2011年10月27日

ほらね!オキュパイデモは左翼のヤラセだった!

Occupy Wall Street と称するデモがアメリカで頻発している。大企業を批判したり格差是正を求める主張を繰り返すものの、誰に何が云いたいのかよく分からない不思議なデモだ。ダンボールに99%と書いて街を練り歩く連中はどう見てもホームレスだし、指導者らしい人物も見当たらない。自発的にツイッターやNSNで繋がった有志が集っていると聞くが、浮浪者は携帯電話もPCも持っていない。何だかとても胡散臭い話だ。

 

一体、コレは何なのだと思っているうちに、このデモがニューヨークのウオール街近辺から他の大都市に広がり、ついに海外にも飛び火した。わが国にも真似をする連中が現れて、Occupy Tokyoなるデモを催し反原発を唱えていた。占領軍のスローガンみたいな名称をデモに冠する神経も理解できないが、どこで原発の話にすり替わったか、そのあたりも分からない。いずれにせよ、意味不明なデモにしては全米や世界への波及が速すぎて怪しい。

 

そう思っていたら、Occupy Wall Street に黒幕ありと米Fox News がスッパ抜いた。過激な左翼団体が日当100ドルで運動家をかき集め、多数のホームレスを時間当たり10ドルで雇って、デモを演出していると云う。黒幕の団体はNY Communuity for Change(NYCC)と云う名称で、昨年解散したAssociation of Community Organization for Refom Now (ACORN)のメンバーが看板を書き換えて活動しているそうだ。

 

「変革を求める共同組織」とでも訳せばいいのだろうか、ACORNは前回の大統領選挙でオバマ応援のため、あの手この手を弄した悪評高き左翼運動団体だ。アフリカ系市民などマイノリティの生活向上を建前にしながら、実は貧しい人々を利用して不正な選挙人登録をしたと批判の的だ。貧困者向け税務相談と称して脱税を指南するなど犯罪まがいの行為が露見して、一般の寄付が激減した上、連邦政府の補助も打ち切られて、資金難で解散したのが2010年。しかしその道で喰っているプロ市民は、こっそり同じ商売を続けていたわけだ。

 

 

 

 

来年の大統領選挙でオバマ氏の劣勢は確実だから、何とかしなきゃと思う労働組合など民主党支持団体から寄付を集めるのは簡単だろう。その金を使い、プロ市民が仕事にあぶれた浮浪者たちを行進させていたと云う構図だ。道理で現政権を非難する声が一向に聞こえてこなかった。大企業や金融街を敵に仕立てて不満や嫉妬を煽り、やはりオバマさんに頑張ってもらうしかないと云う方向に世論を盛り上げる作戦だろう。

 

Occupy Tokyoデモを催し反原発を唱える連中の背後に如何なる組織や資金源が有るのか、あるいは海外の左翼団体との関連など、調査して報道してこそ社会の木鐸と云うものだ。反格差社会を求める若者たちがネットを通じて云々と、したり顔で解説する日本のジャーナリストよ。たまにはアメリカの保守系メディアを見習って欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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