「ぶぶぶ、ぶわっかもーん!だだ誰がそこまでやれと云った。」 蛆テレビ本社ビルの役員会議室に会長の怒声が響いた。
「韓流も度が過ぎれば、視聴者が騒ぐ。デモに怯えて、スポンサー企業様が離れはじめているではないか!きき貴様らはビジネスを何だと思ってるのだ!」
急遽招集されたイノウェイやアヤウェイなど問題社員たちが、恐縮して下を向く。居並ぶ役員たちも気まずい表情で視線を落とす。
会長が苦々しげな表情で続ける。
「わけの分からん真似しやがって。原爆を茶化したり、浅田選手に五寸釘を打ったり。表彰式をカットしたり。いくら間抜けな視聴者だって怒るではないか。」ここでまた声が大きくなった。
「きき貴様らはそれでも日本人か!」
社員たちが揃って首を横に振った。
「ままま、会長。」隣席で社長が取りなそうとする。「若手社員が暴走するのは、仕事熱心であればこそ。お許しください。」
役員が立ち上がった。「そうです。社内でもめるときではありません。韓流アゲは大株主ハゲバンク様のご意向です。幹部も社員も一体となって韓流を押し進めようではありませんか。イノウエイやアヤウェイだけではなく・・・」云いにくそうに付け加えた。
「世間は会長ご自身をヒエダウェイと呼んで非難しています。」
「何だ、そりゃ?」と会長。何なのだ、ヒエダウェイって?と、けげんな顔になった。聞いた事あるような・・・。
腹に響く重低音が襲ったのは、まさにその時だった。窓の外はと見れば、何と零戦を伴った空の要塞、幻の超大型爆撃機「富嶽」が飛んでいる。
「敵機来襲、敵機来襲」総務部長が狂ったように叫んだが、どうすることも出来ない。日本軍の攻撃には手も足も出ない。凄まじい轟音と共に壁が割け、床が割れ、本社ビル全体が炎に包まれる。阿鼻叫喚の地獄絵図となった。
爆撃機が飛び去ってみれば、瓦礫と化したビルには煤で真っ黒な社員ばかり。服はぼろぼろで乞食同然。ここで会長ははっと気がついた。
「ヒエダウェイって、まるで稗田阿礼じゃないか」
古事記(乞食)からの連想だった。
「あんまりつまらん放送で、日本の歴史や伝統を汚しちゃいかんなあ」
そう思ったかどうか、定かでない。
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