2012年11月03日

米大統領選直前予想!ロムニー勝利か!

大統領選挙を目前に控え、オバマvsロムニーの中傷合戦が激しい。でも、だからって、僅か4歳の少女がおいおい泣きじゃくるワケないだろ。ガキんちょの目線の先にあるのは、熊のぬいぐるみか、おやつのキャンディくらいなものだ。Youtubeで話題のアビーちゃんを見て共感する人々の気が知れない。無邪気な子供を使ってつまらない動画を作るなよと思う。 

 

 

 

 

さて、その大統領選の結果を予想したい。ズバリ云おう。今回の選挙はロムニー氏の勝ちだ。理由は三つある。

 

ひとつ目、オバマ氏にはかってのオーラがない。4年前に全身から発していたオーラがすっかり消えてしまった。スマートで爽やかな弁舌と優しい笑顔が特徴だった大統領は、白髪で顔色の悪い、疲れきった貧相な中年男になった。自慢のスピーチも、プロンプターがないと精彩を欠くし、如何にも頼りない雰囲気だ。

 

おいおい、見た目で何がわかる、と不満を感じる向きもあろうが、アメリカ大統領たる者にはそれなりのオーラが必要だ。その点でロムニー氏のほうがマシだ。何やら全身を包む光が明るい。

 

ふたつ目、大統領たる者、何があろうと経済をよくしなければならない。安全保障や外交や福祉など重要な仕事はいろいろあるが、殆どの選挙民にとって経済の善し悪しが大統領の成績だ。株主に配当で報い、社員とその家族をしっかり食わせないと、社長業が務まらないのと同じだ。この点で、オバマさんの評判は芳しくない。

 

もちろん世界を覆う金融不況がオバマさんの責任だとは誰も思わない。しかし如何なる状況であれ、自分たちの生活を豊かにしない大統領は失格なのだ。ロムニーさんの実行力は未知数だが、新政権に希望を託したいと考える人は予想以上に多い。

 

三つ目、今回の選挙戦はネガティブキャンペーンのぶつかりあいだ。何だか今までの選挙以上に嫌らしさがある。たぶん、政治の舵取りが難しい環境ゆえ、夢のような政策を打ち出すより、相手の弱点を突くほうが手っ取り早いからだろう。互いに指を突きつけて、悪口の言い合いだ。

 

こうなると圧倒的に優位だった筈の現職が逆に不利になる。なぜならオバマ大統領に対する悪口は常に現実を想起させるが、実績のない反対候補への批判は仮定の話に過ぎないからだ。ああ、アレは確かにマズかったよねと云う大統領と、もしや悪いのかなと云う候補者の比較なら、後者が有利だ。

 

 

 

 

以上、勝手ながらロムニー勝利説を披露した。わずか数日後に投開票があるので、当たればなるほど、さすがだと納得してもらえるが、外れれば赤っ恥だ。満天下に恥を晒して、4歳児みたいにおいおい泣くかも知れないので、その時は優しく慰めて欲しい。こんなものは当たるも八卦、当たらぬも八卦だ。

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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