2012年03月12日

被災地を嘲笑う男たちに復興の意志なし!

1年前、東日本大震災発生のニュースが国際社会を駆け巡った。荒れ狂う津波、押し流される建物や波間に漂う人々の映像は衝撃的だった。想像を絶する被害の甚大さに誰もが言葉を失った。壊れて煙を吐く福島第一原発想像の姿は、視る者に恐怖を与えた。千年に一度の天災を目のあたりにして、自然が持つ圧倒的な腕力に世界中が戦慄を覚えた。

 

しかし国土が破壊され多くの命が奪われても、日本の終焉を思う人は皆無だった。日本は大国であり強国だ。世界最大の債権国だ。優秀な頭脳、強靭な精神と卓越した技術力は折り紙つきだ。超高速で運転していた新幹線は全て震災発生と共に停止して無事故だった。そういう国なのだ。だから日本復興は確実だ。世界中の誰もがそう信じた。

 

海外の経済学者やジャーナリスト達は冷静に解説した。「これだけの天災に見舞われれば、普通の国なら復興資金が確保できないが、金持ち日本は全て自前でファイナンスできる。世界最強の産業力を誇る日本経済が現在直面している問題は、有り余る供給力に比較して、需要が乏しいことだ。だから震災特需で、全産業が早々に息を吹き返すだろう。耐震建築や津波対策のみならず、原発の安全面などに画期的な技術革新が生まれるのではないか。」

 

さらにこう付け加えた。「日本は震災復興を通じて長引くデフレを脱却し、再び力強い成長軌道を辿るだろう。災い転じて福と成すとはこのコトだ。日本の経済成長は、停滞するアメリカやヨーロッパ、アジア諸国にも好影響を与える。日本が機関車として、世界経済をリードする姿に期待しよう。」

 

さて振り返ってみると、こうした日本復活の予想はことごとく覆された。民主党政権は原発事故を大混乱させただけでなく、産業を支援すべき重要時期に、あろうことか原発を停止して故意に電力不足を引き起こした。驚いたことに特別国債や建設国債の発行で莫大な復興資金を用意する気もない。従って復興庁を作っても、ねちねちと予算を削ることに精を出す。瓦礫の処理すら国の主導を回避して、あのは野となれ山となれ状態だ。

 

 

 

 

なぜこうなったのか。簡単な話だ。実は民主党政府には、復興を果たす気など一切ないのだ。震災で苦しむ国民の姿を嘲笑い、被災地を踏みにじって平然としている。一気に日本の国力を低下させ、富を特亜を還流させようと悪巧みをはたらく。長年の恨みつらみを晴らすつもりか、「大震災をお祝います」と垂れ幕でも下げる心情なのだろう。

 

理論的に考えれば、復興需要でデフレ脱却も景気拡大も可能なのだ。わが国だからこそ、より安全でより豊かな国土建設が必ず実現できる。だから日本復活を予想した海外の経済学者やジャーナリストたちが間違っていたわけじゃない。まさか日本の政権中枢に反日活動家が巣食っているとは、彼らも想像がつかなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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