2013年11月17日

婚外子が壊す「家族制度」って何?

婚外子の遺産相続を嫡出子と同等にする民法改正に賛成すると、読者の皆さんから批判的なコメントが届く。なるほどなあと頷いたり、そうかなあと首を捻ったりしつつ拝読したが、こちらの考えは変わらない。親が婚姻関係にないからと云って、罪もない子供を差別するのは嫌だ。

但し、民法改正に反対する人たちの感情も多少は分る。誰だって自分の家族は大切だ。家族の平和がかき乱される場面を想像すれば、冗談じゃないと思うだろう。正妻の立場なら、婚外子なんて、ゆゆゆ許さないわっ!と頭に血を上らせたりもする筈だ。


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分らないのは「家族制度」だ。反対派の保守派議員は盛んに、婚外子に関する民法改正は家族制度を破壊すると声を上げる。しかも「わが国固有の」とか「伝統の」とか冠をつけて、制度がぶっ壊れれば、日本が丸ごと終わるような大袈裟な表現だ。ところが、奇妙なことに「家族制度」とは何を指すのか、一向に語らない。

現憲法は、婚姻は両性の合意に基づいてのみ成立し、夫婦が同等の権利を有する、と定めるが、家族制度云々は述べていない。戦後廃止された明治31年制定の家制度、即ち戸主が親族を統率する仕組みは、江戸時代の超エリート階級を縛る特殊な武家制度が基だ。太古の昔から男女が愛し合い、子供が生まれ、家族を形成してきたが、人としての自然な営みであって、厳然たる制度があったワケじゃない。

そう云えば、TPPや新自由主義経済が話題になる度に、日本の国体や伝統社会を破壊すると一部の保守派が主張する。いろいろな意見があるのは当然だが、日本の国体や伝統社会が具体的に何を指すのか、説明せずに破壊説を説く。従い、伝統の家族制度同様、何がぶっ壊れるのを怖れているのか、さっぱり判らない。

こう書くと、貴様は日本の家族制度も、日本の国体も、日本の伝統社会も判らないのか!と、激怒する読者が出て来そうだが、そういう概念は人それぞれだ。テーマに関して共通の理解を得なければ、議論は成り立たない。左巻きのリベラル派が弱体化しているのに、保守派がなかなか本流に成れないのは、思い込みだらけで主張が情緒的過ぎるからではないか。



posted by yohkan at 10:47| Comment(70) | TrackBack(0) | 憲法・司法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何を破壊するかわからないと言っていますが、法律外に日本の慣習というものがあり、いちいち家族制度は法で定めなくとも日本の昔から守られてきた慣習法で皆が納得していた。
それを、法律・憲法で科学的判断に寄与するかの如く装った考えがが横行してくると、法律に規定していないと馬鹿なことを言うようになる。
多くの日本人が、家族制度を知っている。
GHQにより分断され核家族と言う破壊を受けた日本の家族制度。
今となれば、大家族制度は、良い面・悪い面もあるが多くは年功的教訓によって伝統文化の生活が、守られた一面があり、社会環境に影響を与えていた。
今は、どうかと言えば、核家族ではあるけど大家族回帰現象も見られ、親子家族が近場に住み、協力し合う言う風景も見られる。
先ほどの悪い面は、嫁と姑の確執をいままで誇張・煽りを入れ破壊の道具として使ったことは、見識の違いとして残念である。
また、個人主義を広めたことも、一因がある。
所詮人間は、一人では、生きられないことを知りながらご都合主義になりやすく、無責任を装うことになる。寂しい現象です。
Posted by katachi at 2013年11月17日 12:00
「子供を差別するな」
ってまんま京都の児童公園を占拠してた朝鮮学校の言い分と同じじゃないですか。
区別と差別の違いくらい理解してください。

あと婚外子相続とTPPを同列に並べるのは違和感があります
TPPは保守も革新のどちらにも賛否あることですが
この民法改悪は夫婦別姓や戸籍制度の撤廃につながることであり保守いや日本人として絶対に認めるわけにはいかない
婚外子相続や民法改悪を認めることは
外国人参政権や1000万移民に賛成することと同じくらい愚かな事なんですよ。
Posted by raw at 2013年11月17日 14:06
To katachiさん こんにちわ

慣習があるとして、その理解って誰もが一緒なんでしょうか?人によりけりなので、法律で規定せざるを得ないのだと思いますよ。

大家族がなくなったからと云って、GHQが悪いとも、核家族が破壊された形とも思えません。個人主義が悪いとも思えないのです。コレまた、人それぞれのチョイスじゃないでしょうか。

Posted by yohkan at 2013年11月17日 15:48
To rawさん こんにちわ

朝鮮学校の場合、外国人学校でしかも敵国の工作員養成機関ですからね。扱いが違ったからと云って、子供の差別とは別次元の問題です。婚外子の話とは一緒になりません。

婚外子の相続に関する民法改正を、夫婦別姓や戸籍の廃止に繋げようと云う極左勢力があるにせよ、直接的な関連性はありませんよね。もちろん外国人参政権や1000万移民とも全く別の話です。
Posted by yohkan at 2013年11月17日 15:53
貴方は正直ないい読者をお持ちだ。
Posted by 佐衛門 at 2013年11月17日 17:47
Yohkanさん、こんにちは

日本では結婚して、戸籍を入れて、相手の姓を継ぎ、ご先祖を敬い、祖先に責任を持ち、社会に正規に認められた夫婦・家族を基盤にした社会をこれまで前提にしてきました。こういう実態というのは変化して行くものでしょうが、しかし、こういう社会習慣・通念があってこそ、皇紀2670年以上の日本国であるのも事実です。

人間愛という観点では子供は子供で分け隔てがあってはなりませんが、前述の日本の慣習から言えば、好きになった女性を何故に籍に入れないのでしょうか?相手と将来生まれてくる子供を社会が認知してあげる為にも離婚、再婚は正しい手続きだと思います。

離婚できない理由もあるでしょうが、それは社会人として無責任という考え方が根底にある気がします。キッチリ離婚して前妻との契約関係を清算するということでしょうね。

愛していて好きだから一緒にいるが、手続きはどうでも良いという当事者のエゴイズムに見えます。

グローバル化だからとか言うのでしょうが、婚外子比率はフランス53%,
英国47%, 米国41%, イタリア23%で、一方、日本は2%に過ぎないそうです。

こういう現実では、最高裁の判決は国会決議を軽んじていますね。
他の判例にある通り、判事諸氏が思想的に偏った臭いがして、非常に歪んだ判決だと思います。
Posted by tropicasso at 2013年11月17日 17:49
婚外子の解決法は、今のアフリカのように一夫多妻の結婚か一夫一妻の結婚かを結婚時に選択性にすれば良いのではないか。
そうすれば、良い。
法律で規定出来る。
経済力があり絶倫であれば、多妻を選択すればよいのである。
本能的動物化しやすところを法律で人間性をホロウすることになる。
勿論生まれ出る子供に罪はない。
この世の出口として生まれるだけ。
それを延々と動物は、繰り返すのである。
人間は、理性によって動物は、自然界の本能によってコントロールする。
Posted by katachi at 2013年11月17日 22:31
なんかみんな遠慮してるようだから俺がはっきり言ってやる
正妻の子と妾の子では身分が違う
だから相続分が違って当然

管理人がここまで平等に拘るのは
被差別部落出身若しくは今現在アメリカで人種差別を受けてるのだろう
Posted by at 2013年11月17日 22:58
To 左衛門さん こんばんわ

>貴方は正直ないい読者をお持ちだ。

ありがたいことです。
Posted by yohkan at 2013年11月17日 23:01
To tropicassoさん こんばんわ

結婚に関する社会習慣や通念を否定してるワケじゃないですよ。離婚・再婚の手続きを無視せよと論じるワケでもない。

婚外子の相続規定に関する民法改正について、「家族制度の崩壊」を心配される方がいるので、崩壊しちゃう「家族制度」が何を指すのか、知りたいなと思っただけです。単純に現在の婚姻制度を指すなら、婚外子の取り分50%→100%くらいで壊れたりしません。
Posted by yohkan at 2013年11月17日 23:08
To katachiさん こんばんわ

一夫多妻制の選択ですか。愛人を持つなら、ちゃんと妻として迎えなさい、ってコトですね。

なるほど、世界にはそういう国々も存在しますものね。
Posted by yohkan at 2013年11月17日 23:14
To 名無しさん こんばんわ

>正妻の子と妾の子では身分が違う

なるほど、そう考えて民法改正に反対してるのですか。

こちら、被差別部落の出身でもないし、アメリカで人種差別を受けてもいませんよ(笑)どこからそういう発想になるのかなあ?

コメントするとき、ハンドルネームくらい記入してね。

Posted by yohkan at 2013年11月17日 23:18
Yohkanさん、こんばんは

偶然かなキリスト教が主たる欧米国家では概ね狩猟民族型で個人主義が社会観念の根底をなしています。一方、日本は農耕民族で田地畑を中心に集落をなし、そこに寄合いで多くの家族・仲間が生活を共にしてきた伝統や歴史がありますし、現代でもその感覚は色濃く残っています。

多くの日本人は帰るべき故郷を持ち、地方、集落、そこに暮らす人々、家族が独自の生活文化を育んできたと思います。「家族制度」とはそういう歴史に上にご先祖を奉る、護ることがその基本をなしているのだと考えます。

個人主義の欧米理念では愛し合う二人の間の子供は神様からお預かりした神の子なので、彼等に大して権利の平等という通念は最大公約数なので理解できます。遺産相続を別にすれば、日本でも他人に対しては公平で平等な感覚はあると思います。

しかし、財産分与とかになると、ご先祖からの遺産を引く継ぎべき合理性というと婚姻をして同姓を名乗り、集落・親戚から認知されていてこそというのが民法の趣旨であり、多くの日本人の暗黙の了解なんではないでしょうか?

勿論、50%が100%になったところで、すぐさま「家族制度」崩壊とはなりませんが、遺産相続というのはこれまで仲の良かった家族にも大きなしこりが残る大きなイシューです。

日本にも欧米並みの個人主義が根ざして、「人間みな親子」みたい感覚になれば別でしょうが、それはそれでまだまだ日本人には違和感があるのではないでしょうか?







Posted by tropicasso at 2013年11月17日 23:36
To tropicassoさん 

>愛し合う二人の間の子は神の子なので

主張したいポイントはここです。コレ、真理ですよね。この話のイラストに、キリストさんやマリアさんを登場させているのも、それが理由です。

狩猟民族と農耕民族の違いはとても分り易いですが、ヨーロッパでも農耕が中心だった時代もあり、地域社会や家族の有り方が、洋の東西でそれほど違うとも思えないのです。つまるところ、こうした事象の捉え方は、宗教性あるいは宗教思想の違いが大きいも知れませんね。

> 財産分与とかになると、ご先祖からの遺産を引く継ぎべき合理性というと婚姻をして同姓を名乗り、集落・親戚から認知されていてこそ

なるほど。家と財産の継承を第一義に考えるから、正当性が重んじられるワケですか。そのあたりを皆さんは「日本の家族制度」と捉えているのでしょうね。

ある意味では個人主義と対立する形で、家族主義みたいな「制度?」の概念があると考えれば、分り易いですね。目から鱗です。

いつも示唆に富むコメントを頂戴し有難うございます。tropicassoさんのご意見は大変勉強になります。
Posted by yohkan at 2013年11月17日 23:55
Yohkanさん、こんばんは

いつも示唆に富むなどとお褒めのお言葉戴き恐縮です。
ありがとうございます。

Yohkanさんは学識+芸術兼備で日本が好きな在外日本人で、いつも、こちらこそ鋭い問題意識とその説明の博識ぶりには刺激を受けています。そばに居たら、間違いなく、週末にお酒を飲みながら議論している友だと思います。

当然ながら、意見が完全一致しない部分もありますが、それはそれで良い事です。寧ろ、そういう違いをお互いに理知的に議論してこそ、相手を理解できる訳ですよね。

アメリカ人のディベートを聞いていると、正反対の意見でも冷静に聞きながら、相手の誤謬を指摘して説得する姿勢はいつも見習いたいなと思っています。

と言う理由で今回の話題で私見を述べました。

今後とも鋭い問題提起で刺激をして下さい。




Posted by tropicasso at 2013年11月18日 01:32
全ての元凶は法の下の平等を謳う憲法13条ですね
私は憲法13条は憲法9条と並び改正又は破棄しなければならないものと考えています。

この悪法のために旧宮家の皇室復帰が難しいものになっているわけですし


>1.すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
>2.華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
>3.栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

まるで共産主義国家の憲法そのものですね
Posted by raw at 2013年11月18日 14:26
↑の修正です
憲法13条ではなく憲法14条でした
まあ13条の改正も必要と思いますが
Posted by raw at 2013年11月18日 14:29
yohkan さん、

茶化す訳では決してないのですが、「Too Early Wax」で、生まれた子でも、愛を一杯捧げたいものです。

処で、家内がヴェトナム娘に手紙を書く時、日本語を忘れ気味の娘に微妙な日本語の場合、英文にしたいと私に英訳する様に頼んできますが、忙しい時は、直ぐ、出来ないので、検索して「英和和英」を探したら,研究社の辞書を見つけました:

http://ejje.weblio.jp/content/%E5%92%8C%E6%96%87%E8%8B%B1%E8%A8%B3

何かの日本文ー英訳を試してみて下さい。優れものだと思いませんか?

Posted by seesaa1824 at 2013年11月18日 15:00
To tropicassoさん こんにちわ

学識+芸術兼備だなんて、お褒めの言葉が過ぎますよ↑ぽっ(赤くなっている)

日本にディベートがないのは、情緒的に噛み合わない話をして、熱くなったりするからでしょうか。

人それそれの意見があるから面白いんですよね。いや、ホント、tropicassoさんと週末にお酒でも飲みながら、よもやま話をしたいですね〜
Posted by yohkan at 2013年11月18日 15:34
To rawさん こんにちわ

現憲法って、占領下で押し付けられただけあって、わが国の実情にそぐわない部分が多いですね。破棄できるものなら、破棄したいですよね。

いろんな考えがあっていいとは思うものの、共産主義は勘弁してよ、と思います。
Posted by yohkan at 2013年11月18日 15:38
To rawさん

14条じゃなくて13条?

憲法にお詳しいのですね。勉強になります。
Posted by yohkan at 2013年11月18日 15:40
To seesaa1824さん こんにちわ

Too early wax?よくわからなっかったので、貴コメントを英訳したら、こう出て来ました。

It never occurs for the reason to make fun of, but even a child born in "Too Early Wax" wants to give one cup of love.

愛を一杯がone cup of loveですって(笑)コレ、結構楽しめますね。
Posted by yohkan at 2013年11月18日 15:45
Yohkanさま、この話ですが、絵のところに「父」のいとしい子とだけ
いつもお書きですが、その「父の妻子」にとってはどうなのでしょうね。
紫式部の「源氏物語」では正妃の弘徽殿の女御の皇子に対し、帝が熱愛する美しい桐壷の更衣の皇子である源氏の君が容姿・学問ともに優れ、父帝に愛されながらも臣下に降り、数多くの恋愛を繰り広げます。
そしてついに自分の子ではないとわかりながらも、わが子として認めなければならない事態が・・・。
そこではじめて父帝が、藤壺の生んだ子を「わが子」としたことを
思うのです。源氏は父帝が藤壺の子が源氏の子と知っていたのではないか、というころに気付き、因果応報を思うのです。
日本文学の凄さですね。
ところでキリスト教では「原罪」という考え方があります。
子には罪はないのですが、その親のしたことを子が恥じる、そこでイタリア語では「ami bannbino」、ドイツ語では「Lieben Sie Kind」と呼びます。どちらも片方の親にとって、という意味が隠されています。
そこは道徳が深く入り込んでいますが、後世のスペイン皇帝やハプスブルク家の「私生児」については、政治的に動く絶世の美女や側近で政治家などが活躍しています。
オペラではヴェルディ「ドン・カルロ」の絶世の美女である公女エボーリなど、王妃を貶め、皇帝と秘かに通じる存在として、やがて王妃の人柄に触れ、前非を悔い、スペインのために命をかけて活躍する実在の人物が書かれていますが、
人生って奥深いですね。政治のことではないので、軽くお読みください。
Posted by ベッラ at 2013年11月18日 16:04
> 愛を一杯がone cup of loveですって(笑)コレ、結構楽しめますね。

Wa, ha, ha, ha.

愛を一杯が、one cup of love, 確かに,和英語ですね。

その文章を、すぐ英訳する所が、yohkan さん、一休さんみたいです、いい人だ。

私、このところ、食品偽表示で、落ち込んでいます。日本人は、こんな事しない人種と思っていましたが、恥ずかしいですね? これにしろ、北海道JRの改竄、平均的日本人では考えられない事をします。韓国、中国人だと、笑ってられないです。
Posted by seesaa1824 at 2013年11月18日 16:10
ヴェルディ「ドン・カルロ」に出てくる公女エボーリです。
王妃に罪を打ち明け、城を出る前に皇子カルロを救う決意を歌います。歌はマリア・カラス。コンサートで歌ったものです。
http://www.youtube.com/watch?v=aBcLPqpSJ6g
イタリア語で歌っていますが、要約は「むごい運命よ、苦しみよ、
私の美貌がもたらせた恐ろしい罪よ、・・・おお、わが王妃さま、
私の罪はお許しになられるものではないけれど、もう一日あります。
私は皇子カルロを救います」・・・これは独白であり、その場に王妃はいません。王妃は公女エボーリの告白にショックを受け、退場した後です。カラスはオペラでは王妃エリザベッタを歌いましたが、リサイタルでエボーリを歌い、どちらも素晴らしい出来です。
Posted by ベッラ at 2013年11月18日 16:15
ベッラさん、

yohkan さんにコメントを書き込みながら、これ、ベッラさんか見なければ良いなぁと思いながら書いてました。

ご免なさん,私が、ふざけた私が悪いのです。yohkanさんが悪いのでは有りません。いい年した馬鹿な男(yohkanは、賢いです)が、悪いのです。

Callas O don fatale (Eboli) Don Carlo 1962

マリア・カラス有り難う御座いました
Posted by seesaa1824 at 2013年11月18日 16:33
続きです。
才色兼備の公女エボーリがかなわない王妃の淑徳とは
この場面、一分少しだけですが、オペラ「ドン・カルロ」より
http://www.youtube.com/watch?v=GYAjXxXMS_E
スペイン皇帝フェリーぺ2世は無敵艦隊で有名、その再婚相手の王妃エリザベッタはフェリーぺの皇子カルロが心惹かれる女性、まるで源氏物語の「藤壺の女御」のようですが、新教徒殺戮をするスペインを批判する皇子ドン・カルロを心の底では愛しています。しかし皇子の求愛に「それではそなたの父である皇帝を殺し、その血塗られた手でこの母を祭壇に導くがよい!」と言い、カルロを退けます。
そのあと「おお、神様、カルロをお守りくださいました」と悲しい自分の決意を祈り感謝するのです。
私はこのエリザベッタがレパートリーですが・・・。
それはさておき、エリザベッタとエボーリという二人の女性、素敵ですね。
Posted by ベッラ at 2013年11月18日 16:33
iza1824さま、声をかけてくださってありがとうございます。
ヴェルディ「ドン・カルロ」美しいフィナーレをどうぞ。
11分ほどです。もう最高!!
麗しい皇子ドン・カルロがパヴァロッティというところでギャフン、ですが・・・。
エリザベッタを歌う天使のようなダニエラ・デッシのソプラノ、そしてその気高い歌、
http://www.youtube.com/watch?v=tOyRAJRRBpA
王妃は皇子カルロに虐げられる新教徒を救いにフランドルへ行くように言います。皇子カルロはそれを承諾、王妃エリザベッタに「あなたは泣いているのですか」と、エリザベッタは「ええ、出征する英雄に
向ける涙です」と答えます。でもそれはカルロに対する愛の諦念でもあり、感動。その涙にカルロは「お母様」と・・・王妃は「わが息子よ」と答えます。
なんというヴェルディの素晴らしい音楽、
やがて皇帝フェリーぺがふたりを捕えようとしますが、皇帝も王妃を
愛しており皇子を愛しているのです。
許さないのはスペインを牛耳るローマカトリック、そこへ先の皇帝であるカルロ5世の不思議な声が響き、皇子はその声に護られ幕となります。この終幕の美しさは「満天の星」ですね。
Posted by ベッラ at 2013年11月18日 17:04
iza1824さまではなくてseesaa1824さま、でした。
ミスをお許しください。
ところで若き王妃でスペイン皇帝の後妻になったエリザベッタですが、もともとは皇子カルロのフィアンセでしたが、政略結婚でカルロの父であるスペイン皇帝に嫁ぎます。
新教徒殺戮を懸念するのは、エリザベッタの母親であるカトリーヌ・ド・メディチの新教徒大量虐殺に対する悲しい気持ちでしょうね。
カトリック対プロテスタント、ですが、スペイン皇帝フェリーぺは
心からこの戦いを支持しているわけでなく、ローマが反逆とする皇子カルロを差し出すよう命令するとき「王冠は教会の前にひざまずかねばならないのか」と涙を流します。
このオペラを見るとき、どの人物にも光を与えているヴェルディの大きさ、さらに史実を脚本とした文豪シラーの素晴らしさに感動します。
Posted by ベッラ at 2013年11月18日 17:17
ベッラさん、

今,貴コメントを見つけました。(LA時間午前1時)

本当ですね,ダニエラ・デッシのソプラノ最高です。パヴァロッテイが皇子カルロですか? 太り過ぎでデッシの顔の方に振り向けず、笑ってしまいました。でも、凄い迫力の声が全てを許してくれます。

yohkan さん、深夜お休み中にお邪魔しました。
Posted by seesaa1824 at 2013年11月18日 18:05
To ベッラさん こんばんわ

「父の子」と書いたのは、婚内子だろうと婚外子だろうと、父と子の距離は同じだからです。もうひとつ、父は神です。父の子とは神の子。誰もが神の子ってことです。こう書くと抵抗を感じる方もいるでしょうけど、コレはコレで真実だと考えます。

文学やオペラに姦淫や私生児が度々登場するのは、愛の悩みや葛藤を芸術に昇華させることが、感動のドラマになるだけでなく、ごく一般的な事象で分り易いからでしょうね。原罪って云えば原罪ですかね。

英語ではoriginal sinとかって云いますが、ドイツ語やイタリア語ではちょっとニュアンスが違うのでしょうか。
Posted by yohkan at 2013年11月18日 23:52
To seesaa1824さん こんばんわ

一休さん?R-yohkanさんかも知れませんよ。

食品偽装表示の話、ホントに情けないですね。なぜ、そんな馬鹿なコトを、って腹立たしいです。ウソ表示に厳罰を与えないと、防止できない問題かも知れません。
Posted by yohkan at 2013年11月18日 23:55
To ベッラさん 

おお、ドンカルロですか。素晴らしいですね。解説して頂くと、筋書きと台詞が分って楽しいですよ。

コンサートのカラスさんも素敵な歌声ですが、やはりオペラは舞台がいいですね。曲や歌はもちろん、豪華な舞台美術や衣装にも圧倒されますよ。


Posted by yohkan at 2013年11月19日 00:06
To ベッラさん、seesaa1824さん

youtubeオペラのご紹介ありがとうございます。うっとり聴き惚れましたよ。

う〜む、確かにパヴァロッティは太り過ぎで首が回らない。さすがはseesaa1824さんのご慧眼。爆笑しちゃいました。
Posted by yohkan at 2013年11月19日 00:10
婚外子を云々する日本ですが、ある本によれば、アメリカの白人も一夫多妻に移行する可能性があると書かれている。
それだけ白人とカラードの人口逆転現象が起こっている。
アメリカの中枢は、まだ白人が握っている。
このまま行けば選挙をやる限り白人は、マイノリティー化していく。
そこで白人の人口を増やすのに一夫多妻が効果的であると判断したようだ。
元々古代においては一夫多妻であった。一夫一妻は、歴史が浅い。
日本も少子化が進むなら一夫多妻を考えても良いのかも知れない。
男性は、大変だ経財的にも種付けにも、肉体労働だ。
Posted by katachi at 2013年11月19日 00:26
To katachiさん こんばんわ

アメリカの白人が一夫多妻に移行するとは思えませんが、自分の複数以上の愛人や子供たちと一緒に、実質的な一夫多妻制で集団生活している家族が雑誌で紹介されてましたね。これもひとつの暮らし方なんでしょうね。

人口を維持するためなら、一夫多妻よりも、移民や養子の受け入れ増加のほうが現実的かも知れませんよ。ロシアや東欧圏からの(白人の)養子を希望する白人カップルが多いと聞いたことがあります。

一夫多妻制とは云わずとも、男に愛人が出来て、子が生まれるのは、古今東西、よくある話。少子化を食い止めるためにも、男性が頑張らなきゃいけないんですよw
Posted by yohkan at 2013年11月19日 01:27
tropicassoさんの意見に賛成です。
Posted by 黒猫 at 2013年11月19日 21:48
どうもあの裁判で私の中で婚外子に対して負のイメージが出来てしまったみたいです。
恐らく弁護士が訴訟を焚き付けたのかもしれませんが、原告にも自分の母親が正式な妻じゃないというだけで、同じ父の子なのに財産が正妻の半分っていうのはおかしいという思いがあったのだと思います。
自分の母に夫を取られた正妻にも父親を奪われた異母兄妹にもこれっぽちの思いやりもない原告の冷たいエゴイズムにぞっとした。
自分が正式な奥さんとの間の子でなかったら、私は正式な奥さんにも異母きょうだいにも済まなくて、こんな訴訟など起こせません。
みんな愛しい父の子なんておっしゃってるけど、そうではないと思います。子の母親に対する愛情とかによっても距離感は違うと思います。
唐の玄宗皇帝には武恵妃という最愛のお妃がいて、彼女との間に生まれた寿王が後継者だと多くの人が思っていました。
が、武恵妃が亡くなると、玄宗皇帝の寿王に対する愛情も覚め、取り巻きも離れていきました。最愛の武恵妃を亡くし老け込んでいた皇帝は高力士という宦官の「武恵妃様にそっくりな方がいらっしゃいます」という言葉に、その女性を自分の後宮に入れます。が、その女性は息子の寿王の妻、楊玉環、後の楊貴妃です。寿王は後継者から外された上、妻まで父に奪われたのです。これが「愛しいわが子」に対する仕打ちのようです。
平安時代だって同じ摂関家でも長男に生まれるのと三男、五男に生まれるのとでは出世のスピードや娶れる姫の出自まで違ってきます。
藤原道長は正妻倫子のほかに明子という妻もいましたが、やはり、明子が生んだ子たちは正妻倫子が生んだ子より出世が遅いということがありました。
平等なんてないんです。ないものをあると思っているからそれを得られないと火病を起こすのです。
世の中はもともと不平等なんです。平等なんてブサヨクとかの絵にかいた餅です。
確かに婚外子として生まれたのは本人の責任ではありません。
が、日本の現在が一夫一婦である以上、どんな代償を伴っても妻ときっちり別れ、愛する人とやり直さない限り、その子は好むと好まざるとに限らず、親の不甲斐なさのとばっちりを「婚外子」という形で食うのです。
何も正妻やその子供を敵にしなくても、婚外子にも正妻の子と同じだけのものを遺してやることはできると思います。
法律にも抜け穴はありますから・・・頭のいい弁護士を雇えばできないことではないと思います。
Posted by 黒猫 at 2013年11月19日 22:19
おことばですが・・・

なんだかがっかりしましたよ・・・。
Posted by ベッラ at 2013年11月19日 23:11
あ、黒猫さまに「がっかり」ではありません。
今、黒猫さまのコメントを拝見したので。
コメントを入れた時は黒猫さまのコメントをまだ読んでいませんでした、すみません。

なにが「がっかり」したのかと言えば・・・もういやだ!!
一夫多妻だなんて夢見ている男性、ジョークかとは思いますが。
キリストやマリアさまの絵より「アラビアンナイト」の絵でも。

Posted by ベッラ at 2013年11月19日 23:22
前回婚外子に関するエントリーで書き込みをした時に、
yohkanさん からレスを頂いて、それに対してレスを返そうと思いつつ、
反日活動に対する電凸等に忙しく、そのままになっていたので、
前回のレスを含めて書き込みさせて頂きます。

まず、前回私は、日本における婚外子の割合は僅か2%に過ぎず、
にも関わらず法改正する動きに疑問を投げかけました。
しかし、yohkanさんは逆に、2%なら誤差の範囲、法改正しても問題ないでしょうと返答。
この辺の感覚の違いは埋めようもありません。
私は、2%なら今迄通り当事者同志話し合いなり、遺言なりで決めればいいのであって、法改正する必要はないと思うワケでして。

それとyohkanさんの主張で違和感を感じるのは、
婚外子を「愛する人との子供」と強調するあたり・・・
結婚は愛し合った者同士がするものだと思っている、
そして実際愛し合った末に結婚した私としては、
yohkanさんの言い分だと、結婚した相手に愛はなく、
不倫相手「こそ」愛し合った愛しい人であると言う物言い・・・
成程、愛はうつろいやすいもの。
愛し合って結婚したとしても、更に愛する人が現れた結果の婚外子とおっしゃりたいのかもしれないが、
犬猫じゃあるまいし、発情したらハメて子供を作るって、どうなん?と
それこそが日本の家族制度を崩す軽はずみな行為だと想像する事は出来ないですか??

それと前回どなたかが火病っていらっしゃいましたが、
未婚の母の苦労を全然理解していないと・・・
いや、想像は出来ますよ。
だからこそそんな苦労したくないから軽はずみな行為は避けたいワケでして。
結婚するつもりで子が出来て、結果相手の男は結婚してくれなかった、パターンを話していましたが、
己の男を見る目の無さを嘆いて欲しい。
そして相手の男には損害賠償を請求して下さい。としか言いようがありません。、
兎に角なんでもかんでも「しゃべつしゃべつ」と騒ぎ建てるのは止めて欲しい。

つーか、独身の男女ならいろんな人と恋愛して自分に合った結婚相手を見つけて欲しいと思うけど、
結婚して家庭を持ったら少しは落ち着いて行動して欲しいです。
とくに中高年に言いたいのは、うっふんあっはん情欲に走るよりも、もっとやる事あるだろうと言いたい!!
今、日本はホントヤバいんだから!!
もっと日本国を守る活動に時間を割いて欲しい!!

Posted by 桜咲く at 2013年11月20日 09:34
Yohkanさん、こんにちは


このエントリーまた熱くなってますね。

人間はまだまだ多くの場合、欲望に支配されて行動するので神代の昔から第一夫人とその子供、そして第二夫人以降の女性達とその子供の話題は枚挙に暇がない限りです。

そこで、戒めということで宗教が生まれ、今日まで受け継がれてきたのだと思います。
モーゼの十戒にも仏教にも姦淫は罪となってますよね。

従い、一夫一妻制度の下で、婚外子問題が生じたら、婚姻・離婚がワンセットになっていないと全てに問題が残ります。

婚外の女性とその子供に愛情を感じるのであれば、前妻とは離婚し、遺産相続、子供の扶養をキッチリ決着するのが「男」ではないですか?その上で、新しい女性と子供を認知し、同姓を名乗る法的な手続きをとって沙汰を収めるということしかないでしょう。

前妻とは離婚せず、かと言って、浮気の女性と子供にも相当額の財産を分与しない男なんて腐ってますよ。

正妻には飽きた、こっちの女の方が良いというのは男のエゴでしかないでしょう。
Posted by tropicasso at 2013年11月20日 11:02
To 黒猫さん こんにちわ

tropicassoさんのご意見は理解できました。なるほどなと思います。
Posted by yohkan at 2013年11月20日 13:38
To ベッラさん こんにちわ

がっかりさせて、すみません。
Posted by yohkan at 2013年11月20日 13:38
To ベッラさん

別に一夫多妻を夢見てなぞいませんよ。誤解なきようお願いします。

但し世界にはそういう地域もあるし、かっての武家社会の側室とか、考え方として理解はできる。それだけのコトです。
Posted by yohkan at 2013年11月20日 13:40
To 桜咲くさん こんにちわ

「しゃべつしゃべつ」と騒ぎ立てるのは止めろ!同感です。そのとおりです。

但し、子供は神の前で平等ではないか。両親が不幸にして婚姻関係になかったとしても、それを理由に差別はいけないと思うんです。

その部分にこだわりがあるものの、仰ることは同意しますよ。結婚を軽んじる気持ちなどありません。結婚は一生を賭けたコミットメントですもの。そもそも愛し合う者同士が結婚している筈ですしね。

でもね〜、世間には実際、不幸な結婚をしている人もいるし、結婚とは別に愛する人と結ばれる人もいる。悲しくとも現実に大勢いるんですよ。

だからって、その子供達に罪はないのです。どなたかのコメントに「不義の子」と云う表現がありましたが、どんな子でも、そんな言葉を投げかけたくはないです。ソレって残酷でしょ。
Posted by yohkan at 2013年11月20日 13:48
To tropicassoさん こんにちわ

このエントリ、伸びますね。いろいろとご意見をうかがい勉強になります。

一夫一婦制を尊重せよとの主張はよく理解できます。尊重すべきです。万が一、結婚が破綻したら、あるいは別のパートナーを選ぶなら、正式に離婚手続きととり、あらためて結婚するが望ましいのは当然です。

カミサンが飽きたから、こっちの若い娘がいいや、なんて、そんな不届きなこと考えたコトもないし、そんな話はそもそもしてません。

でも、現実には結婚と云う形でなくとも、子が出来ることはあるのです。こう書くと、また反論が来そうですが、子供の生まれた境遇がどうであれ、物理的に父親から見て遺伝子を引き継いだ子ではないか。それだけの話です。家とか、介護とか、浮気とか、不義とか、そんな方向の話は考えていません。

でも貴説明により、「家の財産の継承権」に皆さんの関心が深いことはわかりましたよ。
Posted by yohkan at 2013年11月20日 14:03
To 黒猫さん こんにちわ

相続は金のぶん取り合いですから、婚外子がいなくて、全員が嫡男子でもエゴのエゴのぶつかりあいで醜い争いになります。婚外子が入れば、尚更ですねw

この骨肉の争いが文字通り骨肉をかけた殺し合いにならぬよう、法律が遺留分を決めています。法律である以上、いろんなケースに適合しないといけないので、極めて単純化して父と子の関係を遺伝子の有無と捉え、また他国の例などを参考にして、今回、相続規定の見直しに踏み切ったものと理解します。

歴史的にも、いや現在でも、家族内、血族内で、いろいろな不平等はありますよね。あって当然です。婚外子は嫡男子の半分でもいいじゃないかとのご意見も理解はできるし、実際、明治31年以来、そうだったんです。でも、単純化して遺伝子の有無を基本に、父や子や兄弟(異母兄弟含む)の関係を図式化すると、「半分でいい」と云う法的理論が描けないのだと思います。

こうなると、明治時代に「半分」と決めた理由など知りたいですね。いわゆる「生活の知恵」「治世の知恵」だったのかなと思いますが。

Posted by yohkan at 2013年11月20日 14:17
Yohkanさま、「誤解なきようお願いします」とのリコメですが、
>一夫多妻制とは云わずとも、男に愛人が出来て、子が生まれるのは、古今東西、よくある話。少子化を食い止めるためにも、男性が頑張らなきゃいけないんですよw

男性が頑張るって?
少子化を食い止めるためにも?って???
西田昌司さんは「子供は物ではない」と、「少子化にも」という反日の人にそうお答えでした。

「不義の子」とお書きになったかたのことをなぜ言葉狩りをなさるのでしょうか。
「不義の子」というのも子供が一番感じていて恥じているのではありませんか。親は恥じなくても子は恥じるのです。
また逆に子が何か問題を起こしても親は恥じるのです。
そしてそういうかたはやがて素敵な家庭をお持ちになった例はたくさんあります。
子供が親を選べないのは、婚外・婚内であるということも、富裕層・貧民などの家庭が選べないのも同じです。

今回の決定は国民の大半が反対してるのにゴリ押しなんですよ。
決して国民が望んだことではないということです。

日本人は「恥」を知っています。
「恥」をバネにすることも。

あとで好きな人ができたから、とか、不幸な結婚をしている、などというのはそれこそ「個別」のケースであり、全体にかぶせることでは
ありません。
黒猫さまや桜咲くさま、その他ほとんどのかたのご意見が日本人の
ほとんどの意見なのですよ。コメント欄もそうでしょ?
「個別」のケースは「個別」で考えることです。
「差別」というのはお金のことではないでしょう?
Posted by ベッラ at 2013年11月20日 18:19
追加・・・このエントリのタイトルは「婚外子がこわす〜」でなく
そうした男女がこわす〜でしょうね。
婚外子のことになると「差別」とか「父の愛しい子」とか
別の次元を強調されるので、芸術の話をしてこのお話にはもう
コメントしないつもりでした。
でも、もうどこまでいっても「平行線」ですね。
あげくのはてに「男が頑張る」などと・・・。
私の出る幕ではなかったようです。
Posted by ベッラ at 2013年11月20日 18:31
To ベッラさん こんばんわ

少子化を食い止める。ソレはソレで大事なことです。西田議員がどういう発言をされたか、知らないけど、誰も「子供はモノだ」なんて思いません。

言葉狩りをするつもりなどありません。子供を不義の子と決めつけて責めるような愚は犯したくない。ソレだけのことです。恥じる必要もない。仮に貧困家庭に生まれようと、親と会う機会のない子であろうと、自分に与えられた環境を恥じる必要なんてありません。

ベッラさんはじめ皆さんのご意見は、考え方としてわかりますよ。tropicassoさんがご指摘になった個人主義と「家」主義(?)の対比がヒントになりました。
Posted by yohkan at 2013年11月20日 23:43
To ベッラさん

そう仰る通り、婚外子が「家族制度」を壊すわけじゃないですね。「婚外子に関する相続規定の削除、即ち民法改正が壊す」と表現するのが正しいです。テーマとして長くなり過ぎるので、端折りました。

はい、たぶん、この話、ずうっと平行線だと思います。でも、皆さんのご意見を頂戴して、なるほど、そういう考え方もあるのかと勉強になりましたし、あたしの考えを知って頂いたことも良かったのだろうと思います。少し嫌われちゃったかも知れませんけどねw

くどいようですが、父親にとって生んだ女性が誰であろうと、子供は遺伝子を与えた貴重な存在です。その子供達を対象に、均等に自分(父親)の財産を分け与えることが、法理論として間違っているとは思いません。民法の遺留分、妻が半分、残りを子供(含、婚外子)で均等に分けると云う考え方には合理性があります。

ここで父親の財産は、先祖代々の「家」の財産ではないか。家の正式メンバーとメンバー以外(婚外子)では扱いが違って当然ではないか、と皆さんは主張している。家に法人格みたいな性格を与えているように思います。財産は基本的に個人や夫婦に帰属すると考えればすっきりすると思うのですが、如何でしょうね。
Posted by yohkan at 2013年11月21日 00:01
日本を考えるとき、日本は祖先とこれからの子孫もともにあると思います。
たとえばどなたかが「妻が先に亡くなった時、その妻の財産は
妻の実家の財産も入っている、それを婚外子にというのはどうか」
ということでしたが、Yohkanさまは「もう死んでいるのでしょう?」
と一言でした。
何かが違うと思いました。
イタリアでも祖先の宝(宝でなくても)大切にします。
家名を誇りとしていました。
当然のように受け取るのは、私が婚外子だったら遠慮します。
それに「恥」は親の恥と子は受け取り、それがバネになり、
立派に働きよい家庭を作ったかたをたくさん知っています。

これは心の問題ですね。
「不義の子」というのは、そのかたは差別でおっしゃっているのではないと思いますよ。不義というのは外国でも「原罪」のひとつでもあります。
マグダラのマリアは売春婦でしたが、自分の罪を悔い、キリストに救いを求めます。私が私淑した偉大な芸術家に伺ったことがあります。マグダラのマリアはキリストが愛した女性とか。洗礼名でマグダレナというのがマグダラのマリアです。決して軽蔑された存在ではなく
「聖女」とされているので洗礼名にあるのです。
ミケランジェロの「ピエタ」像も、キリストをかかえて悲しんでいる女性は聖母マリアでなく、マグダラのマリアではないかと言われています。ミケランジェロは何も書き残していませんが。
聖母マリアと同じ名前ですね。
「恥じる」というのはなかなかできないことです。
プライドがあってこそ、です。そしてバネになる。
それよりも居直る人が多い。私は「恥じる」ということは清いことと
思います。もうこの話は平行線ですので、・・・国の背景や文化が
違うのでしょう。私は「個人」も大切に思います。
また生かされて生きている、ということも同時に思います。
プライドも高く、自分自身を誇るからこそ、いろんな事情があっても
負けないで強く生きるのです。
今回の最高裁の判決は「個別」のことを全体にかぶせた、国民が
望んでいることではないのです。
「恥じる必要はない」というのは他人がやさしく言うことですね。
それは勇気付けることでしょう。
家と個人、両方が大切に思います。
今は親子殺しなど大変な事件が多く、心を痛めます。
Posted by ベッラ at 2013年11月21日 00:41
「煩悩無辺誓願断」煩悩はたくさんあるけれどそれを断つことを願う、イタリアではPietaピエタ、と言って、慈悲を・・・これって大変深い意味で、人間の力の及ばないところでこの言葉があります。
煩悩だらけで「ピエタ」って言い続けるのが人間ですが。
Posted by ベッラ at 2013年11月21日 01:03
To ベッラさん こんばんわ

妻が死亡すると、妻名義の財産のうち、半分は配偶者である夫、残り半分は子供たちに均等分割されます。ごく常識的な判断に基づいた法律の規定だと理解します。

この場合、子に婚外子がいると話は、妻の霊はきっと怒るに違いないと思うのは、生きている者の想像の域を出ません。仮に自分の死後が心配な奥さんがいて、資産家なら、資産管理会社を作って法人として財産を管理するのが適切かも知れません。

マグダラのマリアはキリストの奥さん説もありますね。あの美しいピエタ像のマリアさんは若いので、マグダラのマリアだと解釈するほうは自然ではあります。

恥を覚えることは大切です。プライドをもってこその話でしょう。でも、恥って他人が押し付けるものではない。お書きになっているとおり、それぞれ個人の「心の問題」だと思います。
Posted by yohkan at 2013年11月21日 01:25
To ベッラさん

ピエタって「煩悩を絶つ願い」の意味でしたか。知りませんでした。

ジーザスの屍を抱いて悲しみにくれるマリアさんの彫刻とは、もうひとつ、しっくりこない題名ですね。「ピエタ」像って。

マリアさんの母性を強く感じさせる傑作だと思いますが、神に等しい救世主に対し、母の愛や悲しみを表すことが煩悩なのかしらん?
Posted by yohkan at 2013年11月21日 01:32
ちょっと起きていたのですが、Yohkanさま勘違いされています。
私の書き方がまずかったと思うのですが、日本では「煩悩」、イタリアでは「慈悲」・・・それぞれの考え方を並列して書いたのが誤解のもとでした。
たとえば日本では世俗的な悩みを煩悩で自分の内部に向かいますが
イタリアでは「ピエタ」といってなにものかにすがり、「お慈悲を」と言うのです。
文中にも「ピエタ」を慈悲、と書いており煩悩とは書いていませんが。冒頭に自分だけわかったつもりで2つ並べたのがご迷惑をおかけしたのと思います。
東洋と西洋の違いを示したつもりですが、煩悩をピエタなどと・・・
全く別物です。
Posted by ベッラ at 2013年11月21日 02:42
私のコメントの中にもうひとつややこしい書き方をしているのを発見、<煩悩だらけで「ピエタ」というのが人間ですが・・・>

これは私のことで。煩悩もたくさんあり、そのうえで西洋の「ピエタ」をも求める、という次第です。

これもややこしい書き方をしてしまい、混乱を招きました。
私は自分だけがわかっている書き方をすることが多く、おおいに反省しています。
Posted by ベッラ at 2013年11月21日 02:48
To ベッラさん

ああ、よかった。ピエタは「お慈悲を!」ですか。それなら、わかります。嘆き悲しむマリアさんのイメージにぴったりですよ。

でも日本は「煩悩」で、対するイタリアなの西洋は「慈悲」なのですかね。日本が悩んで終わりってコトはなくて、お慈悲にすがるだろうし、西洋だって、悩み悲しみがあるから「ピエタ」になるんじゃないでしょうか。

個人的な思い込みに過ぎませんが、「煩悩」にせよ「慈悲」にせよ、仏教の言葉であるせいか、哲学的な表現に感じます。「慈悲」は広い意味で「愛」と言い換えたほうが、しっくりきます。
Posted by yohkan at 2013年11月21日 05:23
To ベッラさん

反省などと。いやいや、どうぞお気になさらず。

名作オペラを教えて頂いたり、煩悩や慈悲についてお説がうかがえたり、当ブログを高尚な方向にお導き頂けて感謝しています。
Posted by yohkan at 2013年11月21日 05:26
そうですね。慈悲と訳されていますがピエタというのは「憐みを」のほうが近いかな? 愛はアモーレです。愛は喜びの感情がありますが、憐みを、というピエタは情け深い神様、なんていう感じですね。
オペラには薄幸のヒロインがよく祈ります。男性が「ピエタ」というのは、身分の上の人に「お許しを」と願うのがあります。
仏教の煩悩無辺請願断というのは修業っていう強い感じがしますね。
親鸞聖人は歎異抄ではキリスト教と似た教え、つまり念仏を唱えることによって救われると言っていますが・・・。
強がりはいわず、弱いことを弱いとしてすがる、そんな感じがします。いつも自分だけわかったようなことしか書けないので、お気づきのことがあればご指摘いただければ幸いです。
私が私淑していた永井女史は声楽家であり、カトリック教徒なのに仏教も理解し、歎異抄をローマカトリックのお坊さんに逆説教して、喜んでいましたよ。
「あなたに幸がありますように」という人にはたとえどんな宗教の人にも「ありがとう」と言う、広い考えでした。
もう亡くなられましたが私は孫のようにかわいがっていただきました。
永井女史の長女は永井路子さんで作家です。
私は「耳学問」なので、いいかげんです。
ただ、永井女史は「私は3度結婚してそれぞれの子を産んだ。
でも子供には私は十字架を背負っているのよ、だから私の洗礼名は
マグダレナ(マグダラのマリア)なの」って仰っていました。
それでいろいろ思い浮かべたのです。
Posted by ベッラ at 2013年11月21日 06:38
To ベッラさん こんにちわ

なるほど、アモーレとピエタが愛と憐れみですか。わかってきましたよ。神様助けて!と憐れみを乞うのがピエタなんですね。

絶望的な悲しみや悩みを抱えたら、すがるのは神様しかありませんものね。そしてまた、神様はちゃんと聞いてくれて救ってくれる有難い存在なのだと思います。

永井路子さんて歴史小説を書かれる方でしたよね。その母上がベッラさんの先生ですか。蒼々たる方ばかりですね。
Posted by yohkan at 2013年11月21日 16:33
はじめまして
エントリの趣旨には賛同いたしますが、父親の愛情を基準として憲法適合性を考えることには戸惑いを覚えます
あるいは数年前のNHKドラマ「ジャッジ」の影響を受けられたものでしょうか?
そんなことより被相続人が再婚した場合において、前婚でも後婚でも子供を設けており、前婚・後婚のいずれかにおいて婚姻届を提出していなかったケースを想定されれば、
民法の規定は、少なくとも現行のままでは不合理だということは明白だと思います
(「ジャッジ」をご覧になっていたとすれば、あれは)法律婚をした前妻と離婚した男性が(前妻と間に設けた嫡出子の親権は前妻)、
離婚後に婚姻届を提出していない女性との間に非嫡出子を設けたことにより、嫡出子・非嫡出子間に相続争いが生じたというものでした
男性は前妻及び嫡出子とは既に生活を共にしておらず、後妻及び非嫡出子と家庭生活を送っていたが故に民法の非合理性が際立つというケースでした
ですから親の愛情が同等であったかどうかということとは無関係に、単に両親の婚姻届の提出の有無だけで相続分に差をつけるのならば、合理的とはいえないケースが生じることがあるということでいいんじゃないでしょうか?
Posted by ポッぺリアン at 2013年11月21日 16:37
To ポッペリアンさん こんばんわ

ご賛同ありがとうございます。なかなか賛同してくださる方がいないテーマなので、嬉しいです!

「ジャッジ」ってNHKドラマがあるのですか?視聴率の取れない人気がない番組なのでしょうね。名前すら利いたことありませんよw

当方の表現が誤解を与えたものと推察しますが、父親の愛情を基準として適法か否かを論じているのではありません。

婚姻届の有無にかかわらず、子供は、父親の遺伝子を受け継いだ血族だと云っているだけです。父親と子の関係だけを考えれば、父親の財産を婚外子だけ半分にする法的理由がない。ポッペリアンさんもそう考えていらっしゃるのでしょ。

「愛」の話で、それっぽいイラストにしたのは、すべての子供達は神の前で平等な存在だからです。父の子は、イコール神の子。父は神を示す言葉で、父の愛は神の愛です。皆さんから誤解されたようですが、浮気性のオヤジさんにとって、どれだけ愛人の子がカワイイかなんて話はしてません(笑)
Posted by yohkan at 2013年11月21日 23:13
日本には、「親の因果が子に報い」という諺があります。
仏教からですが、キリスト教はそういう概念がないですよね。本人にバツが下る。
すべては、これに尽きるんじゃないでしょうか。

どんな事情にせよ、ならぬことはならぬのです。
Posted by どん at 2013年11月26日 00:20
To どんさん こんにちわ

昔から「親の因果が子に報い」って、云いますね。で、そうとしか思えぬ因縁話みたいのって、実際あるのですよね。

ならぬことはならぬ。素晴らしい言葉だと思います。
Posted by yohkan at 2013年11月27日 15:39
yohkan さん、

声楽家の或る素敵な淑女より、本件が延々と続いた事を教えて貰い、今,覗きました。十日間に亘る意見の交換完読しました。11月19日にyohkanさんのご返事を頂いた後は読んでいませんでした。

皆様方の真剣な意見に敬意を払います。淑女もお会いした事は有りませんが、素敵な方です。

清廉潔白なyohkanさんと私ですが、もし,婚外子が居たら絶対に他の子供たちと同等に愛情を捧げ、もし、分与する程の財産、資産が有れば均等に分配します。言葉が嫌いですが、本妻、実子が何を言おうが、死ぬ前、元気で頭脳明晰なうちに法的に手を打ちます。断言!!!!!!!!



Posted by seesaa1824 at 2013年12月10日 15:43
Yohkanさま、seesaa1824さまがここにコメントをしていらっしゃるとは思いませんでした。
実は私のブログで永井先生のことを書いたらseesaa1824さまからのコメントに書いたのです。http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/f0ad921ef8cc4ff2a7b010e2a5aa4a4b

その時私が字を間違って「下から5番目のコメント」と書くの「下」と書くべきところを字を間違って「舌」と書き、さんざんにからかわれてしまいました。
もしかしたら、と思ってここをのぞくとやはりseesaa1824さまが
コメントを寄せられていました。
もう、恥ずかしくて・・・。
Posted by ベッラ at 2013年12月10日 16:06
To seesaa1824さん

音楽家の或る素敵な淑女、はい、それだけでどなかた直ぐにわかりますよ。

そうですね。婚外子だけお前には財産はやらないとか、減らせとか、云いませんよね。父親からみれば子供ですもの。他の兄弟たちと平等に扱うでしょうね。当然の感情です。
Posted by yohkan at 2013年12月11日 05:35
To ベッラさん

今、ムツィオの美声を聴きながら、貴ブログを拝読しました。

seesaa1824さんとの遣り取り、面白いですね。おふたりのお人柄ですね。上品な大人の会話ですね。
Posted by yohkan at 2013年12月11日 05:38
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