2011年11月13日

哀れ、野田!TPP参加も米の歓迎、今ひとつ!

TPPの賛成派と反対派をマスメディアがいつの間にか、推進派と慎重派に呼び換えて対立色を薄めた。でもTPP交渉に参加するか否かで国論が二分されたのは事実だ。だから結論も参加か否か、どちらかになって当然だ。ところが野田の言葉は「交渉参加に向け関係国と協議に入る」だった。ずばり、交渉参加ではないらしい。

 

おいおい、それって何が違うんだ?と云うのが、おおかたの反応だろう。あくまでも前段階として関係国と話し合うだけで、交渉参加じゃない。って、そんな云い分が通るのか。以前に取り敢えず意見交換だけさせてくれと参加国に打診したときは、あっさり断られた筈だ。

 

仮に、交渉参加に向け「関係国と協議に入る」のが認められたとして、一体何が起きるのか。何を協議して、どういう結論をいつ出すのか。自らの意見が尊重されたと喜ぶ民主党の慎重派議員たちはどう考えているのか、是非尋ねてみたい。

 

一方、オバマ大統領やクリントン国務長官が日本の参加は歓迎だと述べている。いやいや参加じゃなくて、関係国と協議するだけなんです、と説明しなくていいのか。来日したキッシンジャー氏は野田の英断を賞賛した。いやいや英断じゃありません、前段階の協議だけです、と訂正しなくていいのか。国外に誤解を与えているのか、国内の選挙民を騙しているのか、どちらにせよ酷い話だ。

 

さて、12日朝、ホノルルで開かれるTPP交渉9カ国の首脳会合に、野田は招かれなかったと云う。大枠合意を発表してTPPの結束を演出する場に、関係国と協議してみようかな〜ってな調子の野田なんぞ招待しても意味はないと、他国は考えたのだ。お呼びじゃない、ってなモノだ。

 

 

 

 

かと思えば、つい数日前、米議会の超党派議員がオバマ直轄の通商代表部に対し「日本がTPP交渉に参加すれば、複雑になるだけだ。連邦議会その他の関係者によく相談せよ」と公開書簡を出した。早く云えば、日本は難しい相手だから慎重にやれよ、ヘタすると適当に誤摩化されて美味しいところだけ持っていかれるぞ、と心配している。

 

さらに、米自動車産業団体も日本の参加に反対声明を出した。日本市場は閉鎖的だからTPPなど無意味ともっともらしく説明するが、世界でトップクラスの自動車メーカーがひしめく日本で、自分達の作る二流製品など売れる訳がないとよく分かっている。

 

アメリカは決して一枚岩ではないし、TPPで日本を隷属させようなどとと思っちゃいない。オバマ大統領に媚びTPPに擦り寄れば、アメリカ中が大喜びして大歓迎してくれると信じていた野田が、何とも間抜けで哀れだ。

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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