支那中共政府がウイグルで展開する民族浄化作戦は凄まじい。反対派の市民を拘束して大量虐殺するだけではない。ウイグル人の子供たちを漢民族の居住地に強制連行して、支那式教育を押し付ける。若者に対しイスラム寺院への出入りを法律で禁止して、違反者には過酷な刑罰を科す。モスレムにとって重要なラマダン(断食)を食料配給で妨害する。宗教、文化、歴史や言語を圧殺するだけでなく、生活様式や習慣さえも破壊する試みだ。
民族浄化の極めつけは、何十万人にも上る若い未婚のウイグル人女性を支那の内地に拉致し、漢民族との結婚や混血を強要することだ。ウイグル人同士の結婚は認めないし、ウイグル人の子を宿した妊婦は中絶させる。文字通りウイグル人の血を絶やして、民族を丸ごと滅亡させる政策だ。さらにウイグル自治区で核実験に度々繰り返すのは軍事上の理由に依るだけでなく、民族浄化の手段でもある。こうなるとユダヤ人を大量虐殺したヒットラーでさえ、裸足で逃げ出すような極悪非道さだ。胡錦濤が悪魔に見えて来る。
さて、この非道な支那と戦う「世界ウイグル会議」の代表大会が東京で開催された。ウイグルの人々をいさかかでも支援できたとすれば、日本人として誇らしい。支那に毅然として対峙し、対日侵略を防ぐだけでなく、虐げられた民族に救いの手を差し伸べることこそ、大国日本が果たすべき役割だ。八紘一宇の精神により、戦前から国際社会に向け万民平等を訴えてきた、わが国の使命でもある。
今後はウイグルのみならず、チベットや満州(女真族)をはじめ、漢民族の圧政に苦しむ全ての少数民族との連帯を深めようではないか。台湾やフィリピン、ベトナムなど、膨張する支那との軋轢に悩む国々もきっと賛同してくれるに違いない。わが国同様、どこの国も下手すれば明日は我が身だからだ。是非、わが国が音頭をとり、「支那の民族浄化政策、許すまじ」世界大会を主催したいものだ。