2012年05月09日

にゃ〜っ!猫よ、立派なカンボジア人たれ!

芸人の猫ひろしさんがオリンピック出場したさにカンボジア国籍を取得したものの、国際陸上競技連盟が同国選手としての参加資格を認めなかったと聞く。そりゃそうだろう。仮にそんな理由で国籍変更したのが事実なら、良識に反する非常識な行為だ。国の威信と名誉をかけて戦うオリンピック精神に反するし、そもそもスポーツマンシップに欠ける振る舞いにも見える。

 

もっとも、動機が何であれ、本人は既にカンボジア国籍を取得済みだ。カンボジアは自国の法律に則り審査した上で、正式に移民として猫さんを受け入れたのだ。オリンピックに出ようが出まいが、わが国とは無関係な話だ。芸人なる職業柄、日本にファンもいるのだろうが、所詮、騒ぐような事件でもない。あまり騒ぐとカンボジアに対して失礼千万だ。

 

それにわが国の法律は二重国籍を認めないから、猫さんはカンボジア人であって日本人ではない。報道によれば、09年から現地に住みビジネスも営んでいるそうだし、たぶん同国に社会的な基盤を確立して、一カンボジア人として立派に生きているのだろう。自ら日本国籍を捨てた人に対し、日本人として恥ずかしいなんて的外れな非難をしてもはじまらない。

 

本人はオリンピックに参加できず残念かも知れないが、もともとアスリートとして能力が劣るのだから文句も云えまい。充分な能力があればわが国の出場候補になっていた筈だ。芸人としての姿は殆ど見たことがないので実力のほどは知らないが、わが国で今後、恒常的に芸能活動を続けるのは、ビザの問題もあるので難しいだろう。

 

 

 

 

思うに本人は相当な決意で移民となったに違いない。国籍はクラブのメンバーシップみたいな簡単なモノじゃないし、国家は運命共同体ゆえ、全国民に忠誠を誓わせ国防の義務を課す。当然ながら、猫さんはカンボジアのため、命を捨てる覚悟で国籍を得たのだと察する。

 

これからカンボジアでビジネスに励むのか、あるいは現地のクメール語で芸能活動を続けるのか、いかなる道に進もうと元日本人としての矜持を保ちつつ頑張って欲しい。自ら選んだ国家に貢献を果たし、さすがは日本人移民だとカンボジア政府や国民に認められるような、立派な生き方をして欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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