2011年11月10日

TPP:アメリカは怖くない。野田民主党が怖い!

TPP交渉参加について賛成派と反対派が対立している。ネット上では賛成派より反対派に歩があるようだ。但し反対派もいろいろ有って、気になるのは一部に過激な感情論が見られることだ。対日攻略のオレンジ作戦とか原爆投下まで引合いに出して、反米気運を盛り上げる論調はおかしい。TPPがアメリカの陰謀だなんて云いがかりだ。

 

オバマ大統領にとってのTPP推進は、輸出環境を改善せよとホワイトハウスに圧力をかける大手グローバル企業に対するアピール策だ。経済無策と滅多打ちにされている今だからこそ、再選に向け出身地ハワイのAPECで活躍する姿を見せたい。それだけの話だ。

 

アメリカには日本を痛めつけようなんて意志はない。わが国に対して陰謀など仕掛けるわけがない。第二次世界大戦で日米が雌雄を決したのは事実だ。でもその前後には太平洋を挟んで、共に友好国として手を携えてきた長い歴史がある。誰が見たって日米は互いに重要なパートナーであり、トモダチだ。

 

もちろん、TPPは大手グローバル企業の要望がベースになっているから、おいおいアメリカだけが儲かるじゃないかと云う要素が沢山ある。ビジネス界の云い分だから、他国の文化や事情を無視した身勝手な印象も否めない。確かにわが国がひょっこり参加すると、損しそうな危険な匂いがしないでもない。

 

でも怖いのはアメリカじゃない。本当に怖いのは野田民主党だ。野田BKD政権では、協定内容から危険な条項を外す交渉や、逆に日本企業がより儲けるためのルール作りの提案など、絶対に無理だ。そもそも情報を隠匿し、国民的論議すら拒否するのだから、何を交渉すべきか分かっていない。ただ土下座するだけだ。そこが一番の問題だ。

 

 

 

 

つい先日の訪韓を思い出せばいい。野田のコソコソやることは常に国益を毀損する。TPPを悪用して故意に日本を弱体化させ、特亜を喜ばせる可能性が充分にある。交渉参加に反対せざるを得ない。

 

わが国の立場を考えれば、日米の経済協力関係をより緊密にすることには賛成だ。日米両国の存在は大きい。当然、周辺アジア太平洋地域の国々とも密接な関連性がある話だ。両国が軸になった確固たる経済圏の確立は、日米軍事同盟関係の実効性強化と同じくらいに重要だろう。

 

今、われわれ日本人がすべきはただひとつ。建設的な日米間の協議が出来る新政権を、わが国に誕生させることだ。早くBKD内閣を打倒しよう。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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