2012年05月11日

国の借金の大嘘!もう財務省に騙されない!

国の借金が1000兆円!と聞けば、国民の誰しもが驚愕する。座り小便して馬鹿になりそうな巨額さだ。しかも人口で割ると、ひとりあたり750万円になると云う。えええ?いつ、この俺がそんな大金を借りていたんだと嘆息して天を仰ぐ。どうやって返したらいいんだと呆然とする。気がつけば涙が頬を伝う。そこに財務省の役人が登場し、にっこり笑ってあなたに囁きかける。さ、増税ですよ。

 

おっとっと。財務省の嘘に騙されちゃいけない。既に多くの識者が指摘しているとおり、1000兆円は国の借金ではなくて「政府債務」だ。債務だから借金には違いないが、実は民間の余剰資金を政府が吸収しているだけだ。それに国民が借金しているわけじゃない。国民は世界一信用度の高い日本政府に金を預けた債権者だ。

 

そもそも、なぜいつも政府債務の金額だけ大騒ぎするのだ。日本政府がうなるような資産を保有しているは世界的に有名だ。ざっと見て政府資産は700兆円にも上る。と云うことは、純債務(債務ー資産)は僅か300兆円で、GDPの60%程度しかない。これなら欧州諸国と比較しても遜色がない。日本政府が過大な債務を背負っていると脅すのは、プロパガンダだ。

 

仮にそうだとしても、300兆円の純債務が問題じゃないかと、目くじら立てる向きもあるが、まあ、落ち着け。政府は企業じゃないから利潤を生みはしない。支出を賄って余り有るほど税金を取り立てたら犯罪だ。どこの国だってある程度の純債務を維持しながら国家を運営している。その上、日本政府の債券は円建てだ。政府は円なんぞ幾らでも刷れる。外貨を借りまくって首が回らなくなったギリシャや韓国と一緒にしちゃいけない。

 

 

 

 

国家破綻の恐れありとデマを流し、消費税増税をごり押しして省益拡大を図ろうとは、財務省も地に落ちたものだ。騙されて日本が破綻すると信じ込み、将来を悲観して自暴自棄になる若者が哀れだとは思わないのか。政府よ、財務省よ、つまらない嘘はやめて積極財政に転じて成長を図れ。GDPさえ大きくなれば、税収だって自然に増える。実質3%、名目5%くらいの景気拡大を図れ。不退転の決意で取り組むべきは経済成長だ。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 税・社会保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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