2011年10月14日

ラジウム瓶で大騒ぎ!プロ市民の自作自演か?

1959年、ロサンゼルスのダウンタウンから僅か50kmに位置する核施設「サンタスザーナ野外研究所」でアメリカ初の燃料溶融事故が発生した。実験用原子炉内で核燃料棒13本が溶けたそうだ。当時は機密扱いで事件は隠匿されたが、仮に報道されても大した騒ぎにはならなかったろう。ネバダ州で核実験をがんがんやっていたし、ラスベガスではキノコ雲見物ツアーが大人気だった。誰も被爆なんて屁とも思わない時代だった。

 

64年、71年にも似たような事故を起こした原子炉を80年に廃棄し、液体ロケット燃料開発に従事していた同研究所は、2006年に取り壊され、忘れ去られた存在だった。ところがつい数ヶ月前、突如、米環境保護局(EPA)がこの研究所跡地につき、今後1年かけて除染作業を実施すると発表した。理由は最近、同施設の跡地を土壌調査したところ、自然界より高い濃度のセシウム137が検出されたからと云う。

 

この研究所は焼却処分した放射性物質を長年、敷地内の野外に埋めてきたそうで、今風に考えるなら随分杜撰な管理だ。但し、50年以上も放射性物質が土中にありながら、いくつか訴訟があったものの、近隣住民の健康被害は証明されていない。このまま放っておいても何ら問題はない筈だ。それでも一応、数値が高い以上は除染作業をしないとカッコがつかないとEPAは考えたのだろう。なにしろ海の向こうで、福島事故直後の日本が放射能の恐れで騒いでいる。

 

さて、わが国。除染の話題は未だ尽きないが、放射能ヒステリーは随分おさまってきたように思う。京都五山の送り火で被災地の松を、愛知のお祭りで福島の花火をそれぞれ拒否した大馬鹿連中には、多くのひとが違和感を覚えた。放射性物質は危険だ、原発は災厄だと煽り立てたセンセイたちも以前ほどメディアに登場しなくなった。誰もが胡散臭さを感じるからだ。これから時間の経過と共にますますヒステリーは沈静化するだろう。

 

ところが、放射能ヒステリーが雲散霧消すると困る人々がいる。いわゆるプロ市民だ。彼らは反核、反原発を主張し憲法9条を妄信する。支那と北朝鮮を賛美して、日本やアメリカを口汚く罵る。わが国の原発を停止させ、経済力を毀損するだけでなく、核技術を消滅させ、将来的な核武装の目を摘み取るために全力を尽くす。敵国から指示を得て資金も与えられ、その手先となった工作員だ。彼らは決意している。何が何でも放射能の恐怖を煽りたてるぞと。

 

 

 

 

数日前、東京の世田谷区で放射線ホットスポットが見つかり、左巻きのプロ市民が大騒ぎした。調査したら福島の原発事故とは無関係で、民家の軒下に置かれた瓶入りのラジウムが原因だった。誰かが話題作りのために、放射性物質を瓶に入れ測定器の傍にそっと置いた可能性がある。そうでもなければ数値の高さに測定器の針が振り切れるなんて不自然だ。これはきっとプロ市民、即ち工作員の自作自演だろう。

 

冒頭の放射性物質についてロサンゼルス市民は全く関心を示さない。ヒステリーを起こして放射性物質に目くじら立てる馬鹿は見当たらない。山本太郎がいないから、近郊都市サンディエゴに原発を停止せよと押しかけるデモもない。それでもサンタスザーナ研究所跡地周辺の住民が不安を感じるなら、土壌の除染はいいことだ。50年間以上も健康被害がなかったと分かっていても、除染は大掃除みたいなもので気分がすっきりするからだ。

 

同じく気分の問題ではあるが、福島で幼い子供を持つ親御さんが過敏になっているケースもあるだろう。安心感を取り戻すために、わが国がどしどし除染作業を進めることに異論はない。但し、本当に掃除せねばならない汚染物は放射性物質ではなくて、わが国に巣食う反日プロ市民であり工作員だ。彼らは駆除すべきシロアリだ。放っておけば日本の土台を腐らせてしまう。

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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