大切な社会生活や企業活動が脅かされ、復興の足かせになりかねない電力不足。その最中に、パチンコ屋如きがなぜ節電もせず営業中なのかと、市民の怒りが大きく渦巻いている様子。当然です。
電飾ぎらぎらで営業するパチンコ屋も問題だけど、する人もヘン。こんな時でもパチンコってしたいものなのかなあ。そもそも、玉が上から下に落ちると云う単純粗野な構造で、何とも前近代的。お洒落さがないし、どことなく品もない。せっかく、わが国には世界に冠たるコンピュータゲーム産業があるのになって思います。
さて、そのコンピュータゲーム、実はアメリカの軍事技術の転用なんだとか。IT大手のシリコングラフィックス社が米国防省の指示に基づき、90年代初頭、任天堂に3D技術を供与し、ゲーム産業の育成を画策したと云う説があるのです。
なぜ、国防省かって?答えは何と、北朝鮮潰し。ソ連の社会主義体制崩壊後、極東地域の不安要素として生き残った北朝鮮。経済は完全に死に体なのに、どうやって国が成り立っているのだと分析したら、意外にも、日本のパチンコ業界が生命維持装置だと判った。そうか、それならパチンコの人気を凋落させれば、北朝鮮を叩けるじゃないかと、国防省は考えた。
結果、日本のゲーム産業は興隆して世界市場を席巻。任天堂やソニーが一世を風靡した。当然ながら、チンジャラチンジャラ賑やかなパチンコもやや衰退した。だけど、やや衰退しただけ。期待したほど人気は凋落せず、北朝鮮も潰れていません。
うーん、残念。国防省、うっかりパチンコ屋の換金システムを見落としちゃったのですね。景品交換所って路地裏にあるし。
パチンコは娯楽ではなく、ギャンブルです。だから博打となれば血が騒ぐ、ギャンブル依存症の人々をひき付けて止みません。節電の自粛も大切だけど、いっそ、この際、景品交換所の現金支払いを見つけたら、即逮捕すればいい。ハナっから違法行為なんだから。
ギャンブル性を完全に排除すれば、パチンコ産業なんて、案外あっさり潰れると思いますよ。