安倍総理の手を握る仲井眞知事が喜色満面だ。笑いたくなる気持ちもよく分る。3000億円もの振興予算が沖縄県の懐に転がり込んだのだ。県の人口は僅か140万、つまり赤ん坊や年寄りも含めて県民ひとりあたり24万円も獲得したことになる。日頃の仏頂面を忘れるのも当然だ。
しかし、笑うのは結構だが、知事としての仕事はしっかりやって貰いたい。本土から引っ越してきた左巻きプロ市民や、支那の工作員がうじゃうじゃいる沖縄県の特殊事情はよく分るが、いつまでも「基地は県外」なんて非現実的なセリフを吐くものじゃない。わが国の安全保障を確固たるものとすべく、さらに東アジアの平和と安定のため、沖縄県には軍事基地が必要だ。その旨、県民に理解を求めるのがあんたの仕事だ。
もちろん苦労に苦労を重ね、普天間基地の辺野古移転をまとめたのに、鳩山に全てをひっくり返された悔しさは忘れられないだろう。しかし民主党政権は二度と復活しない。これから長期に続くであろう安倍自民党政権と一致協力し、支那と国境を接する地域の代表者として、しっかり国の守りに貢献して欲しい。沖縄県が国防の要として存在感を示してくれるなら、口が裂けても、ゆすりたかりの名人なんて呼びはしない。
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