JR東海の「そうだ京都、行こう」は珠玉のキャッチコピーだ。お洒落な文章を添えた、季節感溢れる観光名所のポスターを目にすると、京都行き新幹線に飛び乗りたくなる。とびきり美しい町を散策し、日本の伝統文化に触れたくなる。「そうだ京都、行こう」と、ホントにつぶやいてしまう。
でも、わくわくしながら京都駅に着いた途端、糞小便を垂れ流す浮浪者に出会ったら、どんなに幻滅するだろう。新幹線のホームを出たら、そこがホームレスの住処だなんて、まるで悪い冗談だ。20日付産経新聞の記事「『京都』玄関口で排泄物垂れ流し、異常なのに人権で動かぬ市」は、人迷惑な浮浪者の実態と、問題を放置する京都市の狂いっぷりを報じている。
浮浪者には気の毒だが、駅構内で勝手に暮らすのは犯罪だ。さらに公の場で排泄に及ぶのはテロ行為だ。なぜ警察が実力排除しないのか。無駄な抵抗をするなら、文字通り蹴り出せばいいではないか。浮浪者は昔から河原とか山の中とか、人里離れた僻地で細々と暮らすものと相場は決まっていた。世界的観光地の玄関口で暮らすなんて、調子に乗り過ぎだ。
もちろん何もかも、「人権」を楯に動かない京都市役所が悪い。共産主義のはびこる腐った京都市とは云え、浮浪者をのさばらせて何が人権擁護だ。公序良俗に反する連中を野放しにすれば、逆に善良な一般市民や観光客に対する人権侵害を生む。京都の美観や秩序を守るため、直ちに警察を呼んで浮浪者を排除せよ。市の福祉課が何か仕事をしたいなら、収容所でも作るがいい。
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