力強い言葉通り、一昨日閣議決定された骨太の方針、新成長戦略、規制改革実施計画に、構造改革に賭ける安部政権の本気度が滲む。雇用規制の緩和、農協の改革、混合診療の拡大など、改革を拒んできた既得権益層と対峙する勇ましい姿に万雷の拍手を送りたい。

しかし、新成長戦略の中身に満足かと問われればそうでもない。方針発表に嬉しい驚きがあったかと云えば、答えはNOだ。むしろ産業競争力会議や経済財政諮問会議の建設的な提言で期待させながら、いざ戦略決定の時点でずるずると後退した感が否めない。
一例を上げれば、農協の解体だ。社会主義農政を叩き壊さねば、日本の農業は腐ると判りきっているのに、早くも執拗な抵抗に配慮し、組織改革レベルにトーンダウンした。こんなんじゃ、産業・官僚・族議員の悪しき「鉄のトライアングル」を破壊することは不可能だ。
新成長戦略が示す通り、「稼ぐ力」の復活が喫緊の課題なのだ。自由闊達な経済活動を阻害する制約要因は排除せねばならない。官僚支配を廃してこそ、新しい日本が誕生する。安部総理はドリル戦車で疾走し、本当に岩盤規制を突き破って欲しい。
ちなみにネットの世界には土建国家社会主義派の三橋某みたいな論客もいて、感化される若者達も少なくない。一部の保守派がモテ囃す「日本的」資本主義とは、所詮、戦時体制の名残に過ぎぬ点くらいは理解して欲しいものだ。もっともその話は2週間ほど前、「戦時経済体制が日本人の価値観?」をエントリしたので、ここでは繰り返さない。
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成長戦略は重要です。
しかし日本人は何でも極端に振れる。
行き過ぎた新自由主義のような国にはしたくない。
成長が大事、稼ぐ力が大事です。
心配要りませんよ。いざとなればお上を頼る従順な国民ばかりですもの、新自由主義の「行き過ぎ」なんて望んでも不可能です。
当地では明日から約1か月間断食に入りますので、今日は社員と最後の昼食会を盛大に行ってきました。私も去年実行した通りダイエットでそれをフォローしたいと思っています。飽食とは何かとか食事ができる恵まれた環境にいることに感謝することは佳いことだと思います。
安倍総理はスーパーマンではないので、且つ、与党は無論、自民党内にも反対勢力がいるので自説を強く通して行く訳には行きません。兎に角、改革派は少数なんです(万歳JA会長とか古賀労組委員長の時代遅れの発言を聞いていると本当に情けない爺さんだと思います)。
BBC放送でも安倍総理の功績を褒めっていましたそして、Japan Is Backと結んでいました。
私も歯痒いのですが、歴代総理に比べればアメリカ大統領程に頑張っておられますね。
兎に角、一歩動かすということで了解しましょう!その後強力にガンガン推進して行けば良いのでしょう。
只、頓珍漢の石破とか「自民党の鳩山」の様な石原バカ息子が総裁は務まりませんから、自民党総裁規定や総理再選規定を変更して安倍総理の続投です。
断食の季節ですか。飽食を見直し、体調を整える絶好の機会なのでしょうね。確か、昼は食事せずに日没後に食べるのですよね。どうぞ、ご無理なさいませんよう。
己の目先の利益にしがみつこうと、構造改革に抵抗する姿は浅ましくも醜いですね。彼ら抵抗勢力と戦う安倍総理を支えるのは、われわれ国民しかありません。安倍さんに世界のリーダーとしてご活躍頂く意味でも、是非、改革を成功させ、社会主義体質を脱ぎ捨てたいものです。
ミンスにはこの膨大な議案は何一つ進められない処か邪魔するばかり。
子ども手当てくらいかな。
ドリルの向かう先は繁栄か。
それとも…。
W杯は28日からベスト16の戦い。
元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン監督率いるU.S.A.代表も名を連ねたが、米本国ではサッカーは女子がメインで男子代表はあまり報道されてないような気がします。
20年前に米国で開催されたW杯も開催そのものを知らない本国の方々のコメントが記憶あります。
ザックJapanは帰国しましたが、惨敗にも拘わらずサポーターは選手を迎い入れたが、甘過ぎます。
卵投げたり水掛けたりの“粛清”はあってもおかしくない。
だが、20年前のコロンビアのように帰国後、選手射殺の“報復”は起こしてはならない。
サッカーW杯がオリンピックより盛り上がり、喜怒哀楽が激しいイベントはありません。
>ドリルの向かう先は繁栄か。それとも…。
え?破壊?そんなことはありませんよ。旧体制をぶち壊して繁栄期を迎えます。本気でやれば必ず成長出来る。着々と仕事をしてくれる安倍政権を熱く支持しましょう。
よくご存知ですね。アメリカでサッカーは不人気なんです。女子供の遊びと云うイメージが強過ぎるみたいです。
先日も事務所のテレビで日本戦を観戦してたら、部屋に入ってきた米人の来客がW杯?何だ、それ?って感じでした。(その時点で)アメリカも決勝トーナメントに行けそうじゃないかと云ったら、え、アメリカチームも出て来るのかと驚いてました。その無関心さに、こっちがさらに驚いちゃいましたよ。
ザックジャパンを暖かく迎えた日本のサポーター、いいんじゃないですか。水掛けたりってのは個人的に好きじゃないです。アイドル然とした選たち手に黄色い歓声を送るお嬢さんたち、かわいいなあ、って思いますよ。平和な日本の縮図です。
>農協解体を断念したり、集団的自衛権が閣議決定間近も創価公明に気を使ったりとトーンダウン気味でも粛々と進めてますね。
とりわけ集団的自衛権に関してはそれでも朝日や共同通信などの左翼マスコミは例のごとく「憲法が危ない」などとあおっていますが、時代錯誤の「平和=非軍事」発想でしかありません。
>ミンスにはこの膨大な議案は何一つ進められない処か邪魔するばかり。子ども手当てくらいかな。
民主党政権時代は社会主義経済にかぶれた勢力で占められていたから構造改革など念頭になかったでしょう。子供手当ても、一部の親が遊興費に回すなど倫理観欠如を招いた面もありました。
>ザックJapanは帰国しましたが、惨敗にも拘わらずサポーターは選手を迎え入れたが、甘過ぎます。
卵投げたり水掛けたりの“粛清”はあってもおかしくない。
1998年仏W杯で帰国時に城選手が水をかけられたような例はやりすぎですが「甘すぎ」には同意します。
ファンの方には叱られるかもしれませんが、今回の日本代表とプロ野球の阪神がいやに重なりました。海外組(メジャー帰り)を並べてもチームとしての一体感を欠いた点。ベンチワークの混乱、さらにはダメでも甘やかすファン。似てますよ。
>20年前のコロンビアのように帰国後、選手射殺の“報復”は起こしてはならない
思い出しました。当時のコロンビアは優勝候補と目されながらまさかの1次リーグ全敗。米国戦でオウンゴールを犯した選手が凶弾に倒れました。「これは処刑だ」スポーツ紙の大見出しが記憶に残ります。
一日の終わりに「いつも有り難うなぁ」と,奥方に一言。これが我が家を平和に保つ秘訣です。
https://www.youtube.com/watch?v=lG0OoCzE_Zw
良い週末を。
Very good job. 安部さん。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140628/frn1406281529008-n1.htm
>米人の来客がW杯?何だ、それ?って感じでした。
本当に米国民はサッカーに関心無しですね。
ベースボール・アメリカンフットボール・バスケ、そして冬のプロアイスホッケーの米国4大プロスポーツやオリンピックが強ければ米国のスポーツは安泰でしょうね。
To nihonmatsu1973さん
1998年フランス大会時の城彰二氏に対する水掛けは日本人の感覚ではやりすぎですが、世界から見れば「甘ちゃん」。
1966年イングランド大会でイタリア代表がこともあろうに北朝鮮代表に0−1で敗れる超ジャイアント・キリングを喫して1次リーグ敗退した時、アズーリ(イタリア代表の愛称)はジェノバの空港に“隠密”帰国したが、待ち構えたサポーターに腐ったトマトを投げつけられたと言うエピソードがありました。
(因みに当時の出場国は16カ国。北朝鮮はアジア・アフリカ枠のたった1枠の出場国だった。)
ベスト16が揃い、本日は2戦とも南米対決。
ブラジルvsチリ、コロンビアvsウルグアイ。
これからが本当の戦いです。
集団的自衛権に対し支離滅裂な反対論をぶつ連中、自由主義的な成長戦略に執拗な抵抗をする連中、左と右で違う筈なのに、どちらも既に成り立たない制度の維持を望む所が共通してますね。
サッカー、ダメでも甘やかすファンはいけませんかね?皆さん、厳しいご意見ですね。
なるほど、「いつも有り難うなぁ」ですか。いい言葉ですね。
宮沢りえさんが奥方なら、1日5回くらい云っちゃうかも。
韓国人売春婦の締め出しですか。結構な政策ですね。
ワーキングホリデー制度を利用して売春行為とは、韓国らしいですね。ま、ワークには違いないんでしょうけど。
アメリカにおけるサッカーはあくまでも女子供のマイナースポーツで、メジャースポーツとは扱いが違います。これまでプロサッカーをメジャーにしようと幾度も試しながらうまくいってません。なかなか点数が入らない地味さがネックかなと思います。それに、TVコマーシャルも入れ難いですしねw
W杯、これからが本当の戦い。そのとおりですね。名勝負を楽しみましょう!
>アメリカにおけるサッカーはあくまでも女子供のマイナースポーツで、メジャースポーツとは扱いが違います。
ロンドン五輪のときに貴ブログでご教示いただいたことを思い出しました。米国が五輪女子サッカー3連覇を遂げた背景を知ったものでした。「日本のマスコミでは報道されない。中韓の選手強化法をベタボメするのとは大違い。マスコミはスポーツでも反日、反米、媚特亜なのか」とコメントした記憶があります。
ロンドン五輪のときも同じようなお話をしたでしょうか。
確かにマスコミはスポーツでも媚特亜なようですね。ウェブにニュースで、わざわざ「韓国が敗退!」ってありましたよ。韓国なんて小さな国がどうであろうと関係ないんですけどね(笑)
ちなみに、今日はまたまたサッカーの話題をエントリしました。
規制を緩和して、日本市場をオープンにすれば、成長するというのは、根拠のない出鱈目です。
安倍は、馬鹿だから、すぐ騙されます。
規制を強固にして、支那や韓国などと断交する方が、日本経済は成長するはずです。
他ならぬcoffeeさんの御言葉ゆえ、もちろん尊重しますが、日本市場をオープンにして成長する狙いは出鱈目なのでしょうか。不要な規制が成長を阻んでいるのは、事実だと考えます。
支那や韓国と断交することは大賛成です。でも、それって規制と次元が違う話のような気も・・・・