2013年01月31日

州議会も困ったか?無意味な慰安婦決議!?

全米国勢調査によると韓国系アメリカ人の人口は170万人に上る。その大半が90年代以降の新移民で、今でも韓国との繋がりが極めて強い。韓国系が集中して居住するニューヨークやロサンゼルスなどの地域で、彼らの選挙権と影響力を利用して、韓国政府が反日行動を激化させている。例えば、ニューヨーク州議会上院で採択された慰安婦問題の決議はその典型だ。決議書の原文はこちらを参照して欲しい。open.nysenate.gov/legislation/bill/J304-2013

 

決議文書J304-2013を翻訳するとこうなる。

 

「世界に『慰安婦』として知られる人々を追悼する、ニューヨーク州内の記念碑に関する立法府の決議は以下のとおり。

 

1930年代から第二次大戦に至る、日本のアジア太平洋地域の植民支配と戦時占領下で、約20万人の若い女性が強制的に従軍慰安婦制度に徴用されたこと;

 

2012年、6月16日、ニューヨーク州ウェストバリーのアイゼンハワー公園の復員軍人記念館にて、犠牲者の名誉を偲ぶ慰安婦の碑が設置されたこと;

 

米国内にて二番目にあたる同記念碑が、慰安婦が耐えた苦しみを象徴し、慰安婦制度における人道に対する罪を思い起こさせること;

 

ニューヨーク州内の記念碑は、歴史上の重大な出来事をより広く認知させるため設置されたと理解するのが、立法府の習わしであること;

 

国連の報告によれば、現在も世界中で240万人もの人々が人身売買の対象とされ、犠牲者の80%は性奴隷として搾取されていること;

 

以上の前提に立ち、次のとおり決議する。

 

本立法府は、世界に『慰安婦』として知られる人々を追悼する、ニューヨーク州内の碑を記念すべきか、審議を差し控える。

 

本決議の写しを公式文書として、韓国系米人公報委員会、カフェンバーグホロコースト支援センター、韓国系米人「市民の権利拡大」団体に送付する。」

 

但し、本文をご覧になればお判りのとおり、決議のひとつめは、

 

that this Legistlative Body pause in its deliberations to memoraialize a Memorial Monument in the State of New York・・・・

 

と綴られており、pause in its deliberation は「審議を止める」と云う意味だけでなく、to memoraialize a Memorial Monument との繋がりで「記念碑を偲び、審議において沈黙する」と云うニュアンスも醸し出す言葉だ。

 

察するに、韓国系米人団体がホロコースト支援団体も巻き込み、ニューヨーク州に設置した慰安婦の碑を大々的に宣伝しようと、何らかの対日非難決議を求めて州議会に捻じ込んだのではないか。困った州議会は韓国人団体の主張を取り入れつつも、曖昧な表現で文書を纏めて一件落着にしたかったように思えてならない。実際、この決議は何を目的にしているか意味不明だし、従軍慰安婦制度や植民地支配などの表現は兎も角、日本に対する非難の言葉はどこにもない。

 

 

 

 

それにしても、州議会にこんな無意味な決議書を出させるなんて、韓国系米人の反日運動は迷惑千万な話だ。しかも、新移民が流入する以上、運動はさらに燃え広がる怖れがある。従い今こそ、米国をはじめ世界に誤解を与える河野談話を完全に否定し、慰安婦が軍人相手の高級売春婦であった事実を拡散しなければならない。日本政府は広報宣伝により予算をかけるべきだ。これは情報戦なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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