2012年01月26日

いっそ、社会保障制度をちゃらにする!

年金受給が始まる65歳まで定年延長を義務化すべく、政府が画策していると聞く。ふざけちゃいけない。誰をどう雇おうと、いつクビを切ろうと、お上が文句つける筋合いではない。企業はそれぞれ自由に経済活動している。高齢者を退職させてはいかん、などと云われてたまるか。これが企業側の本音だろう。

 

再雇用の義務化なんて如何にも馬鹿役人の考えそうなことだ。何しろ利潤を生む必要もなければ、市場の競争もない、ただ入ってくる税金を使うだけの役所だからこそ、経済の実情や効率を無視した議論が出来る。民間企業に一方的な負担を押し付ける。目的ははっきりしている。役所も全員65歳まで働きます、そう宣言したいだけだ。そりゃ金稼ぐ必要も無いお気楽な仕事だもの。いつまでも続けたいだろう。でも、そうはいくもんか。

 

こう云うと、じゃ定年後、65歳までの空白期間をどうしたらいいのだ、えええ、どうするのだ。眉間に皺を寄せて、こんな疑問を抱く向きもあるだろう。答える。勝手にすればいい。知ったこっちゃない。必死で働き口を探すもよし。貯金を取り崩すもよし。野宿するもよし。野垂れ死ぬもよし、だ。そんなもの個人の生き方であり、どういう運命を迎えようと自己責任だ。

 

似たような話で、民主党が提案している最低補償年金がある。収入のない高齢者、しかも生涯ただの一度も年金保険料を支払ったことのない在日外国人にまで、月々7万円くれてやろうと云う驚きの社会保障政策だ。何なのだ、この大盤振る舞いは。どうして年寄りだからと云う理由で、銭コを渡すのだ。そんな馬鹿げた話が財政的に成り立つわけないじゃないか。

 

こう云うと、じゃ収入もなく身寄りもなく孤独な老人の福祉はどうなるのだ。えええ、人権はどうするのだ。そう必死になる向きもあるだろう。もう一度答える。勝手にすればいい。知ったこっちゃない。にっちもさっちも行かなきゃ、くたばればいいじゃないか。最後の最後になって一文無しとなり日本政府に泣きつくような間抜けは、おのれの人生を振り返り、若き日の過ちを反省するしかないのだ。

 

 

 

 

いつの頃からか、福祉国家と名乗って金をばら撒くのが普通になり、貰って当たり前みたいなロクデナシが増えてしまった。いっそ社会保障制度など全部ちゃらにするのも一案だ。きっと社会保険庁や市役所の前で暴動を起こすような不届き者も出てくるだろうから、ドアをきっちり閉めて張り紙をしておけばいい。書くべき言葉はただひとつ。

 

「天は自ら助くる者を助く」

 

必要なのは、自助努力の精神だ。

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 税・社会保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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