民主くん、首つり自殺 「未来の党」結成が引き金?
経産新聞2012年11月30日配信
民主党のマスコット、民主くん氏(年齢不肖)が30日午後、党本部の物置で首をつった状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。遺書が発見されたことから、警視庁は自殺を図ったとみて調べている。
関係者によれば、選挙民に見放された以上、衆院選における民主党惨敗は当然の事と、淡々とした表情だった民主くん氏の様子が一変したのは、「日本未来の党」が結成された数日前。報道を見た同氏は「また、小沢氏は同じ手で国民を騙すのか」と、がっくり肩を落としていたと云う。
「国民の皆様へ」と題した遺書には、民主党政権の売国政策について反省の言葉が並び、「すべての日本国民に対しお詫びします。ごめんなさい。」と述べている。また、文末は「民主党に騙されただけで充分です。未来の党に騙されないで下さい」と結んでいる。
民主党政権誕生に貢献した民主くん氏にとって、その後の政治の混迷による国民の疲弊が精神的な負担になっていたことは間違いない。それだけに終焉を迎えた筈の民主党政治が、小沢氏の「日本未来の党」により「劣化版」として継承される可能性に、大きな衝撃を受けたものと思われる。
突然の悲報に民主党幹部は「信じられない。なぜだ」と絶句、事実を受け止められず呆然とするばかりだった。駆けつけた報道陣で騒然とした雰囲気の中、悲しみにくれ、すすり泣く多くの職員たちの姿がみられた。