2011年10月16日

「東京占拠」の大馬鹿に政治の振り子を見た!

アメリカでは、来年11月予定の大統領選に向けて選挙ムードが高まりはじめた。何しろ予備選挙が来年早々に始まる。政権奪還に向け、共和党にとっては誰が党候補に相応しいか重要な選択だ。党内の公開討論会で各候補が火花を散らし、否が応でも議論は白熱する。

 

一方、民主党はオバマ大統領が事実上、確定した党候補だから、再選の可能性のみが話題になる。民主党は昨年の中間選挙で記録的大敗を喫したし、現政権の経済失政が続いているから苦戦は確実だ。大統領本人も劣勢は意識しているようで、つい先日のTVインタビューで「自分は負け犬だ」と本音を曝け出し、おいおい、こんなに早く負けを認めてどうすると支持者を慌てさせた。

 

共和党の次期候補に関心を寄せる保守派は、政権交替への期待に燃えている。ティーパーティと呼ぶ草の根愛国運動も元気がいい。それに比べ、民主党支持のリベラル派はどこか陰気で混沌としている。政治の現状に不満は募るが、と云ってオバマ政府を直接攻撃できない。今、政府批判を繰り広げれば来年の民主党敗北は確実だ。さあ、どうするか。そう考えて、あさっての方向に不満をぶつける「ウオール街を占拠せよ」デモの演出に思い至ったのかも知れない。

 

失業して暇を持て余す若者達はごろごろいる。やり場のない不満が鬱積している。やはりガス抜きが必要だったのだ。誰かが呼びかけたら、早速、流行りだした。さすがに前回の選挙でオバマ、オバマと声をからして絶叫し、「チェーンジ!」のひとことに歓喜の涙を流したおっちょこちょい達だ。思いつきのスローガンを喚きながら支離滅裂なデモをはじめた。どう見たって馬鹿丸出しだ。

 

しかし世の中には上手がいるものだ。馬鹿を上回る大馬鹿がいる。何が云いたいのかさっぱり分からない意味不明な「ウオール街を占拠せよ」デモを、海外でも真似する奴らが出始めた。昨日、日比谷公園で50人ほどが「東京を占拠せよ」デモを行い、反格差だ、反原発だ、反消費社会だと奇声を上げたらしい。

 

たぶん政治に不満があっても民主党政権を批判したくない気持ちが、反ウオール街デモと通じるのだろう。だけど「東京占拠」の小汚い若者は外国のデモを上っ面だけ真似して、一体何がしたいのか。目的も理由もなく思い思いの不平不満をぶちまけるなど、狂気の沙汰ではないか。ウオール街を意識するなら、せめて兜町か北浜の証券街にでも出掛ければ、ちっとは様になったかも知れないが。

 

 

 

 

土曜日の同じ頃、銀座でフジテレビ抗議デモがあった。写真を見たら、手に手に美しい日章旗を掲げた整然としたデモだ。主張もはっきりしていて、フジの反国家的な偏向放送を糾弾している。太平洋を挟んで日米どちらも、だらしのない政権に甘えて左巻きがトチ狂う一方で、確固たる草の根の愛国保守運動が盛り上がっている。これが政治のベクトルと云うものか。左端まで行った振り子が今、右方向に戻っているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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