山口県の知事選で自民公明の推す山本繁太郎氏が圧勝した。開票率99.84%の時点で、得票数は252,420票。対抗馬の反原発派NPO法人代表、飯田哲也氏はたったの185,567票しかない。選挙前は反原発気運の盛り上がりで飯田氏が優勢だと伝えられた。マスメディアの報道は丸っきり嘘だった。蓋を開けてみれば、地道な政策を訴える常識派が、反原発の左巻きをあっさり叩きのめした。
本来、保守派と呼ばれる陣営であれば、原発の必要性を説くべきだったし、オスプレイ配備がわが国の防衛に如何に重要か選挙民を諭して欲しかった。ご時世とは云え今回の選挙で、保守派の山本氏までが原発建設計画の凍結やオスプレイ配備反対を唱えたのは残念だ。しかし安全性確認を最優先にせよと云う主張は理解できる。日本国家の安全保障政策をぶち壊そうとたくらむ狂気の左巻きとは違い、安全性さえ確認できれば計画の推進や配備受け入れを示唆するものだ。山本新知事を選出した山口県民の知性と愛国心を、一日本国民として称えたい。
ところで、近頃盛んな首相官邸前の反原発デモ。労組や極左団体の動員は赤や黄色の幟や旗で丸わかりなのに、一般市民がツイッターなどで集まった自然発生的なデモだと、嘘報道が繰り返される。偏向マスメディアは反原発ムードを盛り上げ、山口知事選も左翼が有利と印象操作するつもりだったに違いない。
日曜日の晩には20万人もの反原発派が国会議事堂を取り囲んだと云うが、警察発表は1万5千人。実際に見物した人によると僅か数千人とも云う。幾ら人数だけ水増ししたって、反原発ムードは世間に広がらない。学生運動を生き抜いた年寄りプロ市民や、反日根性丸出しの不逞外国人など、奇怪な連中がローソク抱えて夜の町を練り歩くのは薄気味が悪い。山口知事選の結果が結果ゆえ、まるでお通夜の行列みたいな光景だ。