菅官房長官は地味だけど、なかなかやる男だ。靖国神社への首相の真榊奉納や閣僚の参拝に反発して、韓国の外相が訪日会談のキャンセルすると伝えるや、「会談をやるもやらないも、何も決まってはいなかった」とあっさり肩透かしを喰らわせた。爆笑しちゃうではないか。間の抜けたイチャモンつけんじゃねえよ、と云う官房長官の気骨が読み取れる。
そう、それでいい。支那や南北朝鮮のごときチンピラ国家がつける言い掛かりに、いちいちマトモに反応するから話がややこしくなるのだ。神の存在を否定する共産主義国家や、妄想に狂ってわが国を逆恨みする精神異常国家の反発や抗議に、外交的配慮もへったくれもあるものか。反論も弁明も必要ない。筋違いな内政干渉は断固無視すべきだ。
それにしても安倍総理はなぜ靖国神社参拝を躊躇うのか。全国民の代表であればこそ、国会議員の先頭に立って英霊に祈って当然ではないか。つい先日、皇軍兵士の遺骨が眠る硫黄島の滑走路に跪く総理の姿を見て、思わず落涙した国民も多い筈だ。その英霊たちを祀る聖地が靖国神社だ。迷わず参拝してくれないと、こちらまで肩透かしを喰らわされた気分になってしまう。