何だか無茶苦茶な内閣改造だ。政権延命を目指すつもりらしいが、顔ぶれを見れば、こんな内閣が長く持つわけはないなと感じる。そもそも代表選挙で野田を支持した連中だけを選ぶ露骨な論功行賞で、まさに「お友達内閣」ではないか。これが安倍総理による組閣だったら、反日メディアから非難轟々だったろう。
しかも新閣僚は実力派とは程遠く、次々と失言やスキャンダルで大臣の座を追われそうだ。閣僚未経験の無名な年寄りなど論外だし、人民解放軍の爆弾女みたいな田中真紀子氏が文科相、在日朝鮮人の献金をうやむやに誤魔化した前原誠司が国家戦略担当相とは、まさにブラックジョークだ。
ふと気づけば、唯一保守派と目され、拉致被害家族からも絶大な信頼を得ていた松原拉致問題担当大臣兼国家公安委員長が更迭されている。もともとロクでもない内閣だったが、改造でさらにグレードダウンした感が拭えない。
聞けば、今回の人事は輿石幹事長が主導したとか。おいおい、この人どう見たって落ち武者だぞ。総選挙を控えて、非業の最期を遂げた戦国時代の亡霊が采配をふるうとは、さすが断末魔の政党だ。壊滅的な敗北で、全員が討ち死にする日は近い。うふふふ。民主党め、ざまあ見やがれと云いたい。