公明党の山口代表の媚中発言に仰天した。尖閣諸島の棚上げとは何たる非常識な見解か。今から30年以上も前、ケ小平が尖閣を棚上げにしようと云ったのは、日支間の軍事バランスを逆転させるための騙まし討ちだ。事実、近年、軍事力を拡充した途端、沖縄侵略の挑発をはじめた。ここでわが国の与党から棚上げを再提案したら、敵の思う壺ではないか。
さらに不測の事態を招かねないから、スクランブルを止めちまえ、とは何だ。敵の侵略に対し、国防軍(自衛隊)の優秀な航空兵たちが命を駆けてわが領空を守っている最中だ。危ないから止めろって、子供の遊びじゃないのだ。そんなに安全が気になるなら、勝手に南無妙法蓮華経でも唱えて無事を祈れ。
聞くところ、今回、手ぶらで支那に行くのもカッコ悪いので、安倍首相にお願いして、中共政府宛の親書を預からせて貰ったそうだ。手紙自体に大した意味はなくとも、表面上は総理の使いみたいな立場だ。その役目を忘れ、政府見解とは真逆のコメントを垂れ流す異常さに呆れる。こんなヘンな政党が連立与党で、わが国は大丈夫かと不安になる。
それに、共産党独裁の支那は信教の自由なんぞ一切認めない野蛮な国だ。健康体操の親戚みたいな法輪功でさえ弾圧の対象で、信者を逮捕しては惨いリンチを繰り返す。いやしくも宗教政党の代表者が、果たして支那なんぞに擦り寄っていいものなのか。いやいや、法華経より支那中共の方が余程ご利益が多いのだ、なんて開き直られても困る。
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