原発が危ないとか、放射能が怖いとか云っても、過去40年事故らしい事故なく、安全に操業されていた。今回の福島だって、初めての経験ゆえ対応に苦慮しているものの、だからと云って、ひとがばたばた倒れているわけでもない。米ソや支那が核実験をばんばん続けざまにやってた時代を思えば、大気中の放射能量なんて屁みたいなもの。みんな何をびくびくしてやがるのだと感じるひとは、結構多いと思う。
だから、「突然、節電なんか出来るわけないやんか、ドアホ」と云うニュアンスの大阪府知事。ああ、庶民の気持ちを代弁してるんだなと思ってました。ところが、発言には続きがあって、よく記事を読んだら「原発より再生可能エネルギーの開発に軸足を移すように求めた」んですって。ドアホなのは知事です。
再生可能エネルギーなんて、誰が取り組んだって、いつのことになるか判らない。今すぐ大量に電力供給すべきと思えば、停止している原発の再稼動が一番簡単。大阪復権だ、関西再興だと云うのなら、関電の電力供給量を猛烈に増やし、全日本を救うぞくらいのガッツが欲しい。橋下さんがどんな政治家か知らないが、日の丸・君が代条例で、なかなかやる男じゃないかと感心した直後なので、ちょっとガッカリです。
さて、ではホントのところ、橋下知事は関電の節電案に、何故ここまで反発するのか。
もしやパチンコ業界への風当たりがこれ以上強くなるのを恐れてるんじゃないのかな。だって、大阪って南北朝鮮系住民が突出して多いところ、パチンコの盛んな土地柄だもの。
何しろ、大阪と云えば、三店方式の違法換金発祥の地。店で獲得した景品を、交換所に持ち込んで換金するシステムは、明らかな法律違反。それなのに、大阪府警が50年以上も黙認し続け、気がつけば日本国中の警察がそれに倣ってしまったのだとか。たぶん、大阪では、パチンコ屋に節電しろとは云えない雰囲気なんでしょう。
聞くところ、違法換金の黙認を通じて、全国各地で警察とパチンコ業界がズブズブの関係に陥ってるらしい。で、パチンコ屋の味方をする警察官、パチンコップなんて言葉まであるそうです。ああ、情けない。
サイボーグ化したロボット警察官が、パチンコ業界発展のため、縦横無尽に活躍する場面なんて見たくない。法律を犯すものは許さんと、毅然とした態度を示して欲しい。違法ギャンブルから市民を守るのだと、世界に冠たる日本の警察力を発揮して欲しいものです。
もちろん、政治家だって毅然としなきゃいけません。「節電、わかりました。それならパチンコ屋の営業を全て停止させましょう。」くらいのことをハッキリ云って云えばいいのに。本来、関西電力を全力で応援するのが府知事のあるべき姿。原発がどうのこうのと、口を尖らせて、文句を云ってる場合じゃないと思いますよ。橋下知事さん。