2011年06月27日

溺れる孫、空き菅をつかむ!

メディアで宣伝をがんがんやってるし、プロ球団をかかえてるし、社長は世界でも指折りの大金持ちって話だし、うん、それならきっとソフトバンクって優良企業なんだな、と思っている人は多いのかも知れない。でも決算報告を見れば、実は結構厳しい状況にある会社だなと判ります。

 

2009年度(2010年3月期)の決算報告書によると、売上高は2兆7600億円、営業利益4700億円と大きな数字だけど、税引き後の当期純利益は967億円しかない。で、リース債務を含まぬ長期の有利子負債が何と、2兆2000億円。かってのボーダフォン買収によるものとは云え、とにかく莫大な借金を背負ってる会社なのです。

 

キャッシュフローは2008年度からプラスに転じたものの、台所は苦しそうで、設備投資は年間僅か2000億円程度。競合相手のNTTドコモやKDDIに比較すると桁違いに少なくて、だから他社に比較して常に回線状態が悪い。

 

増収増益と云うけれど、好調の原因はアップルのiPhone4。別にソフトバンクの技術とか独自商品が人気を得ているわけじゃない。全てはアップルの力です。

 

このiPhone、アップル社が方針転換して、アメリカでは既に今年2月から従来のAT&T独占をやめ、Verizonにも解禁した。ソフトバンクはアップルとの独占契約はしていないので、日本国内市場でも他のキャリアがiPhoneを扱う可能性はある。となれば、過大な債務を背負うソフトバンク、孫さんの立場なら、さてどうしようかと悩んだとしても不思議はありません。

 

さて、いつの間にやら振って湧いたような再生エネルギー法案。どうやら詳細は決まってないらしいが、「太陽光パネルで電気を作ってやるから国策として高く買い上げろ」と云う孫さんのアイデアなんだとか。

 

よい商品を作れば、市場が喜んで受け入れると云うのが、ふつうのビジネス。効率の悪い不安定な電気だけど、取り敢えず作るから国で買え、ってのは、ビジネスの常道を外れています。もしや、孫さんもソフトバンクも結構追いつめられた状態じゃないのかな。

 

 

 

 

借金に溺れそうになった孫さんが、藁をもつかむ心境だとしても、つかむ相手が空き菅じゃ、いつまでも浮いてはいられない。あっさり沈んじゃいますよ、きっと。

 

そもそも、再生エネルギーなんてインチキ法案による税金投入や電気料金値上げを、国民が許す筈がない。どう見ても一私企業の救済が目的なんだもの。

 

 

 

 

posted by yohkan at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトバンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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