?
私はその居心地悪さが嫌いで外地におります(^・^)
どう見たって、イスラエルが無差別に攻撃している訳ではありません。トンネルを集中的に爆破したり、ロケット砲打った所を撃破しています。
そこに無辜の市民を避難させずに生活させておけば、当然、被害者がでます。そしてその惨い画面を取材させて、イスラエルだけの非道さ喧伝する。
こういう無慈悲でジハード的対応を市民に向ける連中はテロリストですよ。同胞でイスラム信者ですが、ガザの住民は不幸です。
ガザで起こった事件はまさに仰る通り。
アタシも批判覚悟で本日書きました。
でもGHQは「焚書」はやらなくともメディアと左翼を使い結果が同じ事になるようにやったでしょう。
まあ軍国主義の亡霊みたいなやつは気味が悪いには違いありませんがね。
だからといってGHQが無実と云う訳でもない。
しかしそれもこれも済んだ事です。
何時までも昔の事に拘って・・・だから米国はなどと云っても仕方ない。
日本は日本人で守ると言う事を前提に、日米同盟を確固たるものにすべきです。
ああ、そう云えば、ラマダンの時期なのですね。
少年が殺された、ゆえにパレスチナを攻撃するイスラエルは正しいですよ。これぞ国防精神です。
武器すら持たぬ、可哀想なパレスチナみたいな印象は、日本の支那系メディアの演出ですね。ハマスは近代兵器を抱えた軍隊ですものね。糞メディアに騙されたくないです。
ウーン! 困りましたな。小生は西尾幹二先生と中川八洋先生のお二人ともファンなのですので。
先の大戦について我が国は東京裁判史観のように自虐的になる必要はないという点では両者は一致していると思います。いかに東京裁判が偏向していたにしても、西尾先生は今さらA級裁判として処刑された人たちを生きて返せという訳ではなく、原爆を含む無差別爆撃への補償を米国に求めている訳ではないでしょう。現実的には、我が国の軍備を整備して真の独立が確保できるまでは米国と協調していくしかないのは、両先生とも一致しているのではないでしょうか?
イスラエルは治安を維持し国民の安全を守るため、やむなくパレスチナのテロリストたちを攻撃しているのです。テロの理不尽な暴力に屈するわけにはいかないからです。
イスラエルを一方的な悪者にするメディアの演出は卑怯です。
大砂嵐、取り口が汚いです。何だ、あの肘打ちは。あれはプレロス向きですね。力士としては大成しないでしょう。
どう見ても、イスラエルはかなり自制した攻撃しかしてません。パレスチナのテロリストの立場で報道する日本のメディアの左巻っぷりが笑えます。
イスラエルで働くパレスチナ人も多い。彼らも、身内とは云え、テロリストの軍事行動には困っていることでしょう。
大戦を終え、敵国を占領する際、敵が流布するプロパガンダ本の市販を差し止めるくらいはするでしょうね。焚書とはまるっきり意味合いが違います。
そもそも本を焼き尽くしたければ、空襲でも出来た筈。神田の古本屋街には手をつけなかったことが米軍の姿勢を物語ってます。(と云っても、市民を殺戮した大空襲が許せませんけどね)
日米同盟の強化に向け、西尾氏みたいな保守系評論家の感情的な反米主義は邪魔だと思います。
初めまして。ご愛読ありがとうございます。
おっと、西尾・中川両氏のファンでいらっしゃいましたか。混乱させるようなエントリしちゃってすみません。
仰る通り、両氏の主張は、自虐史観を否定する点で、共通する点もありますね。
しかし、西尾氏の焚書図書開封については、中川先生が鋭い批判を展開しています。一度、中川八洋掲示板をご覧になってください。両氏のファンの方であればこそ、論点が面白いと、お感じになると思います。
コメでイスラエルとガザのことを書いてしまって、このエントリーの趣旨を逸らしてしまって反省しています。
それで中川八洋掲示板を訪問したのですが、安倍総理の罵倒エントリーを読み出すと直ぐに「画面白化現象」になってしまいます。
これエントリーを思わしく思っていない誰かが悪い操作しているのですかね?
先生が指摘している様に国家が国際的に対峙するという状況では矢張り武士道精神を身につけた正しく武人で教養のあり、且つ胆力のある人々でないと有利な交渉はできないというのは理解できますね。
七人の侍で村を守るのは武人でしたね。それらを雇うのが無力の農民で、村が救われると武人を見捨てるという様な設定だった気がします。
民主党以下リベラル野党の連中は農民上がりの出自が多いという感じがしますし、日本人も武士階級は1-2割だったのでしょうから、日本人は農民発想なんでしょうね。
TPPや集団的自衛権反対なんて正にそういう感じですね。
又また、変な展開になりました。ごめんなさい。
このエントリーとは関係ないのですが、
>大分県教組 慰安婦ツアー 新聞広告で違法募集
やってくれますねぇ。一度、全員解雇してまともな教師を雇用した方が良いような気がします。
中川八洋掲示板、ちゃんと読めますよ。「画面白化現象」の意味がわかりませんが、ダウンロードに時間がかかるのでしょうか。
江戸時代の武士階級は3〜4%、幕末の混乱期に新撰組みたいな百姓上がりの武士が登場したけれど、それでも5〜6%だった筈。まさにエリート階級でした。武道もさることながら、教養とか学問も大したもので、社会のリーダーとして相応しい人々だったのですね。
武士階級が消滅した今、政治も含めまさに農民思想の日本になりました。お天道さまの下で米さえ作れりゃ何とかなるだろう、ってなものかなと思います。
慰安婦ツアーの募集って何なのでしょう?買春旅行ですか?
県教組、もう無茶苦茶ですね。
白化現象は中川先生のだけで、それも安倍総理関連だけです。以前はちゃんと読めましたからね。土地柄もありますが、ややこしい重たいファイルではないので、何でですかね?
さて、武士階級って3-4%ですか?やはりエリートですね。
職業に貴賤はないですが、教養・知識、学歴=人脈、武道(スポーツ),修羅場体験、胆力が一流でなければ、一国の指導者は務まりません。
昔、帝大が素晴らしかったのは先ず入学する生徒が家柄が悪くても上記の修養を収めている者が大半で、お互いに切磋琢磨したからだそうです。
その結果、成績一番は総理候補、二番目が最高裁裁判長?とか職業の順列があってそれに相応しい学生が毎年卒業して行くシステムがあったからだそうです。
学生も若い時から総理を目指して修養をしてきたし、それを認める社会というのも凄いことですね。人間が立派なんですね。
今は金で失脚する有力国会議員、県議が横領して泣き喚き、飛行機内で酔っ払って人に絡む等昔の教養ある方々の爪の垢を煎じて飲んでもだめでしょうね。
教育勅語現代版を作成して日本人子女に教育をし直すべきです。
同時にモンスターペアレンツもね。
それと成りすましのコリアんは全て所在を明快にすべきです。
>買春旅行
これなら、ある意味、健全かもしれませんが‥(冗談です)。
実態は
>「親子で学ぶ韓国平和の旅」として掲載された。県教組が助成金を出し、7月25日から2泊、県内の中学生と保護者の2人で2万5000円という破格の旅行代金が売りだった。
要するに謝罪ツアー、洗脳ツアーです。怖いですねえ。
中川八洋氏のページ読みました。
難しいながらも歴史認識を一歩間違うととんでも無い方向に向かってしまうのかと改めて思いました。
スピッツベルゲン島での滞在も3日目の朝(と言っても白夜なので)になりました。
昨日(22日)は、9時から約半日フィヨルドとかつてロシア人が暮らしていたピラーミデンと言う炭鉱街跡の散策、そして大氷河を周るクルーズツアーに参加しました。
フィヨルドはノルウェー本土と比べ、草が生えてるのみで森林がありません。
尚且つ1000m級の山々が 脈々と聳え立ってて北極圏の残酷とも言えるべき大自然を垣間見ました。
ピラーミデンとは、1998年までロシア人が暮らしていた炭鉱街で廃墟のまま残されていました。
樺太や千島列島のみならず、スピッツベルゲン島で石炭が発見されて領有権を主張するなどロシアは強欲な国家であることを物語っているようです。
大氷河は人生初めて生観光。
幾重にも広がる氷河の迫力と共に、小柄ながらも白熊一頭も見ることができて、有意義なクルーズツアーでした。
本日は、犬ぞりツアーに参加します。
島の天候が目まぐるしく、真夜中の太陽が眺められてませんが、十分「避暑」になってます。
何せ、首都のオスロでも日中30℃近い気候ですので。
三時のお茶休憩で見つけた、吹き出してしまう、英会話教室です。
https://www.youtube.com/watch?v=EnOfoxidK5Q
Yohkanさん、
志村けんの東北地方出身の様な訛りのある英語教師が英語が母国語の様な生徒達に教える様は抱腹絶倒です!
でもこいういう風景って日本の学校では程度の差こそあれ、日常茶飯事のことでしょうから、本当は笑えないコメディーです。
日本人が苦手なのは聞くと喋るなので、ここに力点を置いて喋る=聞く=又喋るというHearingと意志表示の鍛錬を低学年からするのは良いことですが、でも手離ししではないと思います。
日本の様に言語があって文化があります。漢字、ひらがな、時に漢文の素養がなくして日本文化の真髄は理解できないと思います。あくまで、母国語を大切にしないと特殊な文化は到底理解できません。アイデンティティーですね。
アフリカは英語かフランス語圏ですが、元来、誇れる言語と文化が存在していなかったのかもしれないし、武力で全然、太刀打ちできないから植民地化されてしまいました。
現代社会では英語やフランス語を喋るアフリカ人は恰好良く映りますが、所詮、外来語で文化を語るので外人学者の研究の方が優れているかもしれない程度です。
日本は日本語を徹底的に優先して守ると共に、他方、国際的に孤立することを排除する為に、英語を聞いてある程度喋れる様に教育を施すべきでしょうね。
子どもなんてバシバシ鍛えれば違った教科で別々に能力は上がるもんです。どしどし、活きたスパルタをするべきではないですか?
どうも話が脱線して済みません。
西尾幹二先生がご紹介されていたGHQ焚書の中の一冊に、『敗走千里』という中国人の実体験をもとにした小説がありました。欧米列強は侵略者であるとし、中国軍が野蛮であり、日本軍は強くて人道的だったという記述がGHQにとって都合が悪く、それらが原因で焚書に指定されたのではないかという推測を聞いたことがあります。中川八洋先生にすれば、「こんなものはたんなるフィクションである」と一蹴されるのでしょうね。
さて、パレスチナ情勢の話題が出ていたので、いつもの御仁のご意見も紹介しておきます。期待通りの記事ですが、どうしてリベラル派はこのような見方をされるのでしょう。いや、保守もリベラルも関係なく、世間ではイスラエルのほうが残虐であると主張される方のほうが多いような気がします。
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/ef99f9563d7c03eeab791108bfa04b28
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/af11b947a44fbfe34d7fd369b9cf2660
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/28906a117ab9c52477301c6dcd5b20fa
三つの記事を紹介しましたが、ブログの最新記事欄が示すように、御仁はこの問題を連日のように記事にしておられます。イスラエルを叩き、同時に安倍政権を批判することが快感なんでしょうね。
詳しく写そうとすると長々と成るので、かいつまんでコメントします。
GHQが行った約7千点の焚書された本を約6千点集めた個人が居ます。
彼は、1982年に発行された「連合軍総司令部司令『没収指定図書総目録』連合軍総司令部覚書・文部省社会教育編」(今日の話題社)を1999年に古書店で入手したそうです。
その目録の編者の解説によると、焚書没収業務は当初内務省、警察、或る時期から文部省が秘密裏に没収隠滅し、廃棄しパルプの原料にするように命じられたそうです。(これを知ると、焼いたのでは無く、裁断処理されたようです。勿論個人宅まで捜索していないようです)
当然対象に成った本は、「軍国思想を賛美した本」と言うよりも日本人の誇りを奪い日本人を骨抜きにするのに邪魔な本です。彼は、その目録を元に古書店巡りで約6千冊集めたそうです。
●歴史通2013年5月号・占領史研究会主宰 澤龍氏 寄稿文"GHQ「焚書図書」個人蔵 全公開"、集めた古書の写真も載っています。
それと、元共産党員で今ではバリバリの保守論客は他にもいますよ。「新しい教科書をつくる会」の元総責任者だった藤岡信勝元東大教授です。現在は拓殖大教授。今は、元極左とは全く思えません。
近頃のyohkanさんの保守派への攻撃は強烈ですね・・・。過去民主党政権時を思い出すと、共感する人が多いのにも何と無く違和感を感じています。
安倍総理関連だけ読めないってヘンですよね。内閣調査室の007みたいのがいて、暗躍してるのかなw
>教養・知識、学歴=人脈、武道(スポーツ),修羅場体験、胆力が一流でなければ、
そうした一流の人物にこそ、国を率いて欲しいですね。
もっともあたしは中川先生みたいに、安倍さんを激しく非難する気はありません。安倍さんは立派なリーダーだと思いますよ。
教育勅語は素晴らしいと思いますが、現代版を作ったところで、どれだけ効果があるか。う〜む。
ぎゃっ、慰安婦ツアーって、本気で買春ツアーかと思ってましたよ。
謝罪ツアー、洗脳ツアーだったとは!へなへなへな・・・
で、誰が参加するんでしょうね。そんなものに?
中川先生がご指摘の通りで、歴史認識は一歩間違うと思い込みの「狂妄史」になっちゃうのですね。怖いですよ。
白夜、フィヨルド、大氷河、犬ぞり、うわあ、ロマン溢れる雄大な旅ですね。
美しい大自然に囲まれて、普段の都会の生活とまったく違う五感が甦りそうじゃありませんか。まさに旅の醍醐味ですね。どうぞ、お気をつけて。
志村けん、若いですね。笑えました。
言葉は思考であり、思想です。しっかり学ぶことが大事ですよね。自国語の理解を深めることは、伝統を紡ぐことでもあります。
一方、現代の国際標準語たる英語をしっかり学ぶことも大事です。これまでの学校における英語教育が英語下手を生んだのだとすれば、指導方法を改善すべきですね。小さい頃から英語を教えるのも、その試みのひとつなのでしょう。
中国人の書いた小説を中川先生がどう批評するかわかりません。もしかしたら評価するかも知れませんね。
ただし、そうしたモノもつまみ食いしながら、「焚書」として占領政策を糾弾する西尾氏の姿勢こそ、中川氏が激しく批判する対象です。
パレスチナ情勢につき、左翼のイスラエル批判が激しいですね。なぜ、ああやって一方的に、パレスチナ勢力を擁護するのか、理解の範疇を超えています。支那の主張に加担しているように見えて仕方がありません。この問題について、エントリしたいと考えています。
ほほう、以前に『没収指定図書総目録』と云う本があったのですか。「焚書」は西尾氏のオリジナル(カンジナル)じゃなかったのですね。
仮にGHQが市販禁止になった本が、軍国主義を賛美した本ではなく、日本人の誇りを謳った本だとして、戦後、どれだけの需要があったのでしょうね。わざわざ占領軍が市販禁止にしなくても、あまり読まれなかったような気がしてならないのですよね。
元共産党員がその後転向したケースは多いようですね。って、云うか、かってどいつもこいつも共産党員みたいな、共産主義にかぶれた時代があったのだと理解します。
> 過去民主党政権時を思い出すと、共感する人が多いのにも何と無く違和感を感じています。
民主党政権時代が悪かったから、今が有難いと感じる人が多いって意味ですか?誰が誰に共感するのですか?ごめんなさい。意味がよくわかりません。
>戦後、どれだけの需要があったのでしょうね。わざわざ占領軍が市販禁止にしなくても、あまり読まれなかったような気がしてならないのですよね。
当然です。当時は鳩山ルーピー家のような家は別にして、皆食べるのがやっとだったそうです。しかし、日本人の玉砕戦法や特攻戦法(私から見ても決して褒められた戦法では有りませんが)にアメリカは腰を抜かし、将来の日本は軽工業国家(鍋、釜、良くて自転車程度の作れる国)にし、少なくとも50年は占領する予定だったそうです。原爆等への復讐が怖かったのでWGIPで徹底的に日本人を洗脳し、焚書もその一環でした。(WGIPは、蒋介石の意思も入っていたと言う本も有ります)
しかし、「朝鮮戦争」が起り、GHQ(アメリカ)は現実の共産主義の怖さを知り、今の日本に替えたのです。(依然WGIPはとけていませんが)こんな事はyohkanさんならとっくにご存じだと思っていましたが・・・。
>・・・ごめんなさい。意味がよくわかりません。
済みません。舌足らずでした。
@民主政権時代のyohkanさんの画像は秀逸、テーマは共感出来、そのようなコメントをしましたし、パラパラ(PARAPARA)的に他の方のコメを拝見してもほぼ同じでした。
A安倍政権に成ってから画像で頂いたのは1つだけ、テーマには共感出来ないものが多く成りましたが、パラパラ的に見ると他人のコメの多くは共感的です。
@とAの矛盾を言いたかったのです。
Aは反対意見の方は、yohkanさんとのトラブルを避ける為コメントしていないのかも知れませんが。
ご説明ありがとうございます。日本を弱体化させんとした占領政策や、思想宣伝についても一応の理解はしています。
一方で、生活の余裕があろうとなかろうと、あるいは仮に市販禁止対象でなくとも、果たして戦意高揚目的のプロパガンダ本やアジビラにどれだけの需要があったのだろう、と疑問を感じます。敗戦は悔しくとも、軍国主義体制が崩れたことを大喜びした日本人は沢山いました。戦後何があろうと、大川周明が持て囃されたとは思えないんですよね。
かっては、民主党政権憎しの感情に燃えてましたので、面白く感じて頂ける作品が多かったかも知れませんね。安倍政権になり、敵がいなくなった感はありますよ。
大同小異で「民主党憎し」をテーマに結束した時代が終わってみれば、反民主政権派にもいろいろな意見がある。保守派と呼ばれる人達の懐古趣味や全体主義への憧れ、軍国主義の賛美、あるいは自由主義への抵抗などが嫌ですね。気持ち悪いです。
だから、
その時では無く、将来どのような理由で日本が又力を取り戻すか分らないのでと言う考えの下でやったと思いますよ。
>保守派と呼ばれる人達の懐古趣味や全体主義への憧れ、軍国主義の賛美、あるいは自由主義への抵抗などが嫌ですね。気持ち悪いです。
あの悲惨な戦争を経験した日本人で、今誰が軍国主義を賛美していますか?
それは「集団的自衛権閣議決定前」に共産党が、国民に刷り込んだプロパガンダ発言とそっくり同じですね。
>将来どのような理由で日本が又力を取り戻すか分らないのでと言う考えの下でやったと思いますよ。
仰るとおり、GHQによる一部書籍の市販禁止措置はそういうことでしょうね。
それに、アジビラみたいな本が売られているのでは、占領政策の邪魔になるだろうし。第一、日本人の協力者がアレが悪い、コレが悪いと、次々に発禁対象を見つけてくれたんですもの。まあ、占領ってそういうことでしょう。
ただし、あたしが云ってるのは、禁止しようがしまいが、どうせ読む人がいなかったんじゃないの、ってコト。まあ、別次元の話なんですけどね〜
え、共産党と一緒になっちゃいましたか?嫌ですねえ(笑)ソレだけは嫌だ!
>え、共産党と一緒になっちゃいましたか?嫌ですねえ(笑)ソレだけは嫌だ!
嫌だって言われたって、客観的に見ていますと徐々に中共とか親米ポチ派のマウスピース(代弁者)に成って行っているのが、yohkanさんです。故花うさぎさんも草葉の陰で泣いていますよ。
yohkanさんのおかしな主張記事の場合でも、金魚の糞のように共感コメを残すコメンテーターは、yohkanさんに「洗脳されて行った」のか、日本人の特性の「他人とはゴタゴタを起こしたくない」のかのどちらかだと思いますが、後者の場合ならわざわざコメントする必要も無い筈です。(結論的に前者「yohkanさんに洗脳された」のです)
「洗脳」(ブレイン・ウォッシングはピッタシの訳語)と言う単語は、確か毛沢東の時代に中共で造られた言葉と聞いています。「中帰連」の連中が「撫順戦犯管理所」でこれを徹底的にやられたのは間違いありません。今は我が国では、洗脳された事柄が事実と成っており、政府も認めている怖い話です。
(つづく)
>第一、日本人の協力者がアレが悪い、コレが悪いと、次々に発禁対象を見つけてくれたんですもの。
そうですよね。昔知った渡部上智大名誉教授の本の記憶では、「公職追放者名簿を創ったのは、GHQ民生局の次長チャールズ・ケーディス、カナダ外務省からの出向者ハーバート・ノーマンに加え日本人協力者木戸幸一の縁者で後の一橋大学学長都留重人、
映画監督羽仁進の父親羽仁五郎に違いない」との持論を開陳されていました。「こいつ等は皆共産主義者だ」とも言われていました。H・ノーマンは所謂マッカーシー旋風で、ハリー・ホワイト同様に自殺していますね。
中共や親米ポチ派のマウスピース!?ななな、何と失礼な!
思想や考え方は人ぞれぞれ。どんなテーマを取り上げても、いろんな意見がある。十人十色です。あたしとpioneer48さんが共感できることもあれば、反対の立場になることもある。そんなの当たり前ですよ。
自分のブログだもの、あたしは好き勝手に書き散らかしてますが、読者の皆さんを「洗脳」しようなんて気はないし、出来る筈もない。それに「洗脳」だとか「金魚の糞」とか、共感コメントを寄せてくれる読者の皆さんに対して、すごく失礼な話じゃありませんか。
pioneer48さんのお話を伺っていると、保守たる者かくあるべし、と云う思い込み、よく言えば信念をお持ちなのだと思う。
でもね、も一度云うけど、人それぞれなんですよ。保守かリベラルか、右か左か、あとからグループに色分けするのは自由だけど、どこのグループに属すべきかなんて、そもそも誰も考えてませんよ。
ケーディスやノーマンは、コミンテルンのスパイだったと、その後、明らかになりましたね。GHQに入り込んだ米人共産主義者と、戦後になって刑務所から出てきた日本人共産主義者が一致協力し、占領政策により革命の土壌作りに励んだ。もちろん、スターリンの指示によるものです。
この共産化政策の危険を見抜いたマッカーサーが、おかしな連中をパージして方向転換したから、日本は助かったのです。このとき、歩調を合わせて日本も徹底的な赤狩りをすべきでしたが、放置したのが、その後のわが国を狂わせました。
羽仁五郎は既にかなりの爺さんでしたが、学生運動華やかなりし頃にはスターでね。あたしも大学に講演に来た羽仁五郎を聴きましたよ。
上手いんだなあ、コレが。すごいの。演台に上がるとオーラがぶわっと出て、聴衆をぐいぐい惹き付ける話をする。若い学生たちを燃え上がらせるアジテーターでした。あたしも講演が終わってから、羽仁五郎の本、何冊か読みましたよ。まあ、感化はされなかったですけどね。
確か、連合軍の兵士で日本軍の捕虜に成った兵士が主人公だった粗筋だと思います。
そのストリーの中で「日本軍が朝鮮人を500人食べた」との部分が有ったはずです。カニバリズムも無い日本人がキムチ臭い朝鮮人を500人も食えますか?
>でもね、も一度云うけど、人それぞれなんですよ。保守かリベラルか、右か左か、あとからグループに色分けするのは自由だけど、
自由は良いですが、「従軍慰安婦20万人性奴隷」のよりももっと酷い話を含む映画を賞賛するからこう成ったのです。クネでは無いが、yohkanさんは歴史の事実に真摯にもっと目を向けるべきでしょう。
欠伸が出て来た。もう寝ます。
アンジーの映画については、面倒でしょうが、もう一度エントリをお読みになってください。
http://yohkan.seesaa.net/article/400229584.html
この記述で、アンジーが描く反日映画を賞賛したことになるのですか?映画は小説と別次元の作品ゆえ、まずは封切りを待とうよと云ったのです。観てからじゃないと話にならないでしょ。
原作には確かに反日プロパガンダみたいな記述がある。だからと云って、映画を観ないうちから、反日だと騒ぎ、アンジーを誹謗中傷する連中の神経は理解できません。
いいですか。誰もが数分の予告編しか見ていないのですよ。邦訳が未出版だから、殆どの日本人は原作も読んでいませんよ。
単に幾つかのブログが「アンブロークン」を取り上げ、それを読んでヒステリーを起こした保守系の連中が大騒ぎしているだけなんです。無責任な井戸端会議で発狂するレベルですよ(笑)
ちなみに日本軍の残虐さを描く背景説明に「捕虜を食い」みたいな言葉はありましたが、「日本軍が朝鮮人を500人食べた」なんて記述は、記憶にないです(笑)さすがに喰えない連中だものw
え?歴史の真実に向き合え?あなたはクネかw?
歴史と云う「思想」や「解釈」を他人に押し付けるの、やめてもらえませんかね。
>ちなみに日本軍の残虐さを描く背景説明に「捕虜を食い」みたいな言葉はありましたが、「日本軍が朝鮮人を500人食べた」なんて記述は、記憶にないです(笑)さすがに喰えない連中だものw
当時多分「Will」か何かだったと思いますが、藤岡信勝教授がこの映画を批判した寄稿をチラ見した時に、教授が「日本には古くから朝鮮人を500人も食べるカニバリズム(食人文化)は無い!」(記憶の為1字1句は違う)と強烈に批判した部分が脳の片隅に残っています。
彼は捏造を平気でやる元共産党員(一般論)だったとは言え、保守派の論客に成ってから嘘を故意に言った事実は有りません。これ(日本軍が朝鮮人を500人食べた)が有るので、当時は沈黙していましたが、こんな映画を賞賛したyohkanさんに今回はいつものように控えめでは無く強く怒ったのです。
この寄稿を見付けない限り自分も論理的に強く反論出来ず、お互い罵り合いに成ってしまいますので、見付けるまでは暫らくの休戦を提案します。
>読者の皆さんを「洗脳」しようなんて気はないし、出来る筈もない。
yohkanさんを洗脳者だと言った積りは無いですね。
洗脳には、
@「撫順戦犯管理所」のように意思を持ったやり方。
A或る論者の考えに共感者(簡単に言えばファン)が或る論者の考えを「その通り」と思ってしまう場合。
今回は、Aを言った積りであって勝手に読者を曲解させるような表現は止めて頂きたい。
藤岡って人は映画も観ないで何を批判してるんだろ。朝鮮人500人喰うカニバリズムなんて、原作に書いてあったかな。読んだのかな。そのあたりが不明ですね。
あのねえ、映画を称賛なんぞしてないのよ。観てない映画を称賛も批判もないんですよ。わからないかなあ。藤岡さんの寄稿は藤岡さんの意見でしょ。ご自分で読んだり観たりしてお考えになったら如何ですか。
>A或る論者の考えに共感者(簡単に言えばファン)が或る論者の考えを「その通り」と思ってしまう場合。
ソレって共感じゃありませんかね。
読者の皆さんは曲解なんぞしませんよ。洗脳なんぞされる筈もない。楽しければ読んでくれるだろうし、つまらなければ読まないでしょ。たかがブログですよw
よって、罵り合いに成るのを避ける為に頭の片隅にチラッと残っている内容の意味を調べる時間を頂戴と言った訳です。同意位してくださいよ。
>ソレって共感じゃありませんかね。
だから、yohkanさんが意識的に故意に洗脳しているのでは無く、ファンの「共感だ」と言った筈ですがね・・・???
はいはい、同意しますよ。どうぞ、いつでもお越し下さい。いろいろとpioneer48さんのコメントを頂き、勉強になって嬉しいですよん♪
ああ、そうでしたか。洗脳じゃないのね。はいはい。洗脳なんて有り得ないよねw
それと、間違っていました。此処は「焚書問題」のテーマであって「アンジェリーナ某」のテーマでは無いのに、コメントしてしまったことです。
焚書問題は、
>「焚書」は西尾氏のオリジナル(カンジナル)じゃなかったのですね。
>>将来どのような理由で日本が又力を取り戻すか分らないのでと言う考えの下でやったと思いますよ。
仰るとおり、GHQによる一部書籍の市販禁止措置はそういうことでしょうね。
で「けりが完全についた」と確信したので、遂「アンジェリーナ某」の話題に替えてしまいました。
以後の「アンジェリーナ某」に関することは、当該ご投稿にコメントします。
中川八洋氏は米英との関係を重視されますね。米英至上主義と云うより、国益優先の現実主義に徹しているのだと思います。
アンジーの映画についてなら、封切りを待つしかないんじゃないの、って気がしますけどね。
小説についてなら、先ずは原作を読むしかないでしょう。ブログの噂や評論家の批評なんて、いい加減なモノですからね。
テーマはどうでもいいので、お気づきの点あれば、当日のエントリにコメント頂ければ有難いです。古いエントリにコメントを頂戴しても、気がつかずに読めないこともありますので。