地球温暖化現象はひとつの仮説に過ぎないし、科学的に証明のしようもない。反駁する学説もたくさんあって、結論らしい結論も出ない。2009年暮れ、世界中で話題になったクライメートゲート事件で、温暖化を主張する学者が意図的にデータを改ざんしていた事実が露見して、実はいい加減な話だと多くの人が知りました。
個人的な印象に過ぎないけど、欧米で地球温暖化を信じる人々はごく僅か。信じていない人が沢山いるし、そもそも、どっちでもいいと無関心な人が圧倒的に多いのです。
そんな中、蒸し暑さで汗みずくになりながら、地球温暖化だから仕方ないさ、って達観する日本人は、何だか騙されているように見えて仕方がない。インチキ臭い排出権取引で膨大な国富を毟りとられるわが国。なぜ日本でのみ、温暖化現象が当然視されるのか。まるで詐欺の被害者じゃありませんか。
こう書くと、昔より夏の暑さが酷くなったと指摘があるでしょうね。ソレ、都市化による気温上昇です。地面をアスファルトで固め、商業や住居用のビルを密集させ、人や車や電車が行き交えば、気温が上がって当たり前。コレを地球温暖化とは呼びません。
さて本題。都市化による気温上昇への対処法はただひとつ、「エアコンの利用」です。電力不足を理由にエアコンの使用を禁じたり、設定温度を上げるのは、狂った所業と云わざるを得ない。節電なんて、すっとぼけたことをヌカさず、安価な電力を潤沢に供給し国民生活をより快適にするのが、政府の仕事なのです。
もちろん福島原発事故に起因する電力不足は理解するにせよ、その不足を補うため、政府は万全を尽くしたのか。いいえ、尽くしてません。むしろ菅総理の思いつきによる浜岡原発停止で反原発ムードを煽り、全国に電力不足を波及させている。まさに狂気の沙汰。
一方、現在、全電力量の1%にも満たない自然エネルギーを増やそうと画策する菅政権。太陽や風や地熱、あるいはゴミを燃やした熱で、簡単に電力が得られるわけがない。革新技術で50年後、100年後には可能になるかも知れないが、今年や来年の夏はとても無理。ただひたすら暑さに耐えろってのは無責任の極みです。
日本の夏を暑苦しくしてるのは地球温暖化ではない。菅直人です。激しい暑さで汗にまみれ、頭がぼうーとして体がだるくって堪らない貴方。脱水症状で生死の境を彷徨っている貴方。
電力破壊工作で殺される前に、悪魔のあいつを政権から引きずり降ろす方が身のためです。