2013年01月19日

暴力的な大阪の風土に、橋下市長が怒った!

当ブログで先週、「体罰厳禁!アントニオ猪木にハグして欲しい」と云う記事を書いた。自殺した高校生が気の毒でならず、体罰は止めろ、おかしな根性論や暴力を賛美するな、と主張した。猪木さんには、ビンタごっこで暴力礼賛の風潮を助長することなく、むしろファンを抱きしめるべきと述べた。

 

ところが皆さんから頂いたコメントに驚いた。体罰は悪くない、と感じる方が意外にも結構いるのだ。もちろん若者の死に対して誰もが悲しみを共有し、問題教師の過度な暴力は多くの人が認めている。しかし、30〜40回もビンタを喰らわせる気違いは例外中の例外であり、教育的指導には体罰も含まれると考えるらしい。

 

何事も考え方は人それぞれだ。教育論は人によって違う。家庭によって教育方針が違うから、個性も生まれるのだ。体罰が必要と思うなら、自分の子供を叩けばいい。言葉の判らぬ幼児の場合、お尻ぺんぺんで大事なルールを諭すのも頷ける。

 

しかし、どう考えても、言葉を理解し論理的に思考出来る、自我の発達した若者に対し、教師が立場を利用して暴力をふるうのは犯罪だろう。身体に痛みや苦しみを与える方法で、何かを教え諭すなんて狂っている。まるで無理ヘンに拳骨と書いて、土俵の上でリンチ殺人する相撲部屋ではないか。

 

そもそも暴力をふるったり、ふるわれたりするウチに、理性がどこかにぶっ飛んで、火事場の馬鹿力と呼ぶ超人的能力が発揮されると信じ込むのは愚か過ぎる。素行が悪い生徒に反省を促すなら、停学や退学などの措置もあるし、犯罪性があれば、子供でも警察に突き出せばいい。

 

愛情豊かな教師が涙を流しながら殴れば、子供達が真人間になって改心したり、士気が高まってチームが強くなるのは、ドラマの世界に描かれる絵空事だ。残念なことだが、愛情豊かな教師よりも、生徒相手に変態的なエゴを満たそうとする狂師のほうが多いのが現実の世界だ。

 

 

 

 

さて、橋下市長が問題の発生した高校の入試を中止したり、「生きているだけで丸儲け」と誤解を招きそうな発言をしたりで非難を浴びているが、どうやらご本人は腹の底から真剣に怒っているようだ。正義の怒りは、体罰を当然視する学校関係者や父兄のみならず、角田美代子事件に見られるような過激な暴力を容認する関西独特の風土に向けられているように感じる。

 

大阪に生まれ育った橋下氏だからこそ、地元の問題の本質がはっきりと判るのだろう。理不尽な暴力の蔓延する後進性や特殊性を排し、大阪市を甦らせるのは、たぶんこの人をおいて他にない。当面は国政進出などと云わず、先ずは大阪市の教育正常化に向け頑張って欲しい。大阪再生はいずれ日本再生にきっと繋がる。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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