ついに生まれ変わった日銀が動き出した。侍、黒田が剣を抜いた。予想を遥かに上回る金融緩和策を発表して、世界をあっと云わせた。海の彼方から、日本が漸くその気になってくれたかと喜びの声が聞こえる。国際社会はわが国が世界経済にとっての機関車になる筈と、大いに期待しているのだ。
白川ぬらりひょんの金融緩和は小手先の誤摩化しだった。償還期限の近い短期国債を買い入れただけの偽装緩和ゆえ、金融のプロに嘘をあっさり見抜かれ、円高を招いてデフレを深刻化させた。その旧来路線をぶった斬り、180度方向転換した黒田総裁の決断を高く評価したい。長期国際の買入れは米連銀や英国銀行もやっている正しいデフレ回避策だ。
日銀の側面支援を受けて、アベノミクスによる経済効果が花開く。ぐんぐん上昇する株価が、国民の、いや世界の人々の頬を緩ませる。経済鎖国を主張する国家社会主義者なんてお呼びじゃないのだ。正しい金融・経済政策と構造改革、貿易自由化と市場競争の活発化が、われわれの生活を豊かにする。
もちろん、円安は困るアル!不当な為替操作ニダ!と支那や韓国は発狂するだろうが、知ったこっちゃない。特にパク徳政令やウィンドウズ海賊版によるシステムダウンなど、末期症状を呈している韓国にとって、円安は致命的な痛手とは思うが、これまで3年半、民主党政権の円高政策の影で、過度なウオン安を誘導してきたツケが回ってきただけだ。ざまあ見ろ、と云う他ない。
【関連する記事】