ここで普通の神経なら、1942年に制定された「食糧管理法」を廃止した筈だ。戦時中のファシズムが生んだ同管理法は、国家がコメの生産・集荷・配給を統制する計画経済を目的としていた。スターリン型共産主義に憧れた軍部主導の悪法は、市場経済に邁進すべき戦後の日本には不要だった。

にもかかわらず、農水省は食糧管理法を温存する暴挙に出た。1969年、JA農協と組んでコメの高価格を維持する為、コメ作農家に対し作付免責の削減、即ち減反を要請し、10アールあたり3万5千円の奨励補助金を渡しはじめた。コメを作るな!の号令をかけて金をばらまけば、農家が苦労して稲作に励むワケがない。やる気は消滅する。腐った制度が40年以上も続き、コメ作りはおろか、全ての農業が衰退した。
世間の批判を浴びて、食糧管理法は95年に廃止されたが、実は「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」に名称変更しただけが、考え方はかわらない。消費者にバカバカしいほど高価なコメを買わせ、食管制度の大赤字を埋める為に莫大な血税を投入しつつ、農水省の無能な役人と寄生虫のJA農協だけが肥え太る。補助金漬けの農家は余命幾ばくもない高齢者だらけで、お迎えが来るのを待つ間ばかり。これが日本の農業の縮図だ。
安倍政権はこの減反制度の廃止含め農業の産業化を推進すると聞く。時代や環境を考えれば、大規模農家への集約や企業の農業参入、農産物の貿易自由化は、当然成すべき改革だ。小規模農家を手厚く保護する姿勢で、水田ならぬ票田を利用してきた自民党ゆえ、党内でも執拗な反対があるだろうが、コレばかりは腰砕けにならないで欲しい。農水省とJA農協による社会主義的な統制経済を打破しなければ、日本の農業は絶滅する。
是はサヨクの台詞ですよ。未だ嘗て吾国にファシズムが存在した事はありません。言葉遣には御注意を。
復帰されましたね♪
毎日の更新は難儀と思いますが、全国全世界の画報愛読者のためにも、無理にならぬ範囲で楽しませて下さいませ。
今日は産経の慰安婦追及の件か、予算委員会での民主党議員の「民主党総理のようにならぬように(大笑)」か、NHK経営委員の件かと思いきや、意外にも農政ネタで来ましたか。
言葉尻になるかもしれませんが、一読して気になったのは、キラーT細胞氏同様、「戦時中のファシズム」のフレーズ。
戦時中の軍事体制とか総動員法下とかなら連合国も似たような体制ですのでわかりますが、ファシズムはおかしくありませんか?
東条首相が軍の片翼である海軍の作戦すらろくに知らされていなかったことは有名な話ですが、これでは独裁者などと言えませんし、スターリン、ヒトラーはもちろん、ルーズベルトでさえもっと権力を握っていたのではないでしょうか?
安倍さんのカールおじさんは、あまり似合わないような(笑)
過剰人口を抱えた日本経済は輸出産業で得た外貨により食糧とエネルギーを輸入する仕組みです。しかし食糧の生産技術としての農業は重要ですから経済論だけでなく国防論として堅持する事が必要。それにはコストがかかるがそれは必要経費です。
但し現在の農業は政治の道具になっていて、本来の食糧生産体制になっていません。その改善が求められますから減反制度廃止大賛成。
矢張り、愛国画報を読まないと何だか油気が抜けてしまった様でエネルギーがでませんでした。
適度な頻度で更新をお願いします。
減反に反対して農業をやっている方々のお話を聞くと、全てが前向きな姿勢で今後の農業のあり方を暗示している様に感じますね。
それに引き換え減反政策維持派は農水省、農協、その票で当選した代議士、体が動かず諦め派の高齢農家でしょう。これではどう考えたって明日の農業は日本には育ちません。
兎に角、国民が自らの判断で思ったことが実現できる選択肢がある社会こそ活力があるのだと思います。
余談ですが、大島で被災された方は大変お気の毒ですが、家が無くなったから政府が何とかしてして欲しいと若いお母さんが訴えてました。
政府が出来ることは大急措置であって、自然災害とは言っても本質的な解決は酷な様ですが自分でするしかないのですね。従属的な思考では本当の復興の力がでてこないのではないでしょうか。
ファシズムと云えば、ムッソリーニのイタリアや名質ドイツが思い浮かびますが、すべての活動を国家に一元化して、個人の自由を圧殺したと云う意味では、戦時下の日本も同じ類いです。当時の日独伊の共通項は、軍部主導の国家社会主義でした。
休暇から戻りました。あちゃ〜、安倍さんのカール姿、似合いませんかねw
国家社会主義を提唱して、すべて国家で一元化して個人の自由を大幅に制限し、市場を圧殺した、と云う意味で、戦時体勢の日本をファシズムと呼んで差し支え無しと思うのですが如何でしょう。東条英機をヒットラーやムッソリーニと並べるのは無理だとしても、国家体制としては共通項が多いと思うのですが。
先ずは、ファシズムの言葉の定義が必要かも知れませんね。
金をやるから作れ、ならまだ分るけど、需要を上回る生産があるので、その必要がない。だからと云って、金をやるから作るな、なんて愚の骨頂です。
農業の維持は当然ですが、農水省がでっち上げるインチキな「エネルギーベースの」食糧自給率なんぞで農業を語りたくないですね。
愛国画報、脂っこいですかw
減反政策が長年まかりとおるほど、農業は堕落したのです。農水省と狂った農政を正し、農協を潰さないとどうしようとありませんね。自由市場を否定して、国家が統制すれば、すべてが腐ります。日本の農業はその典型だと思います。
大島の被災者の方々はお気の毒ですが、仰る通り、国が支援するのは救出活動や避難所の設置など応急措置だけですよね。どんな災害に遭おうと自立するしかありません。
旧軍の事については私も良く知りませんが、当時の軍部が果して国家社会主義一色に染つてゐたでせうか。
其れからこちらをどうぞ。http://kesutora.blog103.fc2.com/blog-entry-709.html
戦争其れも国家総力戦だつた大東亜戦争と云ふ大戦争を遂行するのに統制経済を敷くのは当然であり、その一事を以て国家社会主義に基づき経済を圧殺したと解するのは誤りですよ。上記引用ブログにも書かれてある通り、当時の吾国がファシズム国家だなどと主張するのは丸山真男の様なサヨクだけです。
いや、脂っこくなんてないですよ。
愛国画報を読めないト毎日ガ物足りなくて、私に活力が湧いて来ないという意味ですよ。
愛国画報そのものは私にとっては活力剤というか、または飲んだことありませんが強力なサプルメントです。
これからも宜しくお願い致します。
ただ全国各地の水田は
・日本の原風景だし
・地球温暖化を低減してるし
・なんといっても地方・僻地の農家は今でも地域を守る「屯田兵」でもあるからな。
ちょっと悩ましい。
戦前、わが国の軍部、官僚のエリートの多くがソ連の共産主義に憧れ、ドイツやイタリアの国家社会主義体制を真似たが、徹底できなかったと云うところですかね。ファシズムの定義は曖昧なものの、ソレはドイツとイタリアだけに使用されるなら、日本は軍国主義とか全体主義に染まっていたと表現すべきなのでしょうか。これならあまり違和感はありませんか?
愛国画報が活力源とは、嬉しい御言葉ありがとうございます。
では、今日は何について書きましょうかね。活力をお感じになって頂けるものが書けるかな〜?
日本人ですもの、日本の原風景である美しい水田を壊したいなんて思ってません。
減反政策を含む狂った農政が、むしろ日本の農業を崩壊させてしまったではないか。全国を農業放棄地だらけにしてしまったではないか。ソコに怒りを感じているのです。
近代的なビジネスに生まれ変わることで、日本の農業は必ず復活すると信じています。
以前から米国在住のyokanさんの考えと我々日本に居る者とはズレを感じてたんですけど、
やはり、あなたはもう日本人ではなく、アメリカ人なんですよ。
アメリカ在住でいらっしゃるから、アメリカ人気質に染まられるのは仕方がないことですけどね。
これを言うなら、当時のアメリカもそうでしたよ。
WW2当時、アメリカは民主党政権でしたが、大統領のルーズベルトからして、夫婦共々熱心な共産主義信奉者でした。
大統領だけでなく、側近のハリーホワイト始めとするアメリカ民主党自体がソ連共産主義のスパイだらけだったのですよ。
即ち、太平洋戦争(大東亜戦争)は、ソ連を首魁とする国際共産主義者ネットワークによって惹き起こされたものなのです。
当時、反共主義であるナチスドイツ軍に攻め込まれて苦戦していたソ連を、アメリカが参戦してソ連を助ける為に太平洋戦争が惹き起こされたのです。
これらは、1980年代に解読されたソ連からのスパイ暗号文べノナファイルの解読で全て明らかになっています。
余程都合が悪いらしく、未だに我が国では、表のメディアでは流されていませんけれどねw
米国在住ゆえにズレちゃってるでしょうか。悲しいですね。でも、減反制度をはじめ無謀な農政に対する批判は日本国内でも根強いと思いますが、如何でしょう。
尚、seesaaは名前がなくても投稿出来ますが、ハンドルネームを入れて頂けると嬉しいです。
30年代から40年代にかけ、世界的に共産主義の風が吹き荒れた時代でした。アメリカにも共産党がありましたし、ルーズベルトの民主党政権にうじゃうじゃソ連のスパイがいました。但し、全体主義国家になって軍人が政治を主導することはありませんでした。
スターリンの謀略で、日米がまったく無意味な戦争に突入したのは歴史的事実です。ココを抑えないと、あの戦争の本質がわからなくなりますね。え?ベノナファイルの話は日本のメディアではタブーなのですか?
・・・・信じ難いです(呆)
私の知り合いの実家が新潟で農家をやっています。しかし、田んぼが山間部にあるため、作付面積が狭く、正直、商売としては成り立たないようです。
が、以前、ご家族用のお米を分けていただいたことがあるのですが、余りのおいしさに衝撃を受けました。いわゆる「おかずがいらないレベル」です。
また、私が住んでいる千葉県でも印旛沼の畔に大規模米作が可能がスーパー水田があります(大型の機械を入れて効率的な稲作ができます)。が、減反政策で、一部は荒れ地になってしまい、見る影もありません。
研究熱心な稲作農家も多いので、そういった皆さんのやる気を喚起するような政策を導入してもらいたいものです。
ソ連のスパイや一部の共産主義者が逮捕されたからと云って、当時の軍部が共産主義に汚染されていた事実を否定できるものではありません。
おかずのいらないほど、美味しいお米ってあるんですよね〜。
そういう美味しいお米を作る農家がきちんと報われる日本にしたいですね。市場に評価させれば、品質で勝負がつく筈です。
北朝鮮じゃあるましし、何もかも一緒くたにして国が統制するなんて、狂ってますよ。
yohkanさんの
>戦時中のファシズムが生んだ同管理法は
は、左翼的な発言では無く、その通りだと思いますよ。
日本がファシズム国家だったから「日本は侵略国家だった、南京大虐殺は有った、従軍慰安婦は性奴隷だった」等は全く「東京裁判」を土台にして始まった戦後の左翼の創造物ですが、ロンドン会議(1930年)後にルーピーの爺鳩山一郎が軍部と結託し、「統帥権干犯事件」を政局にした結果我国の軍国主義が始まりました。
二・二六事件(1936年)は、「天皇を戴いた国家社会主義者の思想家・軍人の団体」が起したクーデターであって、通説の「極右」の事件ではありません。この辺りの「軍部・官僚が国家社会主義に傾倒して行った」との表現を使っている渡部上智大名誉教授の「日本史から見た日本人(昭和編上):祥伝社」に結構詳しく書かれていますので一度目を通されたら如何でしょうか。
そう言えば、以前「田母神論文」が問題に成った後で、退職後田母神氏が出演したテレビ番組で左翼のコメンテーターが田母神氏に「二・二六事件をどう考えますか?」と聞いていましたが、この左翼が思ったことは、「二・二六事件=極右=田母神の思想」との通説の絡んだ間違った考えで質問したのだと思いました。
それと、「真珠湾の真実」(ロバート・スティネット著)の表紙の帯に「三国同盟を奇貨として“裏口からの参戦”を企んだFDRの恐るべき謀略」と書かれており、日本全体が「国家社会主義を掲げたヒトラー、ムッソリーニ」という稀代のファシズム思想者の居た国家と手を握った事実も有りましたね。当初書いたように「日本はファシスト国家だったから、多くの国を侵略した」には私は全く与しませんが、「国家社会主義思想の資源の持っていない国日本が同じく持っていない国家社会主義思想のファシスト国家と手を握った。その結果我国は”或る時期に関してはファシズムの国家”と言われるのも或る意味自業自得だ」ということが歴史の事実だと思っています。
yohkanさんへ
このご投稿、薄々感じていた農業の問題を良く分かるように教えて頂き感謝です。(TPPに絡む部分は別ですが)
>時代や環境を考えれば、大規模農家への集約や・・・
戦前の大規模農家を小規模にしたのはFDR政権の中に居た社会主義者のニューディーラー達による「農地改革」の悪弊が出て、元に戻す一環と捕えても良いのかもと思います。
今BSプライムニュースで「特定秘密保護法案」に関して、
左翼の反日アホ重鎮鳥越と自民の中谷元が論争をしていますが、
鳥越の論戦・論調に中谷もタジタジな場面も見受けられました。
自民の政治家(中谷はリベラル)も、もう少し論戦での負けない
テクニックを左翼から学ぶ必要があると一般論として感じました。
To キラーT細胞さん こんばんわ
あたしも、「侵略国家だった」と左翼みたいな自虐史観を唱えているワケじゃないのです。軍部・官僚が国家社会主義をベースにして全体主義標を強硬に押し進めた事実を、ファシズムと呼んだだけです。もっともファシズムと云えば悪いイメージが強く、定義自体もあいまいなので、反発される方もいるでしょうね。
226事件とか515事件は、共産主義や社会主義に被れたバカ軍人の起こしたテロです。右翼の主張を真似た極左です。ところがああいう事件を許容するような世間の風潮があり、ファシズムの台頭を許してしまいましたね。社会主義思想の弊害です。
戦後の農地改革も、GHQによる社会主義政策でした。農業を疲弊させましたね。スターリン型の農協を叩き潰すことが先決だと思います。
鳥越なんて人はサヨク思想の伝道師みたいなプロですから、確かに論戦をすれば、うまいこと云うんでしょうね。政治家だって言葉のプロであるべきです。評論家ごときに負けちゃいけませんよね。
此処で「日本軍部が共産主義云々」のやり取りが交わされていますが、
日本の軍部には、「国家社会主義」と言う言い方が正しいと思います。
だって、過去ヒトラーを「共産主義者」とは言わないでしょう。
「統制経済」的考え方では、似たような物ですが。
仰る通り、日本の軍部は「国家社会主義」に染まっていたと云う話なら、すっと理解してもらえそうですね。ま、国家社会主義ドイツ労働者党「ナチス」に憧れた連中だから、そういうコトになりますね。
でも、ヒトラーのやったことは共産主義とウリふたつ。スターリンのグローバル共産主義に民族主義の皮を被せたのが、ヒトラーや日本の軍部だと理解してます。
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