福島原発事故発生時に様々なデマが飛んだが、北半球をふっ飛ばす核爆発もなければ、太平洋を全滅させる汚染もなかった。ばたばたと住民や家畜が倒れる健康被害も出なかった。この現実に、放射能ヒステリー症状で発狂寸前だった人々も冷静さになった。今や「反原発」と聞いて、そうだそうだと賛同する人間は少ない。朝鮮半島伝来のリズムで鐘や太鼓を叩きつつ、再稼動反対で練り歩く薄ら馬鹿共は、嫌悪や軽蔑の対象だ。
幾ら何でも、安定供給可能で安価、しかも40年以上も無事故で運転されてきた原発を全部即時停止されて堪るか。不安定で高価な代替電力で、日本経済の屋台骨をぶち壊されちゃ困る。豊かな文明生活を否定する気か、コノヤロー!こう考えるのが一般の日本国民だ。だからこそ全国各地の首長選で、原発推進派か原発容認派が次々と勝利し、反原発を掲げたプロ市民崩れは敗北を重ねた。
ここで反原発派が普通の神経なら、無闇な反対論は意味がないと反省するが、左翼の脳は構造が違う。現実的な安全管理手法や代替エネルギー政策を検討、提言するこもとなく、「反原発」を「脱原発」と呼び変え、徐々に原発離れをするイメージを醸し出して誤魔化すことにした。急激な「反原発」には抵抗があるだろうから、時間をかけて原発依存から脱却しましょうね、と云うレトリックだ。
ところが、これでも世間は納得しない。当たり前だ。何が依存からの脱却だ。原発は煙草でも、麻薬でもない。わが国の誇る高度な科学技術の粋であり、世界に幸せをもたらすエネルギー源ではないか。こう云われるとつらい左翼は、またまた表現を変えた。今度は「卒原発」だ。段階的に原発を減らして最後は卒業しましょうね、と云う意味らしい。じゃ「脱原発」とどこが違うかと問えば、「卒原発派」にもわからないだろう。
さて、その「卒原発」を看板にして「日本未来の党」が発足した。他に何ら政策提言はないし、とにかく原発停止による日本の国力低下と、反作用として支那や朝鮮の権益拡大を狙うだけの政党に違いない。第三極のBグループなどとおかしな呼び方をするが、何のことはない。元民主党の顔ぶればかりだ。と思ってよく見れば、えええ!代表の嘉田知事って小沢一郎本人ではないか。
詐欺師は何度でも人を騙す。甘い言葉で票を集めて、あとで地獄の苦しみをもたらす。善良な国民は、嘘つき小沢一郎の女装姿なんぞに騙されちゃいけない。「卒原発」に憧れを抱き、ふらふらと一票を投じるようなら、あなたも恥ずかしき放射脳だ。参考までに脳の断面図を再掲載する。