2011年09月06日

どーんと値上げして、たばこジャンキーを救え!

たばこの値上げを云いだした小宮山大臣。ふだんは民主党の閣僚が何を云おうと、ふんと鼻で嗤うか、厳しく批判をするのだけど、この件については賛成です。日本のたばこは国際比較でとんでもなく安い。だから喫煙者がまったく減らない。減らないどころか、女性や若年層などの喫煙が増えている。是非、1箱700円でも7000円でもいいから値上げしたらいい。えっ、あたし?嫌煙家です。

 

値上げで税収が増える、増えないはよく分からない。あまりにも高くなれば、馬鹿馬鹿しくなって止めるひとも多いと思うし、税収は減るかも知れない。でも喫煙者が減れば、国民全体がもっともっと健康になれる。健康保険関連の費用負担が大幅に減って、国家財政はぐっと楽になる。目先の税収の問題じゃない。 

 

ニューヨークタイムズによれば、たばこは、原爆に使われる核物質の何千倍もの放射能を含有しているとか。原発の放射能漏れによる健康被害を心配するひとたちがいるけれど、たばこ1箱で、6シーベルトと云う説がある。これがホントなら、俺は毎日3箱吸うと豪語するヘビースモーカーは18シーベルトに達する。ね、これ、ミリシーベルトじゃないんですよ。こうなると鐘や太鼓で反原発を唱える連中は、先ず反たばこ運動でもやった方がいい。

 

実際、吸わない人間にとっても、たばこほど迷惑なものはない。周囲でたばこを吸われるだけで、臭い煙が頭痛や吐き気を引き起こす。髪の毛や服に腐ったような匂いがついて取れない。その上、肺がんや高血圧、気管支炎など様々な病気の原因になる。副流煙でも同じリスクを背負います。

 

 

 

 

幸い住んでいるカリフォルニアは法律で公の場での喫煙を禁じているので、他人のたばことは無縁に暮らせるのが嬉しい。但し、たまに東京に帰るときがあってコレが困る。最近は随分、禁煙や分煙が増えてはいるけれど、まだまだ我がもの顔の喫煙者も多い。

 

洒落たレストランやバーに行きたくても煙が嫌で入れない。マナーの悪い喫煙者も多くて、食後ならともかく食事中にたばこに火をつける馬鹿もいる。なかには寿司屋のカウンターですら、たばこをくゆらす非常識なのもいる。ああいう連中はジャンキーなのだから、どんと値上げして吸う気をなくさせるのは、よい政策です。

 

さてここまで読んで、たぶん愛煙家の皆さんは、何を云いやがると思うに違いない。喫煙は自由じゃないか、ひとの嗜好につべこべヌカすなってね。

 

そりゃもちろん自由です。中毒症状はハタから見ていて気の毒だけど、好きなら吸えばいい。でもその一服で頭痛や吐き気を覚える被害者が回りに沢山いる。だから吸うのは構わないけど、煙も吐き出さずに全部飲み込んで欲しい。

 

今後は1箱700円も出すんだから、ぜーんぶ体に入れちゃってくださいね。うふふふ。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 嫌煙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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