2012年07月22日

職業野球を舐めるな!WBCはアマチュアで充分!

アメリカでWBC と聞いて何のことか判る人間は驚くほど少ない。普通ならWorld Boxing Councilだと思う。熱心な野球ファンをつかまえてあの世界一決定戦云々と説明すれば、思い出すかも知れないが、誰もが興味や関心を示す話題じゃない。World baseball Classicなどテレビもマイナーな局でしか放送しないし、新聞や雑誌が書き立てるわけでもない。野球のWBCって何だそれ?だ。

 

 

 

 

そもそも野球の世界で、国同士の対抗戦と云われてもピンと来ない。世界各地出身のスター選手達が活躍するMLBだ。選手の国籍や肌の色など無関係に、ファンは贔屓チームの選手たちを応援する。その上、秋のワールドシリーズでは世界一が決まる。実際には全米一だが、世界最高の実力を誇る30球団が半年間、凌ぎを削ってNo.1の座を勝ち取るのだ。ワールドチャンピオンが過剰な称号とは思えない。

 

つまり、充分に国際化された野球の世界で、各国代表チームの対抗戦をやったからと云って、それがどうしたと云う話なのだ。しかも3月と云えば、選手達にとってシーズン前の大事な調整時期だ。世界大会と名前だけ立派な余興でつまらない怪我でもしたら、球団にせよ選手にせよファンにせよ、これほどの失望はない。

 

もちろん前回、前々回のWBCで日本代表チームが優勝してくれてホントに嬉しかった。イチローの活躍に酔い、掲げられた日の丸に感激した。どんなスポーツであれ、わが国の優勝を見るのは誇らしい。しかしプロ野球はビジネスであって、記録と名誉が勝負のアマチュア大会とは性質が違う。半年に亘る興業で、連日、素晴らしい活躍を見せてこそのプロ選手だ。

 

来年のWBCは日本プロ野球の選手会が拒否していると聞いたが当然だ。スポンサー料を横取りされ、大した報酬も得られず、お祭りにかり出されるなんて詐欺被害に遭うようなものだ。テレビ局の視聴率稼ぎに協力を強要される謂れはない。巷では国の名誉を賭けて参加せよとの声もあるが、たかがオフシーズンの余興だ。筋を通してびしっと断り、自分の仕事を最優先にしてこその職業野球人だ。

 

じゃWBCはどうなるんだと心配する人達に云いたい。学生や社会人などアマチュア選手が参加すればいいじゃないか。あるいはマイナーから昇格出来ず、球団をいつクビになるか判らないプロ選手が出場してもいい。こうなると、たぶん優勝は不可能になるが、痛くも痒くもない。真の野球ファンとしては、WBCごときドサまわりの特別興業で一流選手が重荷を負わされるほうがもっと嫌だ。今日のダルビッシュみたいに、本シーズンでこそ活躍して欲しい。

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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