2012年04月02日

スーチー勝利でミャンマーの経済成長は確実だ!

ミャンマーの連邦議会補欠選挙でアウンサンスーチー女史率いる国民民主連盟(NLD)が躍進した。彼女自身も下院で議席を得て、その笑顔が報道された。ああ、久しぶりに見る顔だ。当たり前だが、以前よりちょっと年齢を感じさせる。でもどことなく漂う品の良さは変わらない。

 

スーチーさんが上品なのは特権階級の人だからだ。ヤンゴンの高級住宅街でアメリカ大使館に隣接している自宅は、庭で迷うような広大な屋敷だとか。日本の某ジャーナリストが軟禁状態の彼女に会おうと訪ねたら、宮殿みたいな造りで召使いがぞろぞろいて仰天したと聞く。軟禁なる言葉で、勝手に2DKで貧乏暮らしをしていると決めつけていたらしい。笑える話だ。

 

さて、スーチーさんが率いるNLDが勢いを増し、ビルマ軍事政府が民主化を認めれば、英米主導の厳しい経済制裁は必ず解除される。もともとビルマ政府がかっての英国による過酷な植民地支配を糾弾したから、懲らしめの意味合いで国際社会からつまはじきにされていただけだ。欧米への反旗を翻さなければ、ミャンマーが制裁を受ける然したる理由はない。

 

経済制裁下で貧困を極めたミャンマーは、90年代に入って苦し紛れに支那中共に支援を求めたが、相手はガラの悪い連中ゆえ、金融もビジネスも全て乗っ取られてしまった。気がつけば、支那なんぞに泣きつくのじゃなかったと云う現状だ。だからミャンマー政府も、このあたりで是非とも欧米との関係を修復して、支那の影響を弱めたい。何と云っても東南アジアの中央部に位置する国だ。アメリカ側も経済上、安全保障上、いつまでも支那の勝手にさせておく訳にはいかない。

 

 

 

 

建国の父、アウンサン将軍の娘ではあるが英国育ちで英国人のスーチーさんは、英国に逆らうなと自国の人間に説く人だ。長年、アメリカから有形無形の支援を受けている。ミャンマーの民族派にとっては我慢ならない人物だろうが、うまく使えば、自国に向け欧米資本がどんどん進出して、経済環境が好転するのは間違いない。成長のチャンスを呼び込む人だ。

 

ミャンマーの平均賃金はベトナムの3分の1くらいだと云われる。ビルマ独立に多大の貢献をしながら、欧米の経済制裁に歩調を合わせて積極的な支援は控えてきたわが国だが、環境の変化は見逃せない。日本企業が次に進出すべきはこの国かも知れない。

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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